Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
統合フレームワークにより、Jira Service Management のアラート機能を最も人気の IT、オペレーション管理、監視ツールと連携して動作させられます。Jira Service Management は、メールと API を通じてこれらのツールと通信し、送信するデータに応じてアラートを処理できます。統合により、強力なアラートと通知システムを使用して、日常の監視サービスを拡張できます。Jira Service Management は GitHub、New Relic、ServerGuard24 などのサービスと統合されています。
アラート目的で、多くの監視ツールから Jira Service Management にイベントを転送できます。Jira Service Management では、通知 Webhook をキャッチして処理し、通知データに基づいて十分な情報を得たアラートを作成できます。この機能を使用すると、Jira Service Management が任意の HTTP リクエストを処理できるほか、監視ツール用に特別に設定された多くの API ベースの統合も使用できます。たとえば、Raygun のお客様の場合は、Raygun 統合を使用して、Raygun でのイベントに応じて Jira Service Management でアラートを自動で作成/クローズできます。
双方向の統合によって、Jira Service Management と他のアプリ間の双方向でデータを送信/処理できます。ServiceNow 統合を具体例として挙げると、ServiceNow はインシデント イベントを詳細情報とともに Jira Service Management に送信して、Jira Service Management はアラートをインシデントとして ServiceNow に転送します。
Jira Service Management 統合フレームワークには、Jira Service Management イベントをチャット アプリに通知できるコールバック機能があります。発信統合の具体例としては、URL エンドポイントを介して情報をプッシュする Webhook 機能があります。
Jira Service Management のメール統合によって着信メールを処理し、アラートを管理できます。この統合は、あらゆる種類のメールを受け入れます。また、完全にカスタマイズ可能であるため、ご利用の受信トレイに合わせた堅牢なアラート メカニズムを制御できます。Jira Service Management には、Pingdom、Uptime Robot、Zenoss など、いくつかの監視ツール用の特定のメール ベースの統合もあります。たとえば、Pingdom をご利用の場合は、Jira Service Management の Pingdom 統合を追加して、Pingdom イベントを Jira Service Management アラートに簡単に変換できます。
この内容はお役に立ちましたか?