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Jira Service Management では管理者が構成したサービス レベル アグリーメント (SLA) を使用して、カスタマーの期待 (リクエストへの 4 時間以内の応答など) の実現状況の追跡に役立てることができます。他のエージェントと協力してカスタマー リクエストに取り組んでいる場合や、複数のカスタマー リクエストに影響を与える問題の修正時間を追跡する必要がある場合は、SLA に加えてタイム トラッキング機能を使用して作業負荷レポートを生成できます。

Jira 管理者は Jira サイト全体でタイム トラッキングを有効または無効にできます。時間を記録する権限を持つユーザーを制御することもできます。プロジェクトにタイム トラッキング用のフィールドが表示されない場合、Jira 管理者にお問い合わせください。 タイム トラッキングの構成について詳細を読む

時間管理が課題にどのように表示されるかは以下の通りです。

  • [見積] フィールドは、最初に予想された課題解決までの時間を表示します。
  • [残余] フィールドは、現在予想される課題解決までの時間を表示します。 
  • [記録済] フィールドは、これまでに課題で記録された作業時間です。
  • サブタスクを含めるように選択すると、課題と課題に含まれるすべてのサブタスクの合計時間が表示されます。

作業時間を初めて記録すると、初期見積から消費時間が差し引かれ、結果の値が残余見積として表示されます。以降の消費時間を記録すると、消費時間が残余見積から差し引かれます。

1 つの課題に 100 を超える子課題がある場合、タイム トラッキングにその子課題は含められません。課題ごとの子課題の上限数を 100 に制限することをお勧めします。親/子課題の詳細についてご確認ください

はじめる前に

Jira 管理者がタイム トラッキングを有効化しており、ユーザーが課題に対する作業作業ログの削除作業ログの編集の各プロジェクト権限を持っていることを確認します。プロジェクトの閲覧権限を持つすべてのユーザーが課題のタイム トラッキング情報を表示できます。

課題に初期見積時間を設定する

課題での作業を開始する前に、その課題の解決にかかると思われる時間を計算するために初期見積時間を設定できます。

  1. 課題を選択し、[初期見積] フィールドを選択します。
  2. 課題の作業の完了までの予測時間を入力します。

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ヒント:

  • 時間の値 "X" のあとに、Xw、Xd、 Xh、Xm など、追加の時間単位を指定して、それぞれ週 (w)、日 (d)、時間 (h)、分 (m) を表すことができます。 時間単位を指定せずに数値を入力 (例:「2h」ではなく、「2」と入力) すると、Jira 管理者が指定した既定の時間単位が適用されます。
  • 既定の変換率は、1w = 5d および 1d = 8h です。

課題で時間を記録する

特定の課題における作業を開始したら、時間を記録して残せます。これによって、初期見積時間と実際に問題解決にかかった時間を比較できます。

  1. 課題を開き、••• > [作業の記録] を選択します (または [時間管理] フィールドをクリック)。
  2. [時間の記録] フィールドに入力し、[保存] を選択します。


作業ログ エントリの編集

自分の作業ログの編集権限が付与されている場合、自分の作業ログのエントリを編集できます。また、すべての作業ログの編集権限が付与されている場合、他のユーザーの作業ログのエントリも編集できます。

  1. 課題を開きその課題の最下部の [アクティビティ] セクションで [作業ログ] を選択します。
  2. 作業ログ エントリを見つけ、[編集] を選択します。
  3. 関連するフィールドに入力し、[保存] を選択します。


時間ログ エントリを編集または削除する場合、編集または削除前に入力された値は引き続き残り時間の値として考慮され、使用されます。残り時間が予想と異なる場合は、作業ログの編集モーダルで手動で更新してください。

作業ログ エントリの削除

自分の作業ログの削除 権限を付与されている場合、自分の作業ログのエントリを削除できます。また、すべての作業ログの削除権限を付与されている場合、他のユーザーの作業ログのエントリを削除できます。

  1. 課題を開きその課題の最下部の [アクティビティ] セクションで [作業ログ] を選択します。
  2. 作業ログ エントリを見つけ、[削除] を選択します。

残余時間見積を調整するかどうかを確認します。調整することを選択した場合、削除された時間を考慮して Jira に残り時間を自動で調整させるか、別の時間を手動で設定することができます。

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このアクションは、Jira のコマンド パレットを介してキーボードで実行できます。Jira 内で、command + K キー (Mac の場合) または Ctrl + K キー (Windows の場合) を使用してコマンド パレットを開きます。Jira のコマンド パレットの詳細はこちらをご確認ください。