Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
プロジェクト管理者はサービス水準合意 (SLA) を作成し、サービス プロジェクト チームが顧客に提供したサービスのレベルを測定できます。これには、さまざまなタイプのリクエストの対応や解決にかかった時間が含まれます。
SLA を使用してプロアクティブな対応を実現できます。Jira Service Management の強力なルール エンジンによって、リクエストにキューが追加されると、SLA 目標が自動的に適用されます。SLA タイマーはチームのサービス目標を達成するために残された時間を視覚化するのに役立つため、完了が必要な作業を常に追跡できます。シンプルな配色により、急ぎではない作業と、すぐに取り組む必要がある作業をわかりやすく確認できます。
SLA はリクエストの課題ビューだけでなくキューにも表示され、SLA のステータスを追跡できます。これには次の内容が含まれます。
時計の残り時間 - SLA 内にリクエストを解決するために残された時間です。タイマーは自動で黄色に、SLA に違反すると赤色になります。各 SLA 項目にカーソルを合わせると、残り時間または経過時間と、SLA 目標に向けたパーセンテージがツールチップに表示されます。
SLA の計算は、SLA カレンダーのタイムゾーンに基づきます。SLA カレンダーのセットアップに関する詳細についてご確認ください。ツールチップには、Jira 個人設定のタイムゾーンに従ってデータが表示されます。
ステータス アイコン - リクエストのステータスを表示します。次のアイコンが使用されます。
時計 - 時計が水色の場合、SLA がまだ測定中であることを示します。ただし、時計が赤色になると、リクエストは期限切れとなり、SLA に違反したことを示します。
一時停止 - クロックが SLA のカウントを停止した場合、一時停止アイコンが表示されます。この例として、顧客に追加情報の提供を依頼して返信を待っているときがあります。
赤い X 印 - SLA に違反した場合には、赤い X が表示されます。
緑色のチェック - SLA 内にリクエストを完了すると、緑色のチェック マークが表示されます。
最初のレスポンスまでの時間と解決までの時間 - 測定中の SLA のタイプと、リクエストが解決されるまでの時間を示します。
SLA 名 - 時間数をクリックすると、SLA の測定に使用されたカレンダーを確認できます。
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