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データ マネージャー - ServiceNow アダプター

Jira Service Management のアセットは、Premium と Enterprise のみの機能です。これは、企業管理対象プロジェクトのみと互換性があります。

はじめに

ServiceNow は同名の会社が開発したツールで、CMDBアセットおよびエンタープライズ サービス管理に使用されます。

ServiceNow アダプターAPI 接続によってデータをアセット データ マネージャーに取り込みます。

このツールをアセット データ マネージャーに接続するにはどうすればいいですか?

このタスクを完了するには、データ マネージャー アダプターの管理者権限が必要です。データ マネージャーでの権限とロールの仕組みをご覧ください

 

カスタム ビルドのアダプターを使用して、このツールをアセット データ マネージャーに接続するには、次の手順に従います。

  1. 名前オブジェクト クラスデータ ソース名データ ソース タイプなど、「データ マネージャー フィールド」のセクションにリストされているすべての情報を収集します。

  2. 「ServiceNow フィールド」セクションにすべての情報を集めます。これを行うには、ServiceNow の対象分野専門家 (SME) への相談が必要となる場合があります。

  3. データ マネージャー内:

    1. ご利用のツールに合ったアダプターを選択して、新しいジョブを作成します。

    2. すべての必須フィールドに適切な情報を設定します。

  4. ServiceNow 内で、次の手順に従います。

    1. 「認証と承認」セクションに記載されているすべての手順に従って、認証と承認を適切に設定します。

    2. 「API 呼び出し」セクションの情報をご確認ください。

    3. 「取得したフィールド」セクションを確認します。

ServiceNow 接続で取得されるフィールドは、次の 2 つに応じて異なります。

  1. 呼び出しているテーブル

  2. API フィールドのリストを含めた場合、または [なし] とリストした場合。[なし] とした場合は、呼び出されたテーブルからすべてのフィールドを取得します。

使用可能なフィールドは、ServiceNow のバージョンによって異なる場合があります。信頼できる情報源として、ServiceNow のドキュメンテーションをご参照ください。

このジョブが実行されるたびに、選択したデータは、構成されたアダプタを使用してデータ マネージャーに取り込まれ、生データになります。

データ マネージャー フィールド

アセット データ マネージャーから取得した次の情報を指定する必要があります。

  1. 名前 - 接続の名前。[アダプター] でジョブ名として表示されます。

  2. オブジェクト - データをロードしたいオブジェクト クラスの名前。

  3. データ ソース名 - 作成されるデータのタイプ。通常はツールの名前 (例: AD、Qualys) となります。注意: [名前] と同じ名前でも問題はありません。

  4. データ ソース タイプ - ツールが提供するデータのタイプ。たとえば、アセット、CMDB、ユーザーの場所などです。

ServiceNow フィールド

ServiceNow からの次の情報を指定する必要があります。

  1. 認証タイプ - ServiceNow API に接続するための認証タイプ。ServiceNow はベーシック認証と OAuth 認証をサポートしています。

  2. API URL - データ マネージャーで ServiceNow ソースに接続するための ServiceNow インスタンスの URL。

  3. ソーステーブル\ ビュー名 - レコードの取得元の ServiceNow で定義されているテーブルまたはビューの名前

  4. API 制限 - 返されるレコードの最大数。データ マネージャー アダプターによって消費されるリクエスト/データ (またはレコード) の量を設定できます。API 制限は既定で 0 に設定されています。これは制限がないことを意味します。ただし、接続先の ServiceNow ソースに大量のデータが格納されている場合は、数値を 1000 に制限するのがベスト プラクティスです。

  5. API フィールド - レスポンスで返されるフィールド名のコンマ区切りリスト。ソースから返されるフィールドの数を制限します。

  6. API クエリ - 結果をフィルタリングするために使用されるエンコードされたクエリ文字列。ソース テーブルの特定のフィールドでクエリを実行し、クエリ結果をステージングに返します。

ベーシック認証を使用している場合は、次のフィールドに入力します。

  1. ユーザー名 - 承認トークンを生成する名前。

  2. パスワード - 承認トークンを生成するためのパスワード。

  3. ベーシック認証トークン - ServiceNow アクセスの承認に使用される Base64 エンコード文字列。

このトークンは、ユーザー名とパスワードのフィールドに入力し、[生成] ボタンをクリックすると生成されます。

OAuth を使用している場合は、次のフィールドに入力します。

  1. ユーザー名 - 承認トークンを生成する名前。

  2. パスワード - 承認トークンを生成するためのパスワード。

  3. クライアント シークレット - 承認トークンを生成するための一意の識別子。

  4. クライアント ID - トークンのリクエスト時にアプリが身元情報を証明するために使用するシークレット文字列。

認証と承認

ServiceNow 設定では、ベーシック認証と OAuth 認証の 2 つの認証タイプをサポートしています。いずれかの認証タイプに関連する詳細情報を入手するには、ServiceNow の対象分野専門家に相談して設定を完了してください。

コネクタには、ServiceNow テナンシー内でのユーザー認証が必要であると同時に、次のものが必要です。

  • 必要なテーブル/データベース ビューへの読み取り専用アクセス

  • rest_api_explorer ロール

API 呼び出し

ServiceNow の API 呼び出しは Get Table API であり、基本テーブルやカスタマイズされたビューにアクセスできます。

取得したフィールド

ServiceNow で使用される最も一般的なテーブルは、次のとおりです。

  • cmdb_ci_computer

  • cmdb_ci_vm_instance

  • cmdb_ci_server

  • alm_hardware

ServiceNow の実装は顧客ごとに異なるため、使用するテーブルの説明には SME の支援が不可欠です。

上記に加えて、アセット データ マネージャー内の 1 つのビューですべての ServiceNow データを表示することが求められる場合があります。その場合は、データ アグリゲーター コネクタを参照して、それらを 1 つのビューにマージする方法をご確認ください。



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