Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
メトリック値に関するアラート ルールの場合、指定されたメトリックの値が割り当てられたしきい値を超えると、アラート ルールがアクティブになり、通知が送信されます。イベントに関するアラート ルールの場合、ルールはすべてのイベントについて、または特定の数のイベントが発生した場合にのみ、通知を送信できます。
Azure Event Hubs ではメトリックに基づいてアラートを生成できます。Jira Service Management は、Azure によって生成されたアラートのディスパッチャーとして機能します。Jira Service Management では、オンコール スケジュールとエスカレーションに基づいて通知すべきユーザーを決定し、メール、テキスト メッセージ (SMS)、電話、Android や iOS のプッシュ通知による通知を行います。
Jira Service Management では新しい Azure メトリック アラートもサポートされています。Azure の新しいメトリック アラートでは、新しい Azure ペイロードに新しいフィールドが追加されています。そのため、これらをサポートするように統合を設定できます。詳細については「Azure Monitor のメトリック アラートでサポートされているリソース - Azure Monitor」をご確認ください。
Azure Event Hubs でアラートが作成されると、統合を通じて Jira Service Management でアラートが自動的に作成されます。
Azure Event Hubs は API ベースの統合です。設定は次の手順で行います。
Jira Service Management で Azure Event Hubs 統合を追加する
Azure Event Hubs で統合を設定する
双方向統合は Free プランと Standard プランではサポートされていません。他のすべての統合は Free と Standard でチーム レベルでサポートされています。ただし、送信統合を機能させるには、上位のプランにアップグレードする必要があります。Settings (歯車アイコン) > Products (Jira 設定の下) > OPERATIONS からサイト レベルで統合を追加できるのは、Premium プランと Enterprise プランのみです。
統合をチームの運用ページから追加すると、そのチームが統合の所有者になります。つまり、Jira Service Management は、この統合を通じて受信したアラートをチームにのみ割り当てます。
Jira Service Management で Azure Event Hubs 統合を追加するには、次の手順を実行します。
チームのオペレーション ページに移動します。
左側のナビゲーション パネルで、[統合]、[統合を追加] の順に選択します。
検索を実行して「Azure Event Hubs」を選択します。
次の画面で、統合の名前を入力します。
オプション: 特定のチームが統合からのアラートを受信するようにする場合は、[Assignee team (担当者チーム)] のチームを選択します。
[続行] を選択します。
この時点で、統合が保存されます。
[統合を設定する手順] セクションを展開して、ご利用のアカウント用に生成された統合 URL をコピーします。
この URL は、後ほど Azure で統合を設定する際に使用します。
[統合をオンにする] を選択します。
統合のために作成したルールは、統合をオンにした場合にのみ機能します。
Azure Event Hubs で統合を設定するには、次の手順を実行します。
Azure ポータルで「Events Hubs」ページにアクセスします。
アラートの追加先となるイベント ハブの名前スペースを参照します。
[監視] セクションで [アラート] を選択します。
[アクション グループ] タブに移動します。
[作成] を選択して新しいアクション グループを作成します。
アクションを追加する際は、アクション タイプに [Webhook] を選択します。
さきほど Jira Service Management からコピーした統合 URL を [URI] に貼り付けます。
必要に応じて、共通のアラート スキーマを有効にします。
変更を保存します。
[アラート ルール] タブに移動します。
ルールを作成するか、既存のルールを編集します。
アラートをフィルタリングするための条件を追加します。
[アクション グループ] セクションで、ステップ 5 で作成した Webhook アクション グループを追加します。
変更を保存します。
アラート ペイロード (JSON 形式) を作成する
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