Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
はじめる前に
Asset Discovery をインストールするには、ご利用の Windows または Linux システム上で Jira 管理者権限と管理者権限が必要です。
アップデート プロセス中に何か問題が発生した場合のために、Discovery フォルダーのバックアップを安全な場所に保存してください。
Linux 環境で Asset Discovery ツールまたはコレクター ツールをご利用の場合は、アップデート前に設定済みの cron タスクを必ず停止してください。
*Windows 環境で Discovery ツールを使用する場合にのみ利用できます。
アップデート プロセスを実行する際には、実行中の Discovery サービスまたはコレクター サービスが自動的に停止されます。アップデート プロセスで停止されたサービスは、アップデート終了後に再開されます。
アップグレード ノート
Discovery Tool 3.1.5-Cloud/6.1.5 では、暗号化メカニズムを変更しました。アップグレードすると、新しい暗号化アルゴリズムを使用して、アップグレード前に保存したデータを保護します。スキャンしたすべての Discovery Agent を、Discovery Tool と同じバージョンに手動で更新する必要があります。
Discovery Tool 3.1.11-Cloud/6.1.14 では、 ダウンロードした zip ファイルの命名パターンを Discovery_X.Y.Z.zip から assets-discovery-X.Y.Z.zip に変更しました。3.1.11-Cloud/6.1.14 より前のバージョンから 3.1.11-Cloud/6.1.14 またはそれ以降にアップグレードする場合は、ダウンロード用の zip の名前を以前の形式に変更してください。
Discovery Tool 3.2.0-Cloud/6.2.0 では、Discovery アプリと Discovery Agent 間の通信を保護するために、Agent トークンを追加しました。スキャンしたすべての Discovery Agent を Discovery Tool と同じバージョンに手動で更新し、Agent トークンを設定する必要があります。また、再度暗号化できるように、SFTPSettings のパスワードを更新する必要があります。
Assets Discovery とコレクターを最新バージョンにアップデートするには:
Discovery-Service-XXX(Discovery.exe -u)と Discovery-Collector-Service-XXX(Collector.exe -u)がインストールされている場合は、アンインストールを実行します。(XXX は、ご自身のために自動生成された一意の値を示しています)
Discovery を設定モード (Discovery.exe -s) で実行します。
[アップデート] タブに移動します。
このタブには、最新バージョンの詳細が含まれています。
Atlassian Marketplace から最新バージョンをダウンロードしてインストールするアップデート サービス実行するには、[今すぐアップデート] を選択します。
Discovery-Service-XXX(Discovery.exe -i)と Discovery-Collector-Service-XXX(Collector.exe -i)をステップ 1 でアンインストールしている場合は、再インストールします。
Discovery とコレクターを手動で最新バージョンに、または最新バージョンより前のバージョンにアップデートする方法。
Discovery-Service-XXX(Discovery.exe -u)と Discovery-Collector-Service-XXX(Collector.exe -u)をアンインストールします。(XXX は、ご自身のために自動生成された一意の値を示しています)
新しいバージョン (例: Discovery_<version>.zip) をダウンロードして、Discovery フォルダー内の update サブフォルダーにコピーします。
update.exe を実行します。
ObjectHashSettings.xml ファイルをアップデートするかどうかを選択します (既定ではアップデートされません)。
ファイルに何も変更を加えない場合は、Yes を選択してアップデートを取得します。
ファイルを変更した場合は、No を選択して内容を新しいファイルに手動で適用します。
Discovery-Service-XXX(Discovery.exe -i)と Discovery-Collector-Service-XXX(Collector.exe -i)をステップ 1 でアンインストールしている場合は、再インストールします。
Discovery 3.x のベータ リリースも試せます。「Discovery をバージョン 3.x にアップデートする」をご参照ください。
リモート スキャンされたサーバーに Discovery Agent がインストールされている場合は、アップグレードされたバージョンの Agent インストーラーをそれらの各 Agent にコピーして、アップグレードする必要があります。
Discovery Agent をアップグレードするには、次の手順に従います。
Discovery-Agent サービス Discovery Agent Service を停止します。コマンド ライン "sc stop Discovery Agent Service" も使用できます。
エージェントのインストール パスに移動します(既定は C:\Program Files (x86)\Atlassian\Discovery Agent Installer です)。既定のパターンが変更されている場合は、パターン ファイルをバックアップします。新しいパターンが作成されても、それらは残ります。
Discovery Agent と同じバージョンから Discovery インストール ディレクトリに移動します(Agent がバージョン 3.1.4 である場合は、Discovery 3.1.4 インストーラーを使用する必要があります)。
ご利用の OS に応じて、Discovery インストーラー(Discovery_Agent_Setup_x86 または Discovery_Agent_Setup_x64)をダブルクリックします。
[Discovery Agent インストーラーを削除] を選択します。その結果、すべての DLL ファイルは Agent ディレクトリから削除されますが、ログ、パターン(カスタム パターン ファイルがある場合のみ)、スキャン、Agent.bak(以前の設定を保持)のディレクトリは残ります。
Discovery_Agent_Setup.msi インストーラー パッケージから、新しいバージョンの Discovery_x.x.x.zip を開いて [インストール] を選択します。
カスタム パターンまたは Agent.cfg ファイルで変更を加えた場合は、ターゲット フォルダで変更して、以前 Discovery Agent がインストールされたパスを追加します。
Agent ディレクトリにもう一度移動して、インストーラーによって作成され、既定の設定を保持している Agent.cfg ファイルを削除します。
カスタマーが以前のバージョンで何らかの変更を加えた場合は、それを削除する必要があります。
なお、この時点でも以前の設定を含む Agent.bak ファイルはまだ残っています。
Discovery Agent Server サービスを停止して開始します。*.bak ファイルに基づいて新しい Agent.cfg ファイルを作成しておく必要があります。
ファイルを復元する必要がある場合は、まず Discovery Agent サービスを停止し、ファイルを復元してから、サービスを再開する必要があります。
リモート ソースから DLL を読み込めない場合は、.NET Framework ポリシーに次の machine.config 設定を追加してください。
32ビット:
1
%windir%\Microsoft.NET\Framework\[version]\config\machine.config
64ビット:
1
%windir%\Microsoft.NET\Framework64\[version]\config\machine.config
アップデート後、これを以前の設定に変更します。
一部のバージョンでは、実行中のサービスのインスタンス ID が UI に表示されるインスタンス ID とは異なることがあります。この問題が発生した場合は、次の手順で解決できます。
サービスを開き、Discovery またはコレクターのサービスを見つけます。
管理者権限でコマンド プロンプトを開きます。
「sc stop Discovery-Service-<ID>」または「sc stop Collector-Service-<ID>」を実行します。
「sc delete Discovery-Service-<ID>」または「sc delete Collector-Service-<ID>」を実行します。
サービスを更新し、サービスが削除されていることを確認します。
Discovery を最新バージョンにアップデートします。
「discovery -i」または「collector -i」を使用してサービスをインストールします。
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