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フォームを閲覧できるユーザーを制限する

この記事で説明されている機能は、Jira Service Management のフォーム制限のアーリー アクセス プログラム (EAP) に参加しているユーザーのみが利用できます。

企業管理対象サービス プロジェクトには、閲覧を特定の人だけに制限すべきフォームがあるかもしれません。たとえば、ある人に関する機密情報を含むフォームや、社内のさまざまなチームに固有の機密情報を含むフォームなどです。

課題に関する特定のフォームを閲覧できるユーザーを制御するには、特定のユーザーやグループにそのフォームへのアクセス権を付与し、それ以外のユーザーやグループによるアクセスをすべて制限します。フォームへのアクセス権を持たないユーザーも、そのフォームが添付されている課題を閲覧できますが、フォーム自体は一切見ることができません。この機能は、課題へのフル アクセスを組織に許可しつつ、特定のコンテンツについてはアクセスを一部のユーザー グループに限定したいという場合に便利です。たとえば、登録された「従業員オンボーディング」リクエストについては社内のすべてのエージェントがアクセスできるようにし、「個人情報」フォームへのアクセスは人事担当者だけに、「銀行情報」フォームへのアクセスは給与担当者だけに限定するといったことが可能です。

これらの制限はフォームの閲覧にのみ適用され、課題の閲覧自体には適用されません。課題を閲覧できるユーザーに関する権限を追加するには、課題のセキュリティ レベルを設定する必要があります。

フォームを閲覧できるユーザーの制限を追加または削除する

制限に対する変更は、新しく送信されたフォームにのみ適用されます。既存のフォームには、以前にアクセスしたことがある人なら誰でも引き続きアクセスできます。

  1. サービス プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [リクエスト管理] > [フォーム] の順に選択します。

  2. 制限を追加または削除するフォームを選択します。

  3. ロック アイコンを選択します。

  4. 制限を追加する場合は、アクセスを許可するユーザーまたはグループを検索して選択します。

    1. これらの制限をあとで解除する場合は、ユーザーまたはグループの横にある [削除] を選択して、アクセス権を取り消します。

  5. [適用] を選択して、変更を保存します。 現時点では、Jira フィールドまたはデータ接続にリンクされた選択肢フィールドを翻訳できません。

制限つきフォームへのアクセス権を付与できるのは、Atlassian アカウントを持つユーザーとグループのみです。プロジェクト ロール、カスタマー アカウント、カスタマー組織は、現時点ではサポートされていません。

フォーム制限には次のような制約があります。

  • 送信後、報告者はフォームを閲覧できません。

    • フォームの権限を設定する際に個別に、またはグループのメンバーとしてアクセス権を与えられた特定のユーザーでない限り、ポータルやその他の手段でフォームを送信した報告者は、フォームの内容を閲覧できません。これは、社外への送信が必要な課題に添付されたフォームにも当てはまります。

  • リンクされた Jira フィールドと添付ファイルは引き続き課題ビューに表示されています。

    • フォームの制限はフォーム自体にのみ適用されるため、リンクされた Jira フィールドや添付ファイルがフォームに含まれている場合、それらは引き続き課題ビューに表示され、アクセス可能なすべてのユーザーが閲覧できます。これには、フォーム設定の [再送信されるたびにこのフォームの PDF バージョンを保存する] オプションによってトリガーされる、フォーム自体に添付された PDF も含まれます。また、このような場合に注意が必要な課題タイプには、課題セキュリティ レベルを適用しておくことをお勧めします。

  • エージェントがフォームを添付するには、既存の課題を閲覧するためのアクセス権が必要です。

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