• 使用を開始する
  • 関連ドキュメント

Jira Cloud の高度な検索とは

詳細検索では、Jira クエリ言語 (JQL) によって構造的なクエリを作成して、課題を検索できます。クイック検索や基本検索では定義できない条件を指定できます。たとえば、課題を検索する際に、JQL で ORDER BY 句を使用できます。JQL では重要なプロジェクトの洞察を得られるほか、課題だけでなくプロジェクトの重要な情報を見つけるのに役立ちます。

複雑な検索条件が不要な場合は、クイック検索をお試しください。

JQL は SQL に似た構文を使用しますが、データベース クエリ言語ではありません。詳細検索では、課題を見つけるためにクエリを使用できます。クエリは、フィールド、演算子、値などの一連の要素またはパーツをつなぎ合わせて構造を形成したものです。JQL クエリの構築に関する詳細をご確認ください

JQL を使用すると、プロジェクト「Assassin's guild」で次のすべての課題を検索できます。

  • テキスト フィールドに「weaponry」と入力されていて、

  • 作成日に応じた昇順または降順での表示

モード、展開/折りたたみ、構文ヘルプ、オートコンプリート、行番号を表示する JQL エディター
  1. 基本JQL を切り替える

  2. JQL エディター

  3. エディターを展開する/折りたたむ

  4. 構文ヘルプ

  5. [検索] ボタン

  6. JQL クエリが 1 行よりも長い場合の行番号

  7. コンテキストに基づくオートコンプリート提案

JQL クエリで詳細検索を実行する

構文を利用した詳細検索または JQL は、プロジェクトから特定の情報を取得するための強力なツールです。JQL クエリの構築に関する詳細をご確認ください。

詳細検索または JQL で課題を見つけるには、次の手順に従います。

  1. ナビゲーション バーで [検索 🔍] を選択します (またはキーボードで / を押します)。もしくは、ナビゲーション バーの [フィルター] を選択します。

  2. [すべての課題を表示] を選択します。

    • 詳細検索ではなく基本検索が表示されている場合は、[JQL] (🔍 アイコンの横) を選択します。詳細検索または JQL 検索がすでに有効である場合は、基本検索に切り替えるオプションが表示されます。

  3. JQL クエリを入力します。

  4. Enter キーを押すか 🔍 を選択して、クエリを実行します。検索結果は、JQL クエリの条件に基づいて表示されます。

Jira は、クエリのコンテキストに基づいたオートコンプリートの候補のリストを表示します。オートコンプリート候補はアルファベット順に最初の 15 件のみを表示するため、探しているものが候補に表示されない場合はさらに文字を追加する必要がある場合があります。

JQL クエリを構築する

JQL クエリの構築方法を学んで、詳細検索を最大限に活用しましょう。シンプルな JQL クエリ (「句」とも呼ばれる) は、フィールドと、それに続く演算子、1 つ以上のまたは関数で構成されます。

 

説明

フィールド

JQL におけるフィールドとは、Jira フィールド (または Jira で定義済みのカスタム フィールド) のことを指します。フィールドを使用した高度な検索の詳細をご確認ください

演算子

JQL における演算子とは、その左側に記載されるフィールドと右側に記載される 1 つ以上の値 (または関数) を比較する、1 文字以上の記号または文字です。この句で真となる結果のみが返されます。一部の演算子では NOT キーワードを利用できます。演算子を使用した高度な検索の詳細をご確認ください

キーワード

JQL のキーワードは、次のいずれかを行う単語または語句です。

  • 2 つ以上の句を結合して複雑な JQL クエリを形成する

  • 1 つ以上の句のロジックを変更する

  • 演算子のロジックを変更する

  • JQL クエリ内に明確な定義がある

  • JQL クエリの結果を変更する特定の関数を実行する

キーワードを使用した高度な検索の詳細をご確認ください

関数

JQL における関数とは、言葉に丸括弧が続くもので、1 つ以上の値や Jira フィールドを含むことがあります。

関数は特定の Jira データまたは関数内のコンテンツの計算を実行し、関数または関数を利用する句では真となる結果のみを取得します。

関数を使用した高度な検索の詳細をご確認ください

例:

1 project = "TEST"

このクエリは "TEST" プロジェクトのすべての課題を検索します。この JQL は "project" フィールドと、EQUALS 演算子と、"TEST" というを利用しています。

より複雑なクエリには以下のようなものがあります。

1 project = "TEST" AND assignee = currentuser()

このクエリは "TEST" プロジェクトの中で、現在ログインしているユーザーが担当者である課題を検索します。この JQL は "project" フィールド、EQUALS 演算子、"TEST", というに加えて、"AND" キーワードと "currentuser()" 関数で構成されます。

演算子の優先順位を設定する

複雑な JQL で優先順位を設定したいときには丸括弧を使用できます。

例えば、'Sysadmin' プロジェクトのすべての解決済み課題と、システム管理者 (ユーザー名は bobsmith) に割り当てられたすべての課題 (ステータスとプロジェクトは問わない) を検索する場合、以下のように括弧を使用して boolean 演算子の優先順位を設定します。

1 (status=resolved AND project=SysAdmin) OR assignee=bobsmith

括弧を使用しない場合、ステートメントは左から右に評価されます。

句をグループ化するために丸括弧を使うこともできます。これは NOT 演算子を使うときなどに利用します。

制限されている言葉および文字

特殊文字

一般に、+ . , * / % ^ $ # @ [ ]などの英数字以外の文字は、検索用のインデックスが作成されず、クエリで無視されます。例外には、メール アドレスと URL が含まれます。

クエリを作成する際は、特殊文字やスペースでフレーズを一重引用符'または二重引用符"で囲むようにしてください (例: field ~ "email@atlassian.com")。また、一部の文字では 2 つのバックスラッシュ \\ を付ける必要がある場合があります (例: field ~ "\\(text")。

予約語

また、JQL には予約語のリストが用意されています。これらの単語をクエリで使用する場合は、引用符 (一重または二重) で囲む必要があります。

"a", "an", "abort", "access", "add", "after", "alias", "all", "alter", "and", "any", "are", "as", "asc", "at", "audit", "avg", "be", "before", "begin", "between", "boolean", "break", "but", "by", "byte", "catch", "cf", "char", "character", "check", "checkpoint", "collate", "collation", "column", "commit", "connect", "continue", "count", "create", "current", "date", "decimal", "declare", "decrement", "default", "defaults", "define", "delete", "delimiter", "desc", "difference", "distinct", "divide", "do", "double", "drop", "else", "empty", "encoding", "end", "equals", "escape", "exclusive", "exec", "execute", "exists", "explain", "false", "fetch", "file", "field", "first", "float", "for", "from", "function", "go", "goto", "grant", "greater", "group", "having", "identified", "if", "immediate", "in", "increment", "index", "initial", "inner", "inout", "input", "insert", "int", "integer", "intersect", "intersection", "into", "is", "isempty", "isnull", "it", "join", "last", "left", "less", "like", "limit", "lock", "long", "max", "min", "minus", "mode", "modify", "modulo", "more", "multiply", "next", "no", "noaudit", "not", "notin", "nowait", "null", "number", "object", "of", "on", "option", "or", "order", "outer", "output", "power", "previous", "prior", "privileges", "public", "raise", "raw", "remainder", "rename", "resource", "return", "returns", "revoke", "right", "row", "rowid", "rownum", "rows", "select", "session", "set", "share", "size", "sqrt", "start", "strict", "string", "subtract", "such", "sum", "synonym", "table", "that", "the", "their", "then", "there", "these", "they", "this", "to", "trans", "transaction", "trigger", "true", "uid", "union", "unique", "update", "user", "validate", "values&q