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Jira Cloud 製品の概要

Jira Cloud 製品 (Jira、Jira Service Management、および Jira Product Management) は Jira プラットフォーム上に構築されたスタンドアロン アプリケーションで、単独または同じサイト上の任意の組み合わせで使用できます。

Jira Service Management と Jira を同じクラウド サイトに追加すると、最適な統合メリットを活用できます。Jira 連携ページには、Jira Service Management と Jira の関係、IT と DevOps の両方が課題でコラボレーションできる仕組みが示されています。Jira ファミリー ページには、Jira Cloud 製品の 4 種類の違いが示されています。

Jira Service Management ライセンスの概要

ライセンスに関しては、 Jira はユーザー合計数に基づいてライセンス数が決まります。Jira Service Management は、エージェント合計数 (リクエストの編集/作業が可能なユーザー) に基づいてライセンス数が決まります。カスタマー (リクエストを送信するユーザー) はライセンス不要で無料で製品にアクセスできます。 

セットアップに基づき、ユーザーは 1 つあるいはすべての製品または製品の任意の組み合わせに対してライセンスを取得できます。Jira のライセンスとロールによって、エージェント、カスタマー、その他の Jira ユーザーが実行できる操作がどのように変わるかに関する詳細をご確認ください。

製品の特徴とプロジェクト タイプ

各製品はユーザーに 合わせたエクスペリエンスを提供するとともに、関連付けられたプロジェクト タイプを持ち、それに応じた製品固有の機能を提供します。以下は、プロジェクト タイプとそれに関連付けられた機能のリストです。

アプリケーション

プロジェクト タイプ

アプリケーション特有の機能セット

Jira Product Discovery

ディスカバリー プロジェクト

  • アイデアを集めて優先順位を付け、全員が製品ロードマップと足並みを揃えられるようにするためのツール

  • 視覚化しやすい柔軟なビューときめ細かいフィールド

  • 製品のアイデアとデリバリー作業をつなぐための Jira Software との統合

Jira

ビジネス プロジェクト

  • すべてのライセンス ユーザーが利用できます

  • 人事、法務、およびその他の業務チーム向けのテンプレート

 

ソフトウェア開発プロジェクト

  • 開発ツールとの連携

  • 複数のカスタマイズされたアジャイル/カンバン ボード

  • ソフトウェア バージョンのリリース ハブ

Jira Service Management

サービス プロジェクト

  • サービス レベル アグリーメント (SLA)

  • カスタマー向けのカスタマイズ可能な web ポータル

  • リクエスト フォーム

  • カスタマーのアクセスを許可する権限スキーム

Jira サイトにログインできるすべてのユーザーが、そのインスタンスのすべてのプロジェクトを表示できますが (権限に応じる)、アクセス権がある場合に製品固有の機能しか表示できません。

たとえば、ソフトウェア プロジェクトでは Bitbucket や Fisheye などの開発ツールの情報やアジャイル ボードを表示できますが、この情報は Jira ユーザーのみが表示可能です。Jira Service Managementユーザーはソフトウェアプロジェクトを表示できますが、アジャイル ボードやリンク済みの開発ツールの情報のようなソフトウェア固有の機能は表示できません。

同様に、Jira ユーザーは、サービス プロジェクト内の Jira Service Management 固有の機能を表示できません (プロジェクトの基本ビューとその課題のみが表示されます)。

  • インストール済みアプリケーションのプロジェクトは、Jira 管理者のみが作成できます。Jira 管理者はプロジェクトを作成する場合はアプリケーション アクセスは不要ですが、プロジェクトの表示や使用にはアプリケーション アクセスが必要です。

  • 匿名ユーザー (ログインしていないユーザー) は、ビジネス プロジェクト ユーザーと同等のアクセス権を持ちます。つまり、匿名ユーザーは課題を表示したり、あらゆる種類のプロジェクトでの作業が可能ですが、製品固有の機能 (ソフトウェア プロジェクト固有のアジャイル ボードなど) を表示することはできません。匿名ユーザーをプロジェクトにアクセスできるようにする方法については、「匿名アクセスまたはパブリック アクセスの管理」を参照してください。

 

製品の一覧、製品のユーザー ロール、それらのプロジェクト固有機能は以下の通りです。



プロジェクトの固有の機能

権限

ビジネス プロジェクト ユーザー

ソフトウェア プロジェクト ユーザー

Service Management エージェント

カスタマー

サービス プロジェクト

カスタマー ポータル

作成

表示

コメント

トランジション

プロジェクト レベル

作成

表示

課題レベル

作成

表示

内部コメント

カスタマーへのコメント

トランジション

SLA レベル

作成

表示

キュー レベル

作成

表示

Jira Service Management ガジェット

表示

既定では、 Jira ユーザーは Jira Service Management の課題の表示や課題へのコメントが制限されます。ただし、ポータル内ではリクエストに参加できます。 

同じクラウド サイト上に存在する別の Jira アプリケーション用のライセンスが付与されていない Jira ユーザーの場合は、プロジェクトで参照権限とコメント権限を付与できます。たとえば、他の製品の有料ライセンスを持っていなくても、 Jira ユーザーは Jira Service Management の課題にコメントでき、Jira Service Management エージェントは Jira の課題を参照してコメントを追加することができます。 

Jira Service Management 課題で他の Jira ユーザーとコラボレーションする方法について詳しくはこちらをご覧ください。

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