Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
Heartbeats は、システムまたはアプリケーションの健全性と正常な機能を監視および確認するために設計された機能で、Jira Service Management と統合されています。各 Heartbeat はこれらのシステムのチェックイン・メカニズムとして機能し、運用上の問題や中断を特定するのに役立ちます。
Heartbeats は定期的に外部システムから Jira Service Management に信号を送信します。これらの信号により、システムが動作していることを確認できます。Jira Service Management がこれらの信号を期待どおりに受信した場合、システムが正常に機能していることを示しています。ただし、指定された時間内に Heartbeat 信号が受信されない場合は、Heartbeat を送信したシステムに問題がある可能性があります。その後、Jira Service Management は、システムがダウンしているか問題が発生している可能性があることを、関連するチームまたは個人に通知するアラートを生成します。
チームは、予想される Heartbeats の頻度を分、時間、日に基づいて設定できます。この頻度は、システムの重要性と運用要件に基づいて調整できます。
Heartbeat のステータスは、監視しているシステムまたはサービスの健全性とアクティビティのステータスを示します。これらのステータスは、監視対象システムが正常に機能しているかどうか、または注意が必要な問題があるかどうかをすばやく特定するのに役立ちます。
保留中: このステータスは、Jira Service Management が Heartbeats を受信するように設定されているが、まだ Ping を受信していないことを示しています。これは、システムが健全性のステータスを判断するために最初の Heartbeat 信号を待機中であることを示す初期状態です。
応答: このステータスは、Heartbeat が正しく期待どおりに機能していることを示しています。Jira Service Management は、設定された間隔で Heartbeat 信号を受信しており、これは、監視対象のシステムまたはサービスが動作していることを示しています。
無応答: Heartbeat が、予想された間隔をはるかに超えて長時間受信されない場合、Heartbeat のステータスが「無応答」に設定されることがあります。このステータスは、システムがかなりの時間ダウンしていたか、Heartbeats 設定の見直しが必要であることを示しています。
オフ: 場合によっては、Heartbeats を手動でオフにすることができます。このステータスは、監視対象システムでメンテナンスや更新が行われていて、Heartbeat 信号の中断が予想される場合に使用されます。Heartbeats をオフにすることで、これらの期間中の誤った警告を防ぐことができます。
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