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Asset Discovery によって収集されるデータ

Asset Discovery では、プロトコル SSH、WMI、SNMP を使用してホストとデバイスを検出します。理論的には、ネットワークで接続されたマシンのうち、これらのプロトコルのいずれかを介して通信できるすべてのマシンを検出できます。

ホストまたはデバイスから詳細情報を収集するには、その方法を Asset Discovery に指示する必要があります。これらの指示はパターンで指定して、Asset Discovery にはすぐに使用できる一連のパターンが事前に用意されています。

珍しいアセットを検出する場合は、独自のパターンを記述することもできます。

既定のデータ タイプとデバイス

Asset Discovery ツールでは、次のものが検出の対象となります。

ssh

WMI

SNMP

VMware vSphere

  • Linux/Unix ベースのオペレーティング システム

  • AIX システム

  • Mac OS X オペレーティング システム

  • BSD オペレーティング システム

  • HP-UX システム

  • Novell Netware システム

  • Solaris システム

  • Microsoft Windows® 95
    またはそれ以上の Microsoft オペレーティング システム

  • ネットワーク プリンター

  • IP カメラ

  • ルーター

  • スイッチ

  • ネットワーク アクセス サーバー

  • デバイス: プリンター

  • デバイス: モニター

  • デバイス: USB ストレージ

  • デバイス: ビデオ コントローラー

  • ESXi ホスト

  • 仮想ゲスト

次の初期設定パターンは Asset Discovery でテスト済みです。

Linux/Unix

Windows

SNMP

  • Ubuntu (>12.x)

  • CentOS (>6)

  • Debian (>7)

  • Red Hat (>6)

  • OpenSUSE (Tumbleweed)

  • Mac OS X (>10.x)

  • Solaris 11

  • Oracle Linux (>7)

  • Xen

  • Docker

  • Windows XP

  • Windows 7

  • Windows 8.1

  • Windows 10

  • Windows Server 2003

  • Windows Server 2008

  • Windows Server 2012

  • Windows Server 2016

  • Windows Server 2019

  • Docker

  • Axis IP カメラ

  • Samsung IP カメラ

収集される情報と拡張の可能性

Asset Discovery によって収集されて Jira Service Managementアセットにインポートされる可能性のあるデータは、こちらで確認できます。

すべての Discovery オブジェクトについて収集されたデータは、拡張情報オブジェクトを使用して拡張できます。

すべての Discovery オブジェクトはこれらの ExtendedInformation オブジェクトのリストを持てるため、Discovery 側 (パターン) から情報を追加することで、Jira Service Managementアセットで利用できるようになる可能性があります。

拡張情報オブジェクトを使用する

パターンで属性「UseValueForObjectHash」を true に設定することで、拡張情報オブジェクトを使用して親オブジェクトのハッシュに影響を与えられます

属性

タイプ

説明

名前

TEXT



タイプ

TEXT

有効な型: 日付、ブール、整数、文字列 (既定)

TEXT



オブジェクト ハッシュを使用して一意のオブジェクトを定義する

Asset Discovery から収集されるオブジェクトのほとんどに、"オブジェクト ハッシュ" という属性があります。これは、Jira Service Managementアセットで初期設定の識別子として使用されます。

このオブジェクト ハッシュ属性は、アセットでオブジェクトを一意のオブジェクトとして定義するものです (新しいオブジェクトの作成や既存のオブジェクトのアップデートを目的とする)。

Asset Discovery 側に、ObjectHashSetting.xml というファイルがあります。このファイルに一意のハッシュを生成するために使用されるオブジェクトの属性の定義が含まれています。

このファイルの操作は、常にアセットの既存のデータに影響を与えます。

例:

<HostInfo_FirstNICMAC>true</HostInfo_FirstNICMAC> の値を「true」から「false」にすると、最初に利用可能な NIC の NetworkInterface-MAC-Address はホスト ハッシュの構築に使用されなくなります。

すべてのホスト ハッシュが "新規" になり、データをインポートすると Jira Service Managementアセットに新しいホスト オブジェクトが作成されます。

 

その他のヘルプ