Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
Jira Service Management は、BMC FootPrints との強力な双方向統合を提供します。BMC FootPrints で新しいインシデントまたは課題が作成されると、インシデントに関する詳しい情報を含む、対応する Jira Service Management アラートが自動で作成されます。Jira Service Management には、オンコール ローテーション、スケジューリング機能、アラート エスカレーションを含む充実した通知が用意されているため、BMC FootPrints を利用されているお客様は最高クラスのインシデント管理を実現できます。
BMC FootPrints v11 でインシデントが作成されると、Jira Service Management でアラートが作成されます。
BMC FootPrints v11 でインシデントが更新されると、Jira Service Management でアラートにメモが追加されます。
BMC FootPrints v11 でインシデントが解決されると、Jira Service Management でアラートがクローズされます。
BMC FootPrints v11 で問題が作成されると、Jira Service Management でアラートが作成されます。
BMC FootPrints v11 で問題が更新されると、Jira Service Management でアラートにメモが追加されます。
BMC FootPrints v11 で問題が解決されると、Jira Service Management でアラートがクローズされます。
Jira Service Management でアラートが作成されると、BMC FootPrints v11 でインシデントまたは問題が作成されます。
Jira Service Management でアラートにメモが追加されると、BMC FootPrints v11 でインシデントまたは問題が更新されます。
Jira Service Management でアラートの優先度が変更されると、インシデントまたは問題の優先度が BMC FootPrints v11 で更新されます。
Jira Service Management でアラートがクローズされると、BMC FootPrints v11 でインシデントまたは問題が解決されます。
BMC FootPrints v11 は双方向の統合です。設定は次の手順で行います。
Jira Service Management で BMC FootPrints v11 統合を追加する
BMC FootPrints v11 で統合を設定する
双方向統合は Free プランと Standard プランではサポートされていません。他のすべての統合は Free と Standard でチーム レベルでサポートされています。ただし、送信統合を機能させるには、上位のプランにアップグレードする必要があります。Settings (歯車アイコン) > Products (Jira 設定の下) > OPERATIONS からサイト レベルで統合を追加できるのは、Premium プランと Enterprise プランのみです。
統合をチームの運用ページから追加すると、そのチームが統合の所有者になります。つまり、Jira Service Management は、この統合を通じて受信したアラートをチームにのみ割り当てます。
Jira Service Management で BMC FootPrints v11 統合を追加するには、以下の手順を実行します。
チームの運用ページに移動します。
左側のナビゲーション パネルで、[統合]、[統合を追加] の順に選択します。
検索を実行して「BMC FootPrints v11」を選択します。
次の画面で、統合の名前を入力します。
オプション: 特定のチームが統合からのアラートを受信するようにする場合は、[Assignee team (担当者チーム)] のチームを選択します。
[続行] を選択します。
この時点で、統合が保存されます。
[統合を設定する手順] セクションを展開して、API URL をコピーします。
このキーは、後ほど BMC FootPrints v11 で統合を設定する際に使用します。
[統合をオンにする] を選択します。
統合のために作成したルールは、統合をオンにした場合にのみ機能します。
BMC FootPrints v11 と Jira Service Management の統合を設定するには、次の手順を実行します。
BMC FootPrints v11 で、[Administration (管理)] を選択します。
メニューから [Workspace (ワークスペース)] を選択します。
[Fields (フィールド)] の [Form Designer (フォーム デザイナー)] を選択します。
[Incident Information/Problem Information (インシデント情報/問題情報)] タブに移動します。
[FIELD TYPES (フィールド タイプ)] リストから [Single Line Character (単一行文字)] フィールドをドラッグ & ドロップします。
名前には「JSM Alert Alias」と入力します。
Jira Service Management では API からフィールドにアクセスするためにこの名前を使用するため、指定されているものとまったく同じ名前を使用してください。
[Width (幅)] として [1 column (1 列)] を選択します。
[Input Size (入力サイズ)] として [Medium (中)] を選択します。
[Length (長さ)] として [No Restriction (無制限)] を選択します。
[保存] を選択します。
[Publish Form (フォームを発行)] を選択します。
フォームを発行することを確認します。
ワークスペースに戻ります。
[Automated Workflow (自動ワークフロー)] の [Escalation (エスカレーション)] を選択します。
[Add Escalation (エスカレーションを追加)] を選択します。
[Escalation Type (エスカレーション タイプ)] として [Instant Escalation (即時エスカレーション)] を選択します。
[Instantly escalate Incident after it has been created and/or edited (インシデントの作成または編集後すぐにエスカレーションする)] を選択します。
[Instant Escalation upon creation of Incident (インシデント作成時の即時エスカレーション)] と [Instant Escalation upon editing of Incident (インシデント編集時の即時エスカレーション)] の両方を選択します。
[When to Run (実行するタイミング)] タブで、[Create/edit can be by either an agent or a customer (エージェントまたは顧客が作成/編集できる)] を選択します。
Jira Service Management アラートを作成するチケットの種類を定義します。
たとえば、Jira Service Management に転送しない不要なチケットを除外する条件を定義します。
[アクション] タブで [External Action (外部アクション)] > [Execute external program (外部プログラムの実行)] を選択します。
Linux ディストリビューションを使用している場合、次の手順に従います。
[インシデント] ワークスペースでテキスト フィールドに /usr/bin/send2jsm -incidentNumber %%MRID%% -workspaceId %%PROJID%% を貼り付けます。
[問題] ワークスペースでテキスト フィールドに /usr/bin/send2jsm -problemNumber %%MRID%% -workspaceId %%PROJID%% を貼り付けます。
Windows をお使いの場合:
[インシデント] ワークスペースでテキスト フィールドに C:\jsm-integration\scripts\send2jsm.exe -incidentNumber %%MRID%% -workspaceId %%PROJID%% を貼り付けます。
[問題] ワークスペースでテキスト フィールドに C:\jsm-integration\scripts\send2jsm.exe -problemNumber %%MRID%% -workspaceId %%PROJID%% を貼り付けます。
[Name/Save (名前/保存)] タブの [Escalation Name (エスカレーション名)] に「Send to Opsgenie」と入力します。
[Escalation On/Off (エスカレーションのオン/オフ)] で [On (オン)] を選択します。
[パスワード] にパスワードを入力して [保存] を選択します。
または、Jira Service Management の JEC と BMC FootPrints v11 スクリプトを使用して、BMC FootPrints v11 でアクションを実行します。これによって、独自のスクリプトや機能をデプロイして提供された機能を変更し、カスタマイズしたアクションを BMC FootPrints v11 上で実行できます。BMC FootPrints v11 インテグレーション パッケージを使用するには、ステップを最後まで実行します。
BMC FootPrints v11 パッケージの最新バージョンをダウンロードします。
JEC パッケージを含むインテグレーション zip ファイルをディレクトリ内に解凍します (C:\jsm が推奨パス)。便宜上、この解凍パスを %JEC_HOME% と呼びます。解凍場所の値で JEC_HOME というシステム環境変数を作成できます。これを行うには、昇格した Powershell セッションを開き、次のコマンドを入力します。
powershell
1
[Environment]::SetEnvironmentVariable("JEC_HOME", <Path you extracted JEC package>, 'Machine')
この機能を使用するには、インテグレーション設定ページで [Select Create BMC FootPrints v11 Incidents/Problems for Jira Service Management alert (Jira Service Management アラート用に FootPrints v11 のインシデント/問題を選択)] を選択します。
BMC FootPrints v11 インテグレーションに JEC ユーティリティを使用するには、インテグレーション設定を編集して Authenticate with Jira Edge Connector only (Jira Edge Connector のみで認証)] を選択します。
BMC FootPrints v11 に関するその他の設定は、インテグレーション設定ページまたは JEC 設定ファイルを使用して実行できます。インテグレーション ページの設定は設定ファイルより優先されます。
BMC FootPrints v11 でアクションを実行するために、JEC ではパス %JEC_HOME%\conf\config.json にある設定ファイルから設定パラメーターを取得します。
apiKey — 上記で作成した BMC FootPrints v11 インテグレーションから API キーをコピーします。
url — BMC FootPrints v11 インスタンスの URL。
username — 認証用の BMC FootPrints v11 ユーザーのユーザー名。
password — 認証用の BMC FootPrints v11 ユーザーのパスワード。
incidentWorkspaceId – BMC FootPrints v11 内のインシデント ワークスペースの ID (例 6)。
problemWorkspaceId – BMC FootPrints v11 の問題ワークスペースの ID (例: 7)。
ダウンロードしたパッケージには、パス %JEC_HOME%\jecService64.exe にある JEC 実行可能ファイル、およびパス %JEC_HOME%\scripts\actionExecutor.py にある、JEC で実行する必要があるスクリプトも含まれています。JEC の設定が完了したら、JEC を実行する必要があります。JEC の実行方法についてはこちらをご確認ください。
JSON
1
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3
4
5