Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
デプロイのゲーティングにより、Jira Service Management に接続された CI/CD ツールを使用して、変更管理プロセスの特定の地点でのデプロイを許可または阻止できます。
デプロイのゲーティングを使用するには、Jira Service Management で設定したあと、CI/CD ツールで設定する必要があります。
デプロイのゲーティングを設定するには、次の手順を実行する必要があります。
Jira Service Management Cloud Premium を使用してプロジェクト管理者になる
サービス プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [オペレーション] > [変更管理] の順に選択します。
[デプロイのゲーティング] で、[Allow or prevent deployments using statuses in the change request workflow (変更リクエスト ワークフローでステータスを使用してデプロイを許可または阻止する)] を選択します。
[デプロイの許可] で、デプロイが許可されるときに移行するステータスを選択します。
既定の変更管理ワークフローを使っている場合は、[導入中] を選択することをおすすめします。
[デプロイの阻止] で、デプロイが阻止されるときに移行するステータスを選択します。
初期設定の変更管理ワークフローを使っている場合は、[却下] を選択することをおすすめします。
[変更を保存] を選択します。
Jira Service Management では、デプロイが許可または阻止される場合に、デプロイ プロバイダーにメッセージを送信します。
Bitbucket でデプロイのゲーティングを使用するには、Standard または Premium の Bitbucket ライセンスを保持し、接続するサービスのリポジトリの管理者であり、上記の指示に従って Jira Service Management でデプロイのゲーティングを設定する必要があります。
Bitbucket でデプロイのゲーティングを設定するには:
サービス プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [オペレーション] > [変更管理] の順に選択します。
[Bitbucket Pipelines] で、デプロイメント ゲーティングを使うサービスの横にある [設定] を選択します。
Bitbucket Pipelines が表示されない場合は、デプロイ追跡を設定します。
Bitbucket Pipelines が表示され、使用するサービスが表示されない場合は、[サービスに接続] を選択して、プロンプト表示に従ってサービスを接続します。
デプロイのゲーティングを行う環境を選択します。
[Enable deployment gating for this environment (この環境でデプロイのゲーティングを有効にする)] をオンにします。
開始する前に、Jira Cloud と Jenkins を統合する必要があります。
Jenkins とデプロイのゲーティングを設定するには、次の手順を実行する必要があります。
サービス プロジェクトから、[プロジェクト設定] > [オペレーション] > [変更管理] の順に選択します。
[デプロイのゲーティング] で、[Allow or prevent deployments using statuses in the change request workflow (変更リクエスト ワークフローでステータスを使用してデプロイを許可または阻止する)] を選択します。
[デプロイの許可] で、デプロイの進行が「許可された」とみなされるワークフローのステータスを選択します。たとえば、承認された場合などです。
既定の変更管理ワークフローを使っている場合は、[実施待ち] を選択することをおすすめします。
[デプロイの阻止] で、デプロイが「許可されていない」とみなされ、阻止される必要があるワークフローのステータス (承認が拒否された場合など) を選択します。
初期設定の変更管理ワークフローを使っている場合は、[却下] を選択することをおすすめします。
[変更を保存] を選択します。
[その他の CI/CI ツール] で、次の手順を実行します。
Jenkins パイプラインからデプロイされたサービスを選択します。
サービスごとに、[(…)] > [Copy service ID (サービス ID をコピー)] を選択します。
Jenkins でデプロイのゲーティングを使用するときに必要になるため、サービス ID を保存します。
その他の CI/CD ツール向けのデプロイのゲーティングは近日公開予定です。最新情報はこちらをご確認ください。
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