Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
Asset Discovery は、エージェントの有無にかかわらず使用できるネットワーク スキャン ツールです。ローカル ネットワークに接続しているハードウェアとソフトウェアを検出して、各アセットに関する詳細情報を抽出します。その後、このデータを Jira Service Management のアセットにインポートして、ローカル ネットワーク内にあるすべてのデバイスと構成アイテムを管理できます。
Asset Discovery は、Atlassian Marketplace のリンクからダウンロードできます。このソフトウェア パッケージは Windows および Linux システムで動作し、次の 3 つの異なるツールで構成されています。
Asset Discovery - ローカル ネットワーク内のデバイスと構成アイテムを検出するのに役立つエージェントレス スキャナーです。
Asset Discovery エージェント - 常にオンラインであるとは限らないシステムからデータを検出したり、受信 WMI ポートと動的 DCOM ポートを開かずに Windows システムからデータを収集したりするのに役立つエージェントフル スキャナーです。
Asset Discovery コレクター - Discovery の複数のインスタンスを並行して実行したり、スキャンをリモートで実行して結果のデータを別の場所に転送したりできるツールです。
Asset Discovery のシステム要件はスキャン対象のホストの数と使用されている並行スレッドの数によって異なることに注意してください。推奨事項をご確認ください。
Asset Discovery は、次の環境で動作します。
Windows オペレーティング システム
(Windows 7、Windows 8.1、Windows 10、Windows Server 2008、Windows Server 2012、Windows Server 2012 Core、Windows Server 2016、Windows Server 2019 でテスト済み)
Microsoft .Net Framework 4.7.2 以上がインストールされていること
Windows Server 2019 の場合、FOD がインストールされていること
Linux デスクトップ環境
次の OS ディストリビューション (GUI 付き) がテスト済みです。
Ubuntu デスクトップ 16
Debian 9 (GNOME)
Debian 9 (KDE)
CentOS 7 (GNOME)
Linux Mint 18.2 Cinnamon
NET Core ランタイムがインストールされていること
Mono 5.2.0 以上がインストールされていること
他のディストリビューションも動作しますが、テスト未実施です。
オペレーティング システムとして Linux を使用する場合は、少なくとも Discovery 2.2.0 以上を使用する必要があります。「Linux システムでの Discovery の使用」を参照してください。
仮想マシンと 64 ビット システムがサポートされています。
推奨される最小構成は次のとおりです。
4GB の利用可能 RAM
2+GHZ の CPU
500MB のディスク容量
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