Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
データのインポート先のオブジェクト スキーマに対するアクセスは、特定の Jira グループに制限できます。ただし、jira-system-administrators グループのメンバーは、オブジェクト スキーマ設定をいつでも変更できます。jira-administrators グループのメンバーに対して、このスキーマを制限できます。
いいえ。工場出荷時状態の Apple iOS または Android は、SSH や SNMP のようなリモート アクセスをサポートしていません。リモート アクセスできるようにするためのデバイスの改造やルート化はお勧めできません。
Discovery では、スキャン時にネットワークに接続されているノート パソコンが検出されます。認証情報でマシンに入らなくても、IP と MAC の各アドレスが収集されます。ただし、ローカル管理者と同等の認証情報も提供すれば、ホスト名、ユーザー プロファイル、CPU、RAM、インストールされているソフトウェアなど、より多くの情報をマシンから取得できます (「Asset Discovery によって収集されるデータ」を参照)。
Asset Discovery の初期バージョンの時点では、アセット設定にある既存のオブジェクト タイプまたはオブジェクトは考慮されません。インポートの初回実行時に、インポート先のオブジェクト スキーマを選択する必要があります。これによって、Asset Discovery が検出されたすべてのデータを含むオブジェクト タイプ構造を自動で生成します。このトピックについては、後で詳しく取り上げます。
Asset Discovery は SNMP バージョン 1、2、3 をサポートしています。
はい。リリース 2.2.0 以降の Discovery ツールは、Mono がインストールされている Linux デスクトップ環境で動作します。該当するドキュメンテーション ページをご参照ください。
Jira インスタンス (Tomcat サービス) を実行しているユーザーに、構成したインポート フォルダーとファイルに対する読み取りおよび書き込み権限があることを確認してください。
これは、環境内のさまざまな要因によって異なります。いくつかの例については、推奨事項を参照してください。
通常は影響しません。スキャン対象のシステムあたりの平均ネットワーク負荷は約 400KB です。
通常は影響しません。ただし、オペレーティング システムとスキャン パターンの組み合わせによっては、リモート システムに多大な影響が及ぶ場合があります。
他のサービスを提供するシステムで Discovery ツールを使用することはお勧めしません。Discovery ツールでは、多くのオブジェクトを処理する必要があり、多くのシステム メモリが消費されます。
ESXi 情報の収集を SSH または SNMP から提供された Web-API に変更すると、ESXi ホスト システムの新しいオブジェクト ハッシュが生成される可能性があります。
これは、"シリアル番号" 属性を収集できない場合がある問題に関連しています。お詫び申し上げます。この問題は VMware によって修正される見込みです。
このような状況に対応するには、次の 2 つの選択肢があります。
接続された Jira 課題に "古い" ESXi オブジェクトを使用しない場合は、"古い" ESXi オブジェクトを削除できます。
"古い" ESXi オブジェクトを使用する場合は、"新しい" ESXi オブジェクトから "古い" ESXi オブジェクトにオブジェクト ハッシュ値をコピーします。
これで、"新しい" ESXi オブジェクトを削除でき、"古い" ESXi オブジェクトは将来アップデートされます。
いくつかの軽微な修正を加えるために、Asset Discovery アドオンを 2.9.3 にアップグレードする必要がありました。ツールはこのアップデートに含まれていませんでした。ただし、アップデートされたアドオンでは正常に動作するはずです。ツールとアドオンの両方のバージョン番号が合致するように近日修正する予定です。
バージョン 2.9.2 以上では、Discovery ツールをライセンス付与するために Jira の Asset Discovery によって生成されたライセンス ("Vv..." で始まるライセンス) が購入した階層よりも低い階層を示している場合は、Universal Plugin Manager が古くなっている可能性があります。
これを解決するには、[Jira 管理] > [アドオン] > [アドオンを管理] > [Atlassian Universal Plugin Manager プラグイン] の順に移動して UPM を利用可能な最新バージョンに更新し、Asset Discovery を無効にしてから再度有効にします。これによって、Discovery ツールを正しくライセンス付与するために使用される新しいライセンスが生成されます。
OpenSSH 7.8 より大きいバージョンで生成された RSA キーは、使用されている SSH.Net ライブラリでは動作しません。
これは既知のバグであり、SSH.Net バグ 485 で追跡できます。
RSA キーの生成には "-m PEM" オプションを使用できます。
Asset Discovery リリースに新しい Windows エージェントが含まれている場合は、リリース ノートで都度言及されます。
Discovery ツールが "古い" Windows エージェントから結果データを受信している場合は、結果の構造が非互換になる可能性があります。
その場合、Discovery ツールでは xml データを逆シリアル化できず、ログ ファイルに次のような例外が記録されます。
1
2
Error reading NetworkCommands.
Object of type 'System.Boolean' cannot be converted to type 'System.String'.
はい。システムへの接続に使用する "Discovery" ユーザーを作成することをお勧めします。
LDAP または Active Directory と呼ばれる技術的ソリューションを確認して、Discovery ツールに数百もの "シングル" 認証情報を追加しないようにしてください。
SNMP パターンの場合は、アセット オブジェクトに割り当てるデータがどの OID に含まれているかを把握する必要があります。
OID 値は、Discovery 情報クラスの "既定" のオブジェクト プロパティに割り当てることも、Discovery 情報クラスの拡張情報に使用することもできます。
SNMP Walk に OID を含めるには、SNMP Walk コマンドにパラメーター "-O n" を追加する必要があります。
snmpwalk -v1 -O n -c public 192.168.178.60 .iso > walk_out.txt
まず、"Discovery.exe -u" コマンドの使用を試みます。
サービスが Windows サービスのリストにまだ表示されている場合は、次の手順を実行します。
コマンド プロンプトを開き、正確なサービス名で次のコマンドを実行します。
システムを再起動すると、サービスがアンインストールされます。
1
sc delete [service name]
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