さまざまな組織が Jira を使用してさまざまな種類の課題を追跡しています。課題は、ソフトウェア バグ、プロジェクト タスク、休暇申請フォームなど、あらゆるものを表すことができます。Jira Service Management では、カスタマー リクエストが自動的にキューとしてトリアージされるため、エージェントは取り組む必要がある課題を簡単に見つけられます。カスタマーの課題での作業やそれらの管理について確認する場合は、このページをお読みください。
Jira Service Management では、課題はエージェントが取り組む作業のパケットです。IT サービス プロジェクトでは、これはインシデントや変更、サービス リクエストなどを表します。たとえば、「プリンターが動作しない」という顧客リクエストは、カスタマー ポータルでは以下のように表示されます。
エージェントは、内部的に取り組むサービス プロジェクトの課題を選択します。すると以下のような画面が表示されます。
プロジェクトおよび課題キー
課題キー
課題キーは、Jira で追跡されるすべての作業の一意な識別子です。これは認識しやすく、簡単に覚えることができます。
課題キーは以下の場所に表示されます。
- 課題自体 (ラベルとして)
- 検索結果および保存済みフィルター
- ボード上のカードやプロジェクトのバックログ
- 作業を接続しているリンク
- 課題の URL
- 追跡している作業を参照する必要があるすべての場所
課題キーは、次の 2 つで構成されます。
- プロジェクト キー (上記のスクリーンショットの SMART)
- 連番
プロジェクト キー
プロジェクト キーは、プロジェクトに関連する一連の作業を Jira サイト全体でユーザーに対して説明するための英数字の文字列です。プロジェクト キーは、最も覚えやすく認識しやすい課題の識別子です。たとえば、チームのコードネームが Donut World だとします。プロジェクト キー "DONUT" を使用することで、アトラシアン全体のユーザーがそのチームに関連する作業を把握して認識しやすくなります。
プロジェクト管理者は新しいプロジェクトを作成するときにプロジェクトのキーを作成および割り当てることができます。Jira はプロジェクトの名前に基づいて、認識しやすいキーを提案します。プロジェクト管理者は [詳細] オプションを選択することで、プロジェクトの作成時にこれをカスタマイズできます。また、プロジェクトの設定でいつでも更新できます。これらは大文字で始まる 2 文字以上の文字列にする必要があります。プロジェクトの詳細の編集については、こちらを参照してください。
課題の設定
管理者権限がある場合は、課題の設定、新しい課題タイプの作成、カスタム フィールドの管理などを行えます。