Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
Jira Service Management は Mattermost との双方向の統合を備えています。設定は簡単で、パワフルな機能を提供します。Jira Service Management の堅牢なアラート通知が、Mattermost チャンネルに直接配信されます。また、/genie ack 12 のようなコマンドを入力するのと同じくらい簡単に、チャンネルからこれらのアラートの承認、クローズ、または割り当てを行うことができます。
Jira Service Management で Mattermost 統合を追加することで、Mattermost の使いやすいチーム コラボレーション プラットフォームと Jira Service Management の豊富なアラート通知システムとオンコール ローテーションが数秒で統合されます。チャットに /genie コマンドを入力するだけで、アラートに対してアクションを実行できます。
Mattermost チャンネルに簡単なコマンドを入力することで、Jira Service Management でより多くのことを達成できます。/genie コマンドを使用して、Jira Service Management の通知のミュート、アラートの詳細の取得、オンコール スケジュールの表示などを行えます。
[ユーザーの一致が必要] オプションは、Mattermost アカウントと Jira Service Management アカウントの一致を強制するために使用されます。このオプションについては、「チャット ユーザー マッピング」セクションで説明しています。
Mattermost はチャット統合です。設定は次の手順で行います。
Jira Service Management で Mattermost 統合を追加する
Mattermost で統合を設定する
双方向統合は Free プランと Standard プランではサポートされていません。他のすべての統合は Free と Standard でチーム レベルでサポートされています。ただし、送信統合を機能させるには、上位のプランにアップグレードする必要があります。Settings (歯車アイコン) > Products (Jira 設定の下) > OPERATIONS からサイト レベルで統合を追加できるのは、Premium プランと Enterprise プランのみです。
統合をチームの運用ページから追加すると、そのチームが統合の所有者になります。つまり、Jira Service Management は、この統合を通じて受信したアラートをチームにのみ割り当てます。
Jira Service Management で Mattermost 統合を追加するには、次の手順を実行します。
チームの運用ページに移動します。
左側のナビゲーション パネルで、[統合]、[統合を追加] の順に選択します。
検索を実行して「Mattermost」を選択します。
次の画面で、統合の名前を入力します。
オプション: 特定のチームが統合からのアラートを受信するようにする場合は、[Assignee team (担当者チーム)] のチームを選択します。
[続行] を選択します。
この時点で、統合が保存されます。
統合設定を開いて編集します。
[Authenticate with a Mattermost account (Mattermost アカウントで認証)] を選択します。
Mattermost の Webhook URL を [Mattermost URL] に貼り付けます。
変更を保存します。
[統合を設定する手順] セクションを展開して Webhook URL をコピーします。
この URL は、後ほど Mattermost で統合を設定する際に使用します。
[統合をオンにする] を選択します。
統合のために作成したルールは、統合をオンにした場合にのみ機能します。
Mattermost と Jira Service Management の統合を設定するには、次の手順を実行します。
Mattermost で [System Console (システム コンソール)] > [Integrations (統合)] > [Custom Integrations (カスタム統合)] に移動します。
受信 Webhook とスラッシュ コマンドを有効にします。
メイン メニューに移動して [Integrations (統合)] > [Incoming Webhooks (受信 Webhook)] を選択します。
受信 Webhook を追加します。
メイン メニューに移動し、トリガー ワード jsm の [Integrations (統合)] > [Slash Commands (スラッシュ コマンド)] を選択します。
Jira Service Management の Webhook URL を [リクエスト URL] に貼り付けます。
[保存] を選択します。
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