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データのエラーをトラブルシューティングするにはどうすればよいですか?

Jira Service Management Cloud のアセット データ マネージャーは Premium と Enterprise のみの機能であり、現在はオープン ベータ版を開発中です。公開予定の機能のリストを見て、投票してください。

バグを発見した場合、ご質問がある場合は、アトラシアン サポートまたはアトラシアン コミュニティにご連絡ください。

データ マネージャーは、複数のタイプのデータソースからデータを取り込むことで、チームがデータを接続、クリーニング、調整するのに役立ちます。データ マネージャーは、アダプターを使用してこれらのソースに接続し、ジョブを実行して、データをデータマネージャーに取り込みます。

データ マネージャーのエラーのトラブルシューティング

ジョブの実行中にエラーが発生した場合は、データとアダプターの設定の両方をチェックして、正しく設定されていることを確認します。

  1. 接続をチェックする

    • 「接続を確認する」セクションを参照して、データがアクセス可能であることを確認します。

  2. 認証と承認をチェックする

    • ドキュメントの「アダプターの詳細」セクションでお使いのアダプターを見つけます。

    • お使いのアダプター用の認証と承認の要件を確認します。フラット ファイル アダプターを使用している場合は、このステップをスキップできます。

  3. お使いのアダプター タイプ用のトラブルシューティング フローに従う

接続をチェックする

データ マネージャー クライアントはローカルで実行され、ローカル ソースとクラウド ソースの両方から情報を取得できるため、データ ソースとデータ マネージャー クライアントの間の信頼できるパスが必要です。ファイアウォールの閉鎖、DNS 障害、URL の誤り、タイムアウト、断続的な接続などのネットワークの問題により、API 呼び出しが予期せず失敗する可能性があります。

  1. プロキシ サーバーの設定を確認する - プロキシ サーバーを使用している場合は、アダプター クライアントでのジョブ実行時に指定する必要があります。そうしないと、データソースを利用できない場合があります。プロキシ サービスで実行するようにジョブを設定するときは、次の引数を使用します。

    --proxy Set a proxy server --proxy "Address" or -p Address --proxy-user Set username to authenticate against the proxy --proxy-user "Username" or --proxy-user Username --proxy-pass Set password to authenticate against the proxy --proxy-pass "Password" --proxy-default-credentials Use default credentials to authenticate against the proxy server
  2. サーバー証明書のステータスを確認する - アクセスしようとしているサーバーの SSL が有効であることを確認します。SSL が無効な場合は、以下のようなエラーが表示されることがあります。

    The site cannot provide a secure connection - error: SSL protocol error

    このエラーが発生した場合は、次の引数を使用して、有効な証明書がなくてもジョブを実行するように設定できます。

    --bypass-invalid-certificate
  3. ハンドシェイクを実行する - アダプター クライアントがデータソースに接続できることを確認するには、データソース サーバーの IP アドレスを見つけ、ping コマンドを使ってターミナル (macOS と Linux の場合) またはコマンド プロンプト (Windows/DOS の場合) で接続を確認します。ping の使用例を次に示します。これにより、データが 208.67.222.222 (アクセスしようとしている IP アドレスを置き換えてください) でリストされているサイトから送信されていることを確認できます。

    ping 208.67.222.222 PING 208.67.222.222 (208.67.222.222): 56 data bytes 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=0 ttl=58 time=21.006 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=1 ttl=58 time=13.208 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=2 ttl=58 time=11.132 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=3 ttl=58 time=14.004 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=4 ttl=58 time=17.659 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=5 ttl=58 time=13.959 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=6 ttl=58 time=13.512 ms 64 bytes from 208.67.222.222: icmp_seq=7 ttl=58 time=14.193 ms ...

認証と承認をチェックする

認証と承認の要件はアダプターごとに異なります。選択したアダプターに基づきます。

これらは「認証と承認」というドキュメントに記載されています。

フラット ファイル アダプターのデータをチェックする

フラット ファイル アダプター (CSV または TXT データソース) でジョブを実行中にエラーが発生した場合は、次の手順に従ってトラブルシューティングします。

1. ジョブ実行履歴を確認する

  • ジョブ実行履歴をチェックして、ジョブによってデータが正常にインポートされたかどうかを確認します。

  • チェックマークは正常に実行されたことを意味し、警告アイコンは問題が発生したことを示します。

  • 問題の詳細については、警告アイコン ⚠️ をクリックします。

2. 生データを確認する

  • [View Raw Data (生データを表示)] 画面を使用して、欠落している属性やフィールドがないか確認します。

  • フィールドが欠落している場合は、CSV アダプターの設定エラーの可能性があります。

3. 区切り文字をチェックする

  • 区切り文字は、CSV 内の値 (カンマやタブ文字など) を区切ります。

  • 欠落しているか設定ミスがある場合は、次のようなエラーが表示されることがあります。

    Line 280: The column count is not correct.

4. 列名とマッピングを確認する

  • データソースの各列には、対応する列マッピングが必要です。

  • 次の場合にエラーが表示されることがあります。

    • 列名が間違っている。

    • 列の総数が一致しない。

    • 列に予期しないスペースが含まれている。

    • エラーの例は次のとおりです。

      Line 280: The column count is not correct. Error in line 1: Cannot find column 'cpu' in the Column Mappings. You have incorrectly entered a column name, or the name of the column in the data source contains a space.

5. 修飾子文字を確認する

  • 修飾子文字により、カンマを含むテキストが単一の値として扱われます。典型的な修飾子文字は二重引用符 (") です。

  • 例:

    • 修飾子なし: カンマは区切り文字と見なされるため、Microsoft Windows 10, v. 22H2 は 2 つの値として読み取られます。

    • 修飾子あり: “Microsoft Windows 10, v. 22H2" は引用符で囲まれているため、単一の値として読み取られます。

  • スマート引用符ではなく、標準の二重引用符 (") を使用するようにしてください。

6. 日付の形式を確認する

  • 日付の形式がソース データの形式と完全に一致していることを確認します。

  • 小さな不一致でもエラーの原因になることがあります。通常は次のようなものです。

    Column ‘whenCreated', date value '20/04/2009 1:47' cannot be converted to 'd/MM/yyyy HH:mm (8/02/2006 06:30).'
  • この場合、正しい形式は d/MM/yyyy HH:mm ではなく d/MM/yyyy H:mm でなければなりません。

SQL & ODBC アダプターのデータを確認する

データベース ソースからジョブを実行している SQL & ODBC アダプターでジョブを実行中にエラーが発生した場合は、次の手順に従ってデータソースとアダプターの設定を確認します。

  1. データを検証する - 最初のステップは、ジョブの実行時にデータが正常に取り込まれたことを確認することです。そのためには、ジョブ実行履歴を確認します。右端の列のチェックマークはジョブが正常に実行されたことを意味し、警告アイコンは問題が発生したことを示します。警告アイコンをクリックすると、問題の本質に関する詳細情報が表示されます。データを取得するには、データベースへの読み取り専用アクセス権を持つアカウントが必要であることに注意してください。

  2. 生データを確認する - 次のステップは、[View Raw Data (生データを表示)] 画面を使用してデータ自体の状態を確認することです。取得したデータの属性やフィールドが不足している場合は、SQL & ODBC アダプターの設定時に入力したクエリを見直して、誤りがないことを確認する必要があります。

  3. ジョブ設定画面を確認する - これは SQL 接続と OBDC 接続では少し異なります。

    1. SQL 接続の場合:

      1. データベース アドレスデータベース名を確認します。

      2. 認証 - 標準のユーザー名パスワードを使用している場合は、これらが最新かつ正しいことを確認します。統合セキュリティを使用している場合は、データベース ソースの所有者から正しい認証情報と接続文字列が提供されていることを確認します。

      3. SQL クエリをテストする - クエリが正しいことを確認する必要があります。SME に連絡し、ソースに対して直接実行するクエリを提供して、クエリ自体に問題ないことを確認することをお勧めします。クエリを実行したら、取得したデータの構造を確認します。

    2. ODBC 接続の場合 - 以下の 2 つの方法のどちらを使用しても、ドライバーが正しくインストールされることを確認します。

      1. ODBC データソースを直接開いている場合は、ユーザー DSN を追加し、ドライバーを選択して新しいユーザー データソース名「DSN」を作成していることを確認します。

      2. 接続文字列を使用している場合は、データベース ソースの所有者に確認して、接続文字列が正しく構成されていることを確かめます。

製品アダプターのデータを確認する

サードパーティ製ツールに接続する製品アダプターでジョブを実行中にエラーが発生した場合は、次の手順に従ってデータソースとアダプターの設定を確認します。

  1. データを検証する - 最初のステップは、ジョブの実行時にデータが正常に取り込まれたことを確認することです。そのためには、ジョブ実行履歴を確認します。右端の列のチェックマークはジョブが正常に実行されたことを意味し、警告アイコンは問題が発生したことを示します。警告アイコンをクリックすると、問題の本質に関する詳細情報が表示されます。

  2. パケット サイズを確認する - API 接続では、ソースにあるレコードの数によっては、パケット サイズが問題になることがあります。アダプターで常にタイムアウト エラーが発生する場合は、ソース レコードの数や “パケット サイズ" が大きい場合でもタイムアウトしないように、API 制限を低く設定することをお勧めします。

  3. 生データを確認する - 次のステップは、[View Raw Data (生データを表示)] 画面を使用してデータ自体の状態を確認することです。取得したデータの属性やフィールドが不足している場合は、次の原因が考えられます。

    1. 返されるフィールドを定義する特定の呼び出しが製品アダプターにあり、この呼び出しによって期待しているフィールドが除外されている可能性があります。詳細は下記のステップ 4 をご覧ください。

    2. カスタム アダプターを使用している場合は、間違った選択が行われた可能性があります (カスタム アダプターによって返されるフィールド、使用された API 呼び出しなど)。

    3. 呼び出しをソース アプリ内でカスタマイズできる場合、そこで使用できるレポートが正しくないか、現在の権限ではアクセスできない可能性があります。ツール SME による修正が必要です。

  4. API 呼び出しを確認する - 次のステップは、アダプターがデータソースに対して行っている API 呼び出しを確認することです。ドキュメントの「アダプター」セクションを参照してください。各アダプターの API 呼び出しは、「API 呼び出し」にリストされています。たとえば、Azure 仮想マシン アダプターには次の API 呼び出しがリストされています。

    Device.Read.All
  5. 返されたフィールドを確認する - 次のステップは、アダプターから返されたフィールドを確認することです。これらは、ドキュメントの「アダプター」セクションにもリストされています。たとえば、Azure 仮想マシン アダプターは次のフィールドを返します。

    Name StorageProfileImageReferenceSku AdminUsername Id StorageProfileImageReferenceVersion ProvisionVMAgent Type StorageProfileImageReferenceExactVersion EnableAutomaticUpdates Location StorageProfileImageReferenceId PatchMode VmId OsDiskType AssessmentMode VmSize OsDiskName AllowExtensionOperations NumberOfCores OsDiskCreateOption RequireGuestProvisionSignal OsDiskSizeInMB OsDiskCaching BootDiagnosticsEnabled ResourceDiskSizeInMB OsDiskStorageAccountTyp BootDiagnosticsStorageUri MemoryInMB OsDiskId ProvisioningState MaxDataDiskCount OsDiskSizeGB StorageProfileImageReferencePublisher DataDiskCountTotalDataDiskSizeGB StorageProfileImageReferenceOffer ComputerName

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