Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
Premium プランと Enterprise プランのすべての製品で Atlassian Intelligence の利用が可能になり、自動的に有効化されるようになりました。組織管理者は、アトラシアンの管理の [設定] > [Atlassian Intelligence] から Atlassian Intelligence の設定を管理できます。
この Atlassian Intelligence 機能はベータ版です。登録方法の詳細については、コミュニティ投稿をご確認ください。
Atlassian Intelligence を搭載したインシデント タイムライン機能は、機械学習と生成 AI の両方を活用してインシデントの包括的なタイムラインを生成し、Slack チャンネルからの主要なチャット メッセージと Jira Service Management からの最新情報をシームレスに統合します。インシデント中に行われたすべてのクリティカルなアクションと決定事項が時系列で記録されるため、チームが実行したステップをさかのぼり、インシデントの解決につながったイベントの流れを把握するのに役立ちます。
Atlassian Intelligence が生成する情報の品質、正確性、信頼性は変動する場合があります。その理由をさらに読む
Slack のインシデント タイムラインは、さまざまなメリットをもたらす AIOps の主要な機能であり、次のような場面で役に立ちます。
インシデントの重要な瞬間を捉えたタイムラインを自動的に生成して、すべてを記録します。
インシデントの解決後、タイムラインを使用することでインシデントを詳細にレビューできます。これは、どのようなアクションが効果的であったか、さらには将来のインシデントに備えて改善できる点を把握するのに役立ち、インシデント事後レビューのプロセスを容易にします。
インシデントの一貫した包括的な記録を共有することで、チーム メンバー全員が同じ認識を持てます。
チャンネル データにアクセスして使用するには、この機能に追加の権限を付与する必要があります。
接続済みの Space ワークスペースである場合: ワークスペース名の横にあるロック ボタンを選択して、権限を付与します。
新しい Slack ワークスペースである場合: 通常のステップに従います。これには、チャンネル データを使用する権限をこの機能に与えることも含まれます。
Slack でインシデント タイムラインを作成する
インシデントが解決すると、Jira Service Management ChatOps アプリから、インシデント タイムラインを作成するかどうかを尋ねるダイレクト メッセージが担当者に届きます。
関連するチャンネルでコマンド /jsmops create timeline を入力すると、タイムラインを手動でも作成できます。
モーダルが開き、タイムラインに含める特定のエントリを選択できます。これらのエントリは、インシデント中に特定された重要なメッセージと更新情報から選択できます。
関連するエントリの選択後、[インシデントに送信] ボタンを選び、接続済みのインシデントのタイムラインを Jira Service Management に投稿します。エントリはメッセージとして Slack チャンネルでも共有され、メンバー全員に対して表示されます。これによって、クリティカルなイベントやアクションを簡単に確認できます。
重複したエントリがないように、インシデントのタイムラインが以前に投稿されている場合は通知が行われます。
ご意見をお寄せください
インシデントのタイムラインが作成されると、フィードバックを求める画面が表示されます。ご自身の考えに基づいて、[役に立った 👍] か [役に立たなかった 👎] をクリックして、改善にご協力ください。
Atlassian Intelligence の詳細については、次のいずれかのサイトをご覧ください。
Atlassian Intelligence とは何ですか? | アトラシアン サポート
製品の Atlassian Intelligence を有効にする | アトラシアン サポート
Atlassian Intelligence の機能を確認する
Atlassian Intelligence のトラブルシューティング | アトラシアン サポート
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