Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
効率性と一貫性を保つための秘密兵器とも言えるテンプレートを使用すると、出発点をすばやくセットアップできます。リクエスト タイプ、ワークフロー、その他の初期設定があらかじめ設定されているプロジェクト テンプレートと同様に、リクエスト タイプ テンプレートを使用すると、企業管理対象またはチーム管理対象のサービス プロジェクトに新しいリクエスト タイプをより迅速かつ簡単に追加できます。
Jira 管理者は、新しいリクエスト タイプをゼロから作成する代わりに、さまざまなチームやユースケース向けにデザインされたテンプレートをライブラリから参照し、後で編集できる新しいリクエスト タイプをすばやく作成することができます。
これらのリクエスト タイプ テンプレートは、Jira Service Management を初めて使用する Jira 管理者や、複数のプロジェクト間で一貫性を持たせたり、変化するニーズに合わせてプロジェクトをさらにカスタマイズしようとしている Jira 管理者のための出発点として機能します。
リクエスト タイプのテンプレートは次のことに役立ちます。
一貫性: すべてのリクエスト タイプの標準化と、サービス プロジェクト全体での一貫性の確保に役立ちます。
効率性: テンプレートを出発点として使用し、セットアップと構成にかかる時間を短縮することで、時間と労力を節約できます。
ベスト プラクティス: 業界のベスト プラクティスを活用しながら、組織独自のプロセスに合わせてテンプレートを調整できます。
オンボーディングの効率化: 新しいチーム メンバーに事前に定義された仕事の仕組みを提供することで、新しいメンバーのオンボーディング プロセスを簡略化します。
スケーラビリティ: 毎回リクエスト タイプを再作成する手間を省いて、サービス プロジェクトをスケーリングできます。
リクエスト タイプ テンプレートを見つけて使用する方法。
サービス プロジェクトから [プロジェクト設定] > [リクエスト タイプ] の順に移動します。
企業管理対象プロジェクトでは、[リクエスト タイプを作成] を選択し、次に [テンプレートから作成] を選択します。
チーム管理対象プロジェクトでは、リクエスト タイプのリストの一番下にある [+ リクエスト タイプを追加] を選択し、次に [テンプレートから作成] を選択します。
フルスクリーンのテンプレート ライブラリが表示され、業界のベスト プラクティスから着想を得たさまざまなリクエスト タイプのテンプレートが表示されます。必要なリクエスト タイプを検索するか、次のテンプレート カテゴリを参照できます: アナリティクス、ビジネス、カスタマー サービス、デザイン、施設、財務、人事、IT、法務、マーケティング、販売。
各テンプレートのプレビューには、カスタマーがポータルで入力するフォームに表示される事前設定されたフィールドが表示されます。新しいリクエスト タイプを作成したら、引き続きこれらのフィールドをカスタマイズして、組織固有のプロセスに合わせてリクエスト タイプを調整できます。
テンプレートを使用して新しいリクエスト タイプを作成する方法をご確認ください
ポータル グループを使用すると、ポータルのリクエスト フォームを整理できます。テンプレートを使用して新しいリクエスト タイプを作成するときは、リクエスト フォームが表示されるポータル グループを選択するか、どのグループにも表示されないようにリクエスト フォームを非表示にします。
ポータルおよびポータル グループの詳細をご確認ください
企業管理対象プロジェクトでは、すべてのリクエスト タイプは課題タイプに関連付けられており、そのリクエスト タイプに表示されるワークフローとフィールドは課題タイプによって決まります。
課題タイプ、リクエスト タイプ、ワークフローの詳細をご確認ください
企業管理対象プロジェクトで特定のリクエスト タイプのワークフローを変更したい場合は、それを別の既存のワークフローに置き換えるか、テンプレートから作成された新しいワークフローに置き換えるかを選択できます。
ワークフロー テンプレートを使用して、リクエスト タイプのワークフローを簡単に置き換える方法を確認する
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