Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
30 分ごとに自動更新され、時刻が UTC タイムゾーンで表示されるようにレポートのグラフは設定されています。
すべてのレポート (通知カテゴリを除く) は、Jira Service Management の Premium プランと Enterprise プランでのみ利用できます。
承認とクローズまでの平均時間のほか、チーム別、1 時間あたり、1 日あたりのアラート数など、当月の特に重要なアラート メトリックの概要を簡単に確認できます。
チャート
1 時間あたりのアラート数
当日の 1 時間あたりに配信されるアラートの数。
チームあたりのアラート数
当月に各チームが受信したアラートの数。アラートに割り当てられているチームがない場合は、[チームなし] の下に表示されます。
1 日あたりのアラート数
1 日に作成されるアラートの数、および平均値と標準偏差バンド。
指定期間内にオンコール チームが承認して解決したアラートの詳細が集約して表示されます。
フィルター
タグ、チーム、所有者、優先度、ソース、統合、メッセージ、承認したユーザー (チーム メンバー)、クローズしたユーザー (チーム メンバー)、承認までの経過時間、クローズまでの経過時間、作成日ですべてのグラフをフィルタリングできます。
チャート
1 日の平均承認時間
1 日あたりのアラートの承認にかかった平均時間、承認の最大時間と最小時間、承認されたアラートの総数が表示されます。
1 日の平均解決時間
1 日あたりのアラートの解決にかかった平均時間、解決の最大時間と最小時間、解決されたアラートの総数が表示されます。
ユーザーごとのアラート メトリック
チームが受信したアラートの受信者であるユーザーのアラート関連の属性が表示されます。これには、ユーザーが受信したアラートの総数、ユーザーが承認したアラートの数、エスカレーションされたアラートの数、承認されてエスカレーションされたアラートの割合、ユーザーの平均承認時間が含まれます。
オンコール チーム向けに作成されたアラートの詳細な内訳が表示されるため、ユーザーはインサイトを得てアラート対応を確認できます。
フィルター
チーム、所有者、ソース、メッセージ、タグ、統合、承認したユーザー (チーム メンバー)、クローズしたユーザー (チーム メンバー)、優先度、承認までの経過時間、クローズまでの経過時間、作成日ですべてのグラフをフィルタリングできます。
チャート
ステータスごとのアラート数
ステータスごとにグループ分けされたアラートの数。
優先度ごとのアラート数
優先度レベルごとにグループ分けされたアラートの数。
ステータスごとの 1 日あたりのアラート数
ステータスごとにグループ分けされたアラートの日次分布。
優先度ごとの 1 日あたりのアラート数
優先度ごとにグループ分けされたアラートの日次分布。
1 日あたりのアラート数
1 日あたりに作成されるアラートの分布。
ソースごとのアラート数
さまざまなソースからのアラート数。
タグごとのアラート
さまざまなタグからのアラート数。
1 時間あたりのアラート数
当日の 1 時間ごとに作成されるアラートの分布。
チームあたりのアラート数
各チームのアラート数。
曜日別のアラート数
営業時間中および営業時間外に受信したアラートの数 (曜日別)。個別のオンコール チームのレポートでのみ利用可能です。
クローズされたアラートの数とアラートの合計数の比較
特定の期間の開始日以降に作成されたアラートの数とクローズされたアラートの数の比較。個別のオンコール チームのレポートでのみ利用可能です。
日付フィルターで定義された期間中にチーム メンバーが受信したすべての種類の通知の詳細な内訳が表示されます。通知ルールに基づいて通知を送信するために使用されたさまざまな方法、棒グラフでの方法の比較、通知方法の数を示す数値テーブルが表示される包括的な方法でデータが示されます。
フィルター
通知を受けたユーザー、方法、日付ですべてのグラフをフィルタリングできます。
チャート
方法別の 1 日あたりの通知
通知の方法ごと、またはタイプごとの毎日の分布。それぞれの方法や種類は、メール通知、モバイルでのプッシュ通知、SMS 通知を指しています。
日付別の着信通話
これは、日付フィルターに基づいた、国際通話と国内通話の着信通知の数です。
日付別の 1 日あたりの通知
方法と日付別の通知の数、および合計。
タイプ別のユーザー通知数
ユーザー別と手段別の通知数 (メール、モバイルのプッシュ、SMS、通知の総数)。
特定のチームと、そのチームが一定期間に受信したアラートについて詳しく調べます。日付、ステータス、優先度の各フィルターごとにグループ分けしてチームが受信したアラートについて把握できます。これには、チームによってクローズされたアラート、承認されたアラート、エスカレーションされたアラートが含まれます。
フィルター
チーム、エスカレーション レベル、ユーザー、ステータス、優先度、日付範囲ですべてのグラフをフィルタリングできます。
チャート
チームが承認したアラート
チームが受信したアラートのうち、チーム メンバーが承認したアラートと他のメンバーが承認したアラートの数。
チームがクローズしたアラート
チームが受信したアラートのうち、チーム メンバーがクローズしたアラートと他のメンバーがクローズしたアラートの数。
チームがエスカレーションしたアラート
チームが受信したアラートのうち、そのチームがエスカレーションしたアラート (チームのエスカレーションで適用された最も高いルールでグループ分け)。
ステータスごとの 1 日あたりのアラート
ステータスごとにグループ分けされたアラートの日次分布。
優先度ごとの 1 日あたりのアラート
優先度ごとにグループ分けされたアラートの日次分布。
ユーザーごとのアラート メトリック
チームが受信したアラートの受信者であるユーザーのアラート関連の属性が表示されます。これには、ユーザーが受信したアラートの総数、ユーザーが承認したアラートの数、エスカレーションされたアラートの数、承認されてエスカレーションされたアラートの割合、ユーザーの平均承認時間が含まれます。
ユーザーが処理したアラート、その優先度、ステータス、承認の効果的な追跡と管理を合理化します。アラートのエスカレーションと再割り当ても表示されるため、情報に基づいた意思決定を行い、アラートを効率的に解決するのに役立ちます。
このダッシュボードにアクセスするときは、最初のアクションとしてフィルターでユーザーを選択する必要があります。そうしないと、データがグラフに表示されません。
フィルター
ユーザー、オンコール担当者、ステータス、優先度、作成日でグラフをフィルタリングできます。
チャート
ユーザーが承認したアラート
アラート所有者 (ユーザー) が承認したアラートと他のユーザー (アラート所有者以外) が承認したアラートの数。
ユーザーがクローズしたアラート
アラート所有者 (ユーザー) がクローズしたアラートと他のユーザー (アラート所有者以外) がクローズしたアラートの数。
ステータスごとの 1 日あたりの作成アラート数
ステータス (オープン、承認済み、クローズ) で分類され、ユーザーにルーティングされたアラートの数。
優先度ごとの 1 日あたりの作成アラート数
優先度 (重大、高、中、低、情報目的) で分類され、ユーザーにルーティングされたアラートの数。
スケジュールと時間間隔に分割することで、ある期間での選択された特定のチームのオンコール時間を詳細に確認できます。
フィルター
ユーザー、スケジュール、ローテーション、日付ですべてのグラフをフィルタリングします。
チャート
合計オンコール時間の時間単位の分布
1 日の時間に分散されたオンコール時間の合計。基本的には、1 日の各時間におけるチームの全メンバーのオンコール時間の合計です。
合計オンコール時間の 1 日単位の分布
1 週間の各曜日に分散されたオンコール時間の合計。基本的には、1 週間の各曜日におけるチームの全メンバーのオンコール時間の合計です。
オンコール時間
選択したチームのユーザーのオンコール時間の合計と重複しない (個別の) オンコール時間の合計と重複するオンコール時間が表示されます。
スケジュールごとのオンコール時間
選択したチームのスケジュールごとに、ユーザーの個別の合計オンコール時間のに関する情報が表示されます。個別のオンコール時間は、スケジュール内の重複するローテーションを排除したうえで計算されます。パーセンテージにカーソルを合わせると、特定のスケジュールにおけるユーザーの合計オンコール時間が表示されます。
オンコール セグメンテーション
各チーム メンバーのオンコール セグメントとオンコール中だったスケジュールが表示されます。ユーザーが含まれるすべてのスケジュールが 1 つの棒グラフにまとめられます。
営業時間中と営業時間外における各ユーザーの個別のオンコール時間の合計 (指定された日付範囲にわたって分布)。
フィルター
日付範囲、営業日数、営業時間でグラフをフィルタリングします。
チャート
ユーザー 1 人あたりの合計オンコール時間
このグラフには、重複するローテーションとスケジュールを排除した後のユーザーの個別のオンコール時間が表示されます。ユーザーの最大オンコール時間は 1 日あたり 24 時間を超えてはいけません。営業時間の範囲フィルターは、営業時間としてカウントされる時間間隔を示しています。表にリストされている各ユーザーのタイムゾーンに従ってこのフィルターが適用されます。つまり、リストされているユーザーの営業時間に従って分布する、各ユーザーのオンコール時間が表示されます。営業日の範囲は、1 ~ 7 の数字で指定して月曜日から開始します。
このダッシュボードには、指定した期間にグローバルにルーティングされた着信のデータが表示されます。また、着信ルーティング全体だけでなく、コールを処理した個々のユーザーについての詳細も把握できます。
フィルター
発信元 (電話番号)、発信先 (電話番号)、優先度、ステータス、日付ですべてのグラフをフィルタリングできます。
チャート
日付ごとの着信数
フィルターで選択した日付に基づいて、選択した期間において 1 日あたりにルーティングされた着信の総数がこの棒グラフに表示されます。その日のアラートのリストにある各バーには、下記の「着信の詳細」と同じ詳細が表示されます。
着信の詳細
通話日、通話時間、応答したユーザー、コールの説明に必要なすべてのデータなど、着信の詳細情報が表示されます。これには、通話日、発信元 (番号)、発信先 (番号)、通話のステータス (応答があったか、メッセージが残されたか)、通話時間、応答までの時間、応答したユーザー、発信したユーザー数が含まれます。
ユーザーごとの着信使用量
各ユーザーの着信使用量の集計された詳細情報を示します。これには、応答したコール数、不在着信数、合計通話数、合計応答時間が含まれます。
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