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Confluence でナレッジ ベースをセットアップする

Jira Service Management では Confluence を活用しているため、チームがシームレスにナレッジを作成して管理できます。これは、Confluence の豊富な編集機能をサービス プロジェクトのナレッジ ベースに直接取り込むことで実現します。

Jira Service Management でナレッジ ベースをセットアップするには、同じサイトで Confluence の Free プラン以上を保有している必要があります。

  • サイトで Confluence をすでに保有している場合は、ナレッジ ベース スペースをサービス プロジェクトにリンクする方法をご確認ください。これらの Confluence スペースのすべての下書きと公開済みページが、サービス プロジェクトに表示されます。

  • サイトで Confluence を保有していない場合は、手動で追加する必要があります。サービス プロジェクトから Confluence を追加するには、プロジェクトのサイドバー ナビゲーションからナレッジ ベースに移動して指示に従います。これによって、ナレッジ マネジメントに必要なすべての Confluence 機能を Jira Service Management で直接利用できるようになります。

ナレッジ ベースを強化する Confluence プランを選択する

すべての主要なナレッジ ベース機能は Confluence Cloud プラン全体で同じです。エージェントのナレッジ ベースに対するアクセス権は、サイトに追加した Confluence プランとは無関係です。選択したプランで決まるのは、Confluence で利用できる機能と、その機能にアクセスできるサイトのユーザー数です。

Confluence の Free プランをサイトに追加する

Confluence の Free プランをサイトに追加すると、Jira Service Management の主要なナレッジ管理機能にアクセスできます。サービス プロジェクトからナレッジ ベースの記事を作成して管理する場合、チームに必要なのは Jira Service Management への製品アクセスのみです。Confluence への製品アクセスは不要です。

Confluence の Free プランをサイトに追加した場合

  • すべてのエージェントは、サービス プロジェクトを離れることなくナレッジ ベース記事を作成、編集、削除できます。

  • サイトの最大 10 ユーザーが Confluence への無料の製品アクセス権を取得できます。

チームは、サービス プロジェクト内から主要なナレッジ管理機能にいつでもアクセスできます。ナレッジ ベースやその他のドキュメントのニーズに合わせて、サイトのユーザー 10 名も Confluence を使用できます。

たとえば、チームにエージェントが 25 名いる場合は、その全員が Jira Service Management への既存の製品アクセスによって、サービス プロジェクトからナレッジ ベース記事を作成して管理できます。さらに、ここでは人事組織内に、人事サービス プロジェクトで使用する記事を作成するコンテンツ チームが存在すると想定しましょう。この場合、チームは他の Jira Service Management 機能にアクセス不要だと思われるため、コンテンツ チームの最大 10 名のメンバーに対して Confluence への無料の製品アクセスのメリットを付与できます。エージェントとコンテンツ チーム メンバーの両方がメリットを活用できますが、支払いが発生するのは Jira Service Management プランのみです。Confluence プランでは発生しません。

また、組織にコンテンツ マネージャーが 2 名いて、ナレッジ ベースのコンテンツを承認する必要があると想定しましょう。Confluence への製品アクセスは、組織全体のコンテンツ管理に役立ちます。これによって、ユーザーはナレッジ ベースのコンテンツを表示して作業できるようになります。この場合は、Jira Service Management プランのエージェント 25 名にかかる料金を支払うことで、コンテンツ承認者 2 名に対して Confluence への製品アクセスを無料で付与できます。

Confluence の Free プランを利用する場合は、以下の制限事項にご注意ください。

  • 管理者は Confluence でスペース権限をカスタマイズしたり、匿名アクセスを有効にしたりできません。

  • また、データ レジデンシー、IP 許可リスト、監査ログなどの一部のセキュリティとコンプライアンス関連機能にはアクセスできません。

詳細については「Confluence の Free プランの権限と制限」をご参照ください。 

年払いの場合は、Confluence の Free プランを選択できません。月払いと年払いの詳細についてご確認ください。

Confluence の有料プランをサイトに追加する

次の場合は、ナレッジ ベース向けに有料の Confluence プランを選択できます。

  • Confluence への製品アクセス権を付与するユーザーがチームで 10 人を超える

  • Confluence の Standard、Premium、Enterprise プランでのみ利用できる、より詳細な機能にアクセスする

各 Confluence Cloud のプランで利用できる機能の詳細についてご確認ください。

年払いでお支払いの場合は、Confluence の有料プランをサイトに追加すると、サイトのユーザー 1 名までに Confluence への無料の製品アクセスが提供されます。Confluence への製品アクセスを必要とする追加のユーザーについては、それぞれのユーザー階層に基づいた料金となります。これは、毎年更新される Atlassian Cloud 製品の価格が、サイトの正確なユーザー数ではなく個別のユーザー階層に基づいて設定されるためです。ユーザーとユーザー階層の詳細についてご確認ください。

このような状況において、チームは Confluence にアクセス不要で、サービス プロジェクト内から主要なナレッジ管理機能にいつでもアクセスできることにご留意ください。チームのニーズを評価したあと、サイト上の請求対象の Confluence ユーザー数を適宜管理しましょう。サイト上のユーザーの Confluence 製品へのアクセス権を削除する方法をご確認ください。

既存の Confluence プランを評価する

すでに Confluence 有料プランを利用している場合は、プランがチームのニーズに合っているかどうかを確認できます。Jira Service Management のナレッジ ベースが最近改善されたことで、すべてのエージェントが無料でサービス プロジェクトからナレッジ ベース記事を作成して管理できるようになりました。

そのため、Confluence をナレッジ ベースのみに使用している場合は、Confluence の Free プラン (月払いの場合) に切り替えるかユーザー アクセスを管理することで、経費を節減できる可能性があります。Confluence への製品アクセスを必要とするユーザーの数を確認して、それに応じてユーザー アクセス権と請求額を調整することをお勧めします。ユーザーとプランを表示して管理するには、[設定] > [請求] > [サブスクリプションを管理] の順に選択します。サイト上のユーザーの Confluence 製品へのアクセス権を削除する方法をご確認ください。

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