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詳細設定を使用する

この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。

高度な統合設定で、アラートを最大限にカスタマイズできます。システムによるアラートの作成、クローズ アクションの実行、アラートの自動承認、メモの追加などのタイミングを定義できます。また、Webhook データから内容を解析してその解析を動的に利用し、アラート・コンテンツを生成できます。ルールはトップダウンの順序で実行されます。最初に一致したルールが最初に実行され、それ以降のルールの評価は停止します。アクション ([無視]、[アラートを作成]、[アラートをクローズ]、[メモを追加]) は、[ルールを追加] ダイアログにあります。

アラート・ルールはアクション処理を担当します。データがエンドポイント (またはメール・ボックス) に到着するたびに、これらのルールがトップダウンの順序でデータと照合されます。これらのルールにはそれぞれフィルター セクションがあります。(トップダウンの順序で) アラートに一致する最初のルールが、それに関連付けられたアクションを実行します。[アラート・プロパティ] セクションに、そのアクションの詳細が表示されます。アラートは、[アラート・プロパティ] セクションにキャプチャされたテンプレートに従って作成されます。

統合は実際のアラートで最も良く機能します。新しい統合のセットアップ時は、サードパーティ・ツールにおけるテスト機能の使用を避けることをお勧めします。

アクション処理

詳細設定は、さまざまなアラート・シナリオで構成されています。これらのシナリオは "アクション" と呼ばれ、アラートの作成、クローズ、承認の方法とそのタイミングを指定します。Jira Service Management では、すべての統合に既定のアクションが用意されています。それらをカスタマイズして、好きなだけアクションを追加できます。たとえば、3 つの [アラートを作成] アクションを設定できます。この場合は、Jira Service Management の Webhook データがこれらの 3 つのシナリオに対して順に評価されて、そのうちの 1 つに一致するものがあれば新しいアラートが作成されます。統合アクションの詳細をご確認ください

アラート フィルター

各アクションにはフィルター・セクションが用意されています。Jira Service Management は、統合に関連するすべての受信データを処理して、それらを統合の実行アクションと照らし合わせて評価します。

統合アクションには処理順序があり、1 つのリクエストで実行できるアクションは最大 1 つであることにご留意ください。最初のアクションの条件セットであるフィルターが受信ペイロードに一致しない場合、Jira Service Management は行内の次のアクションに移動してそのフィルターを評価します。アクションのフィルターがデータと一致する場合、Jira Service Management はそのアクションを実行してその特定の Webhook で処理を終了します。一致するアクションが見つからない場合は、何も起こりません。事前に準備された統合には、事前設定されたフィルター・オプションのリストが用意されています。最も一般的なものが利用可能であり、選択した統合に合わせてカスタマイズされています。アラート・フィルターの詳細をご確認ください。また、アラートのカスタマイズやフィルタリングに使用できる正規表現もご確認ください。

アラート プロパティ

アクションは、[アラート・プロパティ] セクションでキャプチャしたテンプレートと設定に従って実行されます。条件一致タイプが [すべてのアラート: 使用条件なし] に設定されており、受信データの [アクション] が [作成]、[Source Type Name (ソース・タイプ名)] が [Monitor Alert (アラートを監視)] の場合は、設定したアラート・プロパティに従って Jira Service Management アラートが作成され、処理はそこで終了します。

右側には動的プロパティ (青いボックス) が表示されて、これらの動的プロパティが初期設定のアラート・プロパティ (中括弧内のフィールド) のいくつかに取り込まれています。Jira Service Management はこれらを用いてデータを解析し、豊富で有益なアラートを作成します。動的プロパティを利用してアラート・プロパティをカスタマイズすると、アラートを作成するたびに、設定したアラート・プロパティに従ってペイロードから変数が自動で解析されます。変数全体が不要で、インスタンスにメールの件名の一部などデータの一部だけが必要な場合は、文字列処理メソッドの 1 つを使用できます。

動的フィールドの詳細をご確認ください。

 

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