• 使用を開始する
  • 関連ドキュメント

ヘルプ センターへのアクセスをセットアップして管理する

サイト管理者であれば、対象となるアカウント タイプとカスタマー セグメントに基づいて、ヘルプ センターにさまざまなタイプのアクセスをセットアップできます。

アカウント タイプをセットアップする

ご利用のサイトでヘルプ センターへのアクセスと制限をセットアップする最初のステップは、どのタイプのカスタマーにサービスを提供するかを決めることです。サイトでは、内部カスタマーのみ、外部カスタマーのみ、または内部カスタマーと外部カスタマーの組み合わせのいずれかに対して、サービスを提供します。この選択に基づいて、サイトで利用できるアカウント タイプをセットアップできます。

内部カスタマーにサービスを提供する

社内の従業員やパートナーなどの内部カスタマーは、IT ワークステーションのセットアップを必要とする新入社員など、チームからの内部サポートを必要とすることがよくあります。内部カスタマーに対して、Atlassian アカウントでサイトのヘルプ センターにアクセスすることを許可できます。これにより、1 つのアカウントですべてのアトラシアン製品を使用することや、Jira Service Management ヘルプ センターでサポートを求めることが可能となります。

内部カスタマーに対してアクセスを許可するには、次の手順に従います。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. [内部] セクションの [アカウント タイプ] で、[内部カスタマーに Atlassian アカウントによるヘルプ センターへのアクセス権を付与するには、承認済みドメインを使用します] というボックスにチェックを入れます。

このオプションを有効にすると、招待メールでサイトにサインアップしたユーザーや、メールでリクエストを登録するユーザーが使用するメール アドレスが承認済みドメイン リスト内のメール アドレスと一致していれば、Atlassian アカウントを取得できます。

サイトのヘルプ センターを内部カスタマーのみが利用できるようにする場合は、[アカウント タイプ] の [外部] セクションにあるチェックボックスがすべてオフになっていることをご確認ください。

外部カスタマーにサービスを提供する

外部カスタマーとは、あなたの会社の製品やサービスの使用に関するサポートを必要とするユーザーを指します。こうしたカスタマーは、サイト上の他のアトラシアン製品にアクセスする必要がないため、ポータルのみのアカウントが与えられます。このアカウントでは、Jira Service Management ヘルプ センターにのみアクセスできます。

外部カスタマーに対してアクセスを許可するには、次の手順に従います。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. [外部] の [アカウント タイプ] セクションで、[ヘルプ センターにアクセスする新規カスタマーに対してポータルのみのアカウントの作成を許可] というチェックボックスをオンにします。

このオプションを有効にすると、招待メールでサイトにサインアップするユーザーや、メールでリクエストを登録するユーザーが、ポータルのみのアカウントを取得できます。このオプションを無効のままにしておくと、サイト上でカスタマーやエージェントがポータルのみのアカウントを作成できなくなります。

サイトのヘルプ センターを外部カスタマーのみが利用できるようにする場合は、[アカウント タイプ] の [内部] セクションにあるチェックボックスがすべてオフになっていることをご確認ください。

特定のメール ドメインを持つ外部カスタマーにサービスを提供する

外部カスタマーにサービスを提供するようにヘルプ センターをセットアップしたあと、選択したメール ドメインのカスタマーのみにサービスを提供するよう、さらに制限できます。

この操作を行うには、次の手順を実行します。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. [外部] の [アカウント タイプ] セクションで、[ヘルプ センターにアクセスする新規カスタマーに対してポータルのみのアカウントの作成を許可] というチェックボックスをオンにします。

  3. [特定のメール ドメインを持つカスタマーのアカウント作成のみを許可] というボックスにチェックを入れます。

  4. ご希望の特定のメール ドメインを追加します。

このオプションを選択した場合、ポータルのみのアカウントは、許可済みのドメイン リスト内にあるメール ドメインを利用するカスタマーにのみ作成されます。このリストにないメール ドメインを使用しているカスタマーは、ヘルプ センター経由でサインアップできなくなります。また、こうしたドメインから送信されたカスタマーのメールは無視されます。

内部カスタマーと外部カスタマーの両方にサービスを提供する

ご利用のサイトが内部カスタマーと外部カスタマーの両方にサービスを提供する場合は、上述したように、内部アカウントと外部アカウントの両タイプを有効にできます。

内部カスタマーと外部カスタマーの両方を対象としてサイトをセットアップしており、外部カスタマー用のメール ドメインとして指定したドメインのいずれかが、内部の承認済みドメインのリストに含まれている場合、これらのドメインのカスタマーには Atlassian アカウントが付与されます。

また、(サイトのアカウントを持つ) 既存の顧客のみにヘルプ センターへのアクセスを許可する場合は、内外部の両アカウント タイプを無効にできます。

ヘルプ センターへのアクセスをセットアップする

アカウント タイプの設定をセットアップしたあと、ヘルプ センターへのアクセスを公開にするか、招待制にするかを決める必要があります。この設定によって、カスタマーがサイトでアカウントを作成できるかどうかが決まります。

ヘルプ センターへの招待制アクセスをセットアップする

ヘルプ センターへのアクセスを招待制に設定する場合は、カスタマーがサイトで自分のアカウントを作成することを許可しないでください。手順は次のとおりです。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. ポータル アクセス セクションで、「カスタマーに自分自身のアカウントの作成を許可しない」を選択します。

この設定は、エージェントまたは管理者のみがカスタマー アカウントを作成できることを意味します。これによってサインアップが無効となるため、未確認のカスタマーからのメールによるリクエストは処理されません。

ヘルプ センターへの公開アクセスをセットアップする

サイトのヘルプ センターに一般公開するには、カスタマーがサイトで自分のアカウントを作成できるようにする必要があります。手順は次のとおりです。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. ポータル アクセス セクションで、[カスタマーにアカウントの作成を許可する] を選択します。

この設定は、カスタマーがヘルプ センターでサインアップを行うか、メールでリクエストを送信することで、自分自身のアカウントを作成できることを意味します。

ヘルプ センターへの匿名アクセスをセットアップする

ご利用のサイトでアカウントを持たないユーザーも含め、誰もがヘルプ センターにアクセスできるようにする場合は、次の手順に従います。

  1. [設定 ()] > [製品] > [Jira Service Management] > [カスタマー アクセス] の順に移動します。

  2. ポータル アクセス セクションで、[カスタマーにアカウントの作成を許可する] を選択します。

  3. [カスタマーはログインしないで、ポータルからアクセスしてリクエストを送信できる] というボックスにチェックを入れます。

この設定では、誰もがヘルプ センターにアクセスできます。ただし、カスタマーはリクエストを登録する際にメール アドレスの入力を求められます。リクエストを登録する際に、カスタマーのアカウントが作成されます。リクエストを表示するには、パスワードを設定してログインする必要があります。

こうしたサイトレベルの設定の完了後、プロジェクト管理者は各サービス プロジェクトのカスタマー権限を微調整して、ポータル アクセスを決定できます。ポータルへのアクセスのセットアップと管理に関する詳細をご確認ください。

ヘルプ センターへのアクセスを取り消す

組織管理者とサイト管理者は、ポータルのみのカスタマーに対するヘルプ センターへのアクセスを取り消せます。ヘルプ センターへのアクセスを取り消す方法の詳細をご確認ください。

また、カスタマーのポータルのみのアカウントの削除や、Atlassian アカウントの変更を行って、ヘルプ センターへのアクセスを取り消すこともできます。

 

さらにヘルプが必要ですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。