リクエスト タイプと作業タイプの違い
Jira Service Management の各リクエスト タイプは、1 つの作業タイプに関連付けられます。作業タイプが作業タイプの基本設定 (ワークフローやフィールドなど) を管理するのに対して、リクエスト タイプは作業タイプの特定の設定 (命名、ポータルのカスタマイズ、作業カテゴリなど) を管理します。
1 つの作業タイプを複数の異なるリクエスト タイプで使用できます。たとえば、「購入」作業タイプは、「新規ハードウェアのリクエスト」と「新規ソフトウェアのリクエスト」の両方のリクエスト タイプで使用できます。
ただし、1 つのリクエスト タイプは一度に 1 つの作業タイプにのみ関連付けることができます。たとえば、「新規ソフトウェアのリクエスト」リクエスト タイプでは、「購入」作業タイプと別の作業タイプのいずれかを使用できますが、両方は使用できません。
リクエストタイプ
リクエスト タイプとは、「IT のサポートを受ける」や「新しいアカウントをリクエストする」など、サービス プロジェクトで登録されるリクエストのタイプのことです。リクエスト タイプによって、カスタマーはリクエストを送信するための適切な場所に誘導されます。Jira Service Management が提供する既定のセットに加えて独自のリクエスト タイプを作成し、それらをカスタムのポータル グループにまとめると、カスタマーがリクエストに必要なリクエスト タイプを見つけやすくなります。
リクエスト タイプを顧客にわかりやすい言葉で表現すると、顧客は必要なサービスやリクエストの種類をすぐに特定できます。リクエスト タイプの設定の詳細をご確認ください。
顧客のリクエストは、リクエスト タイプごとにプロジェクト ナビゲーション サイドバーの正しいキューに自動的に分類されます。作業カテゴリを有効にしている場合、サービス リクエスト タイプはサービス リクエストに分類され、インシデント リクエスト タイプはインシデントに分類されます。また、作業カテゴリはリクエストに専門的な機能を提供します。作業カテゴリの詳細をご確認ください。
リクエスト タイプを使用せずに作業項目を作成した場合、リクエストには Jira Service Management のすべての機能に対するアクセス権は付与されません。作業タイプのみが指定された作業項目はキューに表示されます。
リクエスト タイプのフィールドは、作業タイプから直接取得されます。リクエスト タイプの作業タイプは、接続先の作業項目と同じでなければなりません。作業項目の作業タイプを変更する場合は、それに合わせてリクエスト タイプも更新する必要があります。作業タイプとリクエスト タイプの接続についての詳細をご確認ください。
リクエスト タイプを設定するときは、ポータルでカスタマーに表示されないフィールドを含めながら、同時にチームが作業項目を解決するためにそれらのフィールドを利用できるように設定できます。一部のフィールドは作業項目でのみ使用できますが、リクエスト フォームでは使用できません。リクエスト タイプの設定に関する詳細をご確認ください。
作業タイプ
作業タイプは、ワークフローやフィールドなど、作業項目の基本設定を管理します。各作業タイプは 1 つの特定のワークフローにマッピングされますが、サービス プロジェクトで利用可能なフィールドにもアクセスできます。作業タイプにフィールドを追加すると、その作業タイプを持つすべての作業項目が、作業項目でそのフィールドを使用できるようになります。
Jira Service Management の管理者は、サービス プロジェクトに対して作業タイプを追加または削除して、エージェントが行うさまざまなタイプの作業を表すことができます。それぞれの Jira 製品には、プロジェクトやチームのニーズに適した既定の作業タイプが付属しています。必要に応じて、作業タイプをチームの作業方法に合わせてカスタマイズできます。
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