Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
Asset Discovery コレクターを使用するには、まず Asset Discovery ソフトウェア パッケージをダウンロードしてコンテンツを抽出してから、コレクターを設定してローカル実行可能ファイルを実行する必要があります。
これらのツールを使用するには、ご利用の Windows または Linux システムで Jira 管理者権限と管理者権限が必要です。
Asset Discovery コレクターは Asset Discovery ソフトウェア パッケージの一部です。
Atlassian Marketplace から Asset Discovery の最新バージョンをダウンロードします。
ツールを格納するディレクトリを作成します。Asset Discovery ツールはこのディレクトリ内のデータの読み取りと書き込みの両方に対応している必要があることにご注意ください。
Windows ユーザーの場合は、C:\Program Files に新しいディレクトリを作成することをお勧めします。
Unix ユーザーの場合は、/opt/ に新しいディレクトリを作成することをお勧めします。
Asset Discovery パッケージのすべてのファイルをこのディレクトリに解凍します。
Windows または Linux システムの管理者として、コマンドライン インタープリター ウィンドウを開きます。
Asset Discovery に移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターで「collector.exe -s」と入力します。
パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。
[共通] タブを選択します。
[共通] タブで設定を構成します。
インスタンスのプリフィックス - Jira Service Management のアセットにインポートされたコレクターのそれぞれのインスタンスを識別できる、ユーザー定義の文字列を選択します。
インポート フォルダー - Asset Discovery のデータを保存するフォルダーを選択します。
Import ZIP Password (インポート ZIP のパスワード) - データが暗号化された ZIP ファイルに保存されている場合 (推奨)、コレクターでデータを追加する際にパスワードが要求されます。
Export Interval (エクスポートの間隔) - コレクターがインポート フォルダーにデータを転送する間隔を選択します (分単位)。
エクスポート タイプ - データを別のシステムに転送する際のエクスポートの種類を選択します。次の選択肢があります。
なし - データは転送されず /scan フォルダーに保存されます。
File Copy (ファイル コピー) - データを他のローカル フォルダーまたはリモート UNC パスに転送します。次の情報を提供する必要があります。
ファイル/エクスポート パス - エクスポートされたデータの保存先のパス。リモート フォルダーを使用している場合は、完全な UNC パスを使用する必要があります。マッピングされたネットワーク ドライブ パスは動作しません。
SFTP - SSH ファイル転送プロトコルに従ってデータを転送します。ログインとパスワードを入力する必要があります。
ファイル/エクスポート パス - エクスポートされたデータの保存先のパス。初期設定ではポート 22 が使用されます。コロン「:」を修飾子として追加することで、別のポートを使用できます。
ログイン - ユーザーは、宛先サーバーのフォルダーへの書き込み権限が必要です。
パスワード - 認証に使用されるユーザーのパスワード。
SFTP RSA - RSA 非公開キー認証を使用する SSH ファイル転送プロトコルに従って、データを転送します。
ファイル/エクスポート パス - エクスポートされたデータの保存先のパス。初期設定ではポート 22 が使用されます。コロン「:」を修飾子として追加することで、別のポートを使用できます。
ログイン - ユーザーは、宛先サーバーのフォルダーへの書き込み権限が必要です。
パスフレーズ - RSA 非公開キーのパスフレーズ。
RSA ファイル - 認証に使用されるユーザーの RSA 非公開キー ファイルへのローカル パス。
ログイン、パスワード、RSA 非公開キーへのローカル パスを指定する必要があります。
Export ZIP Password (エクスポート ZIP のパスワード) - 必要に応じて、ZIP ファイル (AES-256) のパスワードを設定できます。データが転送される場合は、常に暗号化を使用することをお勧めします。
ログ レベル - ログ ファイルに記録する情報のレベルを選択します。
標準 - ログ ファイルには基本情報のみが含まれます。
デバッグ - ログ ファイルには、コレクター ツールの使用時に発生した問題をデバッグするために役立つ詳細情報が含まれます。
Delete logs after (days) (ログを削除するまでの時間 (日数)) - ログ ファイル (とフォルダー) は、設定した時間が経過すると削除されます。既定値は 7 日です。
パスワードを変更 - ここでは、設定のパスワードを変更できます。
Asset Discovery コレクターをサービスとして実行する場合は、セットアップ ユーティリティで次のように有効にできます。
Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「collector.exe -s」と入力します。
パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。
[共通] タブを選択します。
[Install Service (サービスをインストール)] を選択します。
コマンドラインを使用しても、サービスとしての Asset Discovery コレクターを有効にできます。
Windows または Linux システムの管理者として、コマンドライン インタープリター ウィンドウを開きます。
Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「collector.exe -i」と入力します。
セットアップ ユーティリティを使用して Asset Discovery コレクター サービスを無効にするには、次の手順に従います。
Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -s」と入力します。
パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。
[共通] タブを選択します。
[Uninstall Service (サービスをアンインストール)] を選択します。
コマンドラインを使用しても、サービスとしての Asset Discovery コレクターを無効にできます。
Windows または Linux システムの管理者として、コマンドライン インタープリター ウィンドウを開きます。
Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「collector.exe -u」と入力します。
この内容はお役に立ちましたか?