ここでは高度な検索に使用するフィールドに関する情報について説明します。JQL のフィールドとは、Jira フィールド (または Jira アプリケーションで定義済みのカスタム フィールド) に対応する単語です。句では、フィールドの後に演算子、その後に 1 つ以上の値 (または関数) が続きます。演算子はフィールドの値と右側の 1 つ以上の値または関数を比較し、true となる結果のみが句によって取得されます。注意: JQLで 2 つのフィールドを比較することはできません。

対象バージョン

特定の対象バージョンに割り当てられた課題を検索します。検索条件にはバージョン名またはバージョン ID (Jira がバージョンに自動的に割り当てる番号) を使用できます。バージョン名で検索するよりも、バージョン ID で検索することをおすすめします。これは、異なるプロジェクトで同じ名前を使用している可能性があるためです。また、Jira 管理者がバージョン名を変更した場合、その名前に依存している保存済みのフィルターが使用できなくなる可能性がありますが、バージョン ID は一意であり、変更されることはありません。

構文
affectedVersion
フィールド タイプVERSION
オートコンプリートはい
サポートされる演算子 = , != , > , >= , < , <=
IS, IS NOT, IN, NOT IN
注意: 比較演算子 (例: ">") は、数値やアルファベット順ではなくプロジェクト管理者が設定したバージョン順を使用します。
サポートされない演算子 ~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数

When used with the = および != operators, this field supports:

  • latestReleasedVersion()
  • earliestUnreleasedVersion()

IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • releasedVersions()
  • unreleasedVersions()
  • AffectedVersion が 3.14 である課題を検索:
    affectedVersion = "3.14"
    終止符は予約文字のため、引用符で囲む必要がある点にご注意ください。
  • 影響バージョン が "Big Ted" の課題を検索:
    affectedVersion = "Big Ted"
  • AffectedVersion ID が 10350 である課題を検索:
    affectedVersion = 10350

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承認

Jira Service Management でのみ使用します。

承認済みまたは承認待ちのリクエストを検索します。この検索はユーザーによってさらに細かく設定できます。

構文
approvals
フィールド タイプUSER
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

~ , != , !~ , > , >= , < , <=
IS , IS NOT , IN , NOT IN , WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED

サポートされる関数
  • approved()
  • approver()
  • myApproval()
  • myPending()
  • myPendingApproval()
  • pending()
  • pendingBy()
  • John Smith による承認が必要または必要だったリクエストを検索:
    approvals = approver(jsmith)

  • John Smith による承認が必要なリクエストを検索:
    approvals = pendingBy(jsmith)

  • 現在のユーザーによる承認が必要または必要だったリクエストを検索します。
    approvals = myPending()

  • 承認が必要なすべてのリクエストを検索:
    approvals = pending()

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担当者

特定のユーザーに割り当てられた課題を検索します。検索条件にはユーザーのフルネーム、ID またはメール アドレスを使用できます。

構文
assignee
フィールド タイプUSER
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IS, IS NOT, IN, NOT IN, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED

注意: 比較演算子 (例: ">") は、数値やアルファベット順ではなくプロジェクト管理者が設定したバージョン順を使用します。

サポートされない演算子 ~ , !~ , > , >= , < , <=
サポートされる関数IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:
  • membersOf()

EQUALS または NOT EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentUser()
  • John Smith に割り当てられた課題を検索:
    assignee = "John Smith"
    または
    assignee = jsmith

  • John Smith に現在割り当てられている、または過去に割り当てられていた課題を検索:
    assignee WAS jsmith

  • メールアドレスが "bob@mycompany.com" のユーザーが割り当てた課題を検索:
    assignee = "bob@mycompany.com"

    終止符と @ 記号は予約語のため、引用符で囲む必要があります。

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添付ファイル

添付ファイルがある、または添付ファイルがない課題を検索します。 

構文
attachments
フィールド タイプATTACHMENT
オートコンプリートはい
サポートされる演算子IS, IS NOT
サポートされない演算子=, != , ~ , !~ , > , >= , < , <= IN, NOT IN, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数なし
  • 添付ファイルを持つ課題を検索:
    attachments IS NOT EMPTY  

  • 添付ファイルを持たない課題を検索:
    attachments IS EMPTY 

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カテゴリー

特定のカテゴリー内のプロジェクトに所属する課題を検索します。

構文
category
フィールド タイプCATEGORY
オートコンプリートはい
サポートされる演算子 =, !=
IS, IS NOT, IN, NOT IN
サポートされない演算子~ , !~ , > , >= , < , <= WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数なし
  • "Alphabet Projects" カテゴリのプロジェクトに所属する課題を検索:
    category = "Alphabet Projects"

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ゲーティング タイプを変更する

Jira Service Management でのみ使用します。

変更リクエストに使用されている変更ゲーティングのタイプを検索します。「Tracked-only」のリクエストは、変更管理プロセスとは別に設けられている統合によって生成されます。これらのツールでは、承認や変更のゲーティング戦略は考慮されません。「Tracked-only」の変更リクエストは、記録保持の目的にのみ使用されます。

構文
change-gating-type
フィールド タイプTEXT
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=

IS, IS NOT, IN, NOT IN

サポートされない演算子 ~ , !~ , > , >= , < , <= 
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数

なし

  • ゲーティング タイプが空のリクエストを検索する:
    change-gating-type is EMPTY
  • ゲーティング タイプが「Tracked-only」のリクエストを検索する
    change-gating-type = "tracked-only"

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コメント

コメントに特定のテキストを含む課題を検索します。Jira テキスト検索構文を使用できます。

構文
comment
フィールド タイプTEXT
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

~ , !~

サポートされない演算子= , != , > , >= , < , <=
IS, IS NOT, IN, NOT IN,
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数なし
  • コメントに "My PC is quite old" という単語が含まれる課題を検索:
    comment ~ "\"My PC is quite old"

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Component

プロジェクトの特定のコンポーネントに割り当てられた課題を検索します。検索条件にはコンポーネント名またはコンポーネント ID (Jira がバージョンに自動的に割り当てる番号) を使用できます。

注意: コンポーネント名ではなくコンポーネント ID で検索することをおすすめします。異なるプロジェクトに同じ名前のコンポーネントがある場合、コンポーネント名で検索すると、複数のプロジェクトから課題が返される可能性があります。また、Jira 管理者がコンポーネント名を変更すると、その名前に依存している保存済みのフィルターが使用できなくなる可能性がありますが、コンポーネント ID は一意であり、変更されることはありません。

構文
component
フィールド タイプCOMPONENT
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IS , IS NOT , IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~ , > , >= , < , <=
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数

IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、コンポーネントは以下をサポートします:

  • componentsLeadByUser()
  • "Comp1" または "Comp2" コンポーネントを持つ課題を検索:
    component in (Comp1, Comp2)
  • "Comp1" および "Comp2" コンポーネントを持つ課題を検索:
    component in (Comp1) and component in (Comp2)
    or
    component = Comp1 and component = Comp2 
  • ID が 20500 のコンポーネントを持つ課題を検索:
    component = 20500 

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created

特定の日付 (または日付範囲)、またはその前後に作成された課題を検索します。時間コンポーネントが指定されていない場合、深夜 0 時と想定されます。検索結果は設定したタイムゾーン (既定では Jira サーバーのタイムゾーン) に対して相対的なものとなります。

以下の形式のいずれかを使用:

"yyyy/MM/dd HH:mm"
"yyyy-MM-dd HH:mm"
"yyyy/MM/dd"
"yyyy-MM-dd"

"w" (週)、"d" (日)、"h" (時間) または "m" (分) を使用して、現在の時刻に対する相対的な日付を指定することもできます。既定は "m" (分) です。引用符 (") を使用する必要があることにご注意ください。引用符を省略した場合、入力した数字はエポック (1970-1-1) のミリ秒後と解釈されます。

構文
created
エイリアス
createdDate
フィールド タイプDATE
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子
= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT , IN , NOT IN



日付と一緒に = 演算子を使用すると、初期設定では日付フィールドの時刻は "00:00:00.0" と見なされます。たとえば、created = "2010/12/13" にすると、2012 年 12 月 13 日 00:00:00 (午前 12 時) に作成された課題が表示されます。



サポートされない演算子~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数

EQUALSNOT EQUALSGREATER THANGREATER THAN EQUALSLESS THANLESS THAN EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentLogin()
  • lastLogin()
  • now()
  • startOfDay()
  • startOfWeek()
  • startOfMonth()
  • startOfYear()
  • endOfDay()
  • endOfWeek()
  • endOfMonth()
  • endOfYear()
  • 2010 年 12 月 12 日午前 12 時に作成されたすべての課題を検索:
    created = "2010/12/13"
  • 2010 年 12 月 12 日より前に作成されたすべての課題を検索:
    created < "2010/12/12"
  • 2010 年 12 月 12 日以前に作成されたすべての課題を検索:
    created <= "2010/12/13"
  • 2010 年 12 月 12 日の午後 2:00 より前に作成されたすべての課題を検索:
    created > "2010/12/12" and created < "2010/12/12 14:00" 
  • 1 日以内に作成された課題を検索:
    created > "-1d"
  • 2011 年 1 月に作成された課題を検索:
    created > "2011/01/01" and created < "2011/02/01"
  • Find issues created on 15 January 2011:
    created > "2011/01/15" and created < "2011/01/16"

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作成者

特定のユーザーが作成した課題を検索します。検索条件にはユーザーのフルネーム、ID またはメール アドレスを使用できます。課題の作成者は変更されないため、過去の作成者を検索することはできません (例: WAS)。その他のオプションについては、「Reporter」を参照してください。 

構文
creator
フィールド タイプUSER
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IS , IS NOT , IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~ , > , >= , < , <=
CHANGED, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN
サポートされる関数

IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • membersOf()

EQUALS または NOT EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentUser()
  • Jill Jones が作成した課題を検索:
    creator = "Jill Jones"
    or
    creator = "jjones"
  • "bob@mycompany.com" のメール アドレスを持つユーザーが作成した課題を検索:
    creator = "bob@mycompany.com"
    (Note that full-stops and "@" symbols are reserved characters, so the email address needs to be surrounded by quote-marks.) 

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カスタム フィールド

Jira 管理者が 1 つ以上のカスタム フィールドを作成している場合にのみ使用できます。

特定のカスタム フィールドに特定の値を持つ課題を検索します。検索条件にはカスタム フィールド名またはカスタム フィールド ID (Jira がカスタム フィールドに自動的に割り当てた番号) を使用できます。

注意: カスタム フィールド名ではなくカスタム フィールド ID で検索することをおすすめします。カスタム フィールドの名前が Jira の組み込みのシステム フィールドと同じ場合、Jira はカスタム フィールドではなくシステム フィールドで検索を実行します。また、Jira 管理者がカスタム フィールド名を変更すると、その名前に依存している保存済みのフィルターが使用できなくなる可能性がありますが、カスタムフィールド ID は一意であり、変更されることはありません。

構文
CustomFieldName
エイリアス
cf[CustomFieldID]
フィールド タイプカスタム フィールドの設定によって異なる

注意: "Text" タイプのカスタム フィールドでは Jira テキスト検索構文を使用できます。

オートコンプリート

タイプ ピッカー、グループ ピッカー、選択、チェックボックス、ラジオ ボタン フィールドのカスタム フィールドで利用できます。

サポートされる演算子

カスタム フィールドの種類に応じて、サポートされる演算子も異なります。

サポートされる演算子:
数値と日付フィールドの場合 

= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT , IN , NOT IN

日付と一緒に = 演算子を使用すると、初期設定では日付フィールドの時刻は "00:00:00.0" と見なされます。たとえば、created = "2010/12/13" にすると、2012 年 12 月 13 日 00:00:00 (午前 12 時) に作成された課題が表示されます。


サポートされない演算子:
数値と日付フィールドの場合
~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる演算子:
ピッカー、選択、チェックボックス、ラジオ ボタン フィールドの場合
= , !=
IS , IS NOT , IN , NOT IN
サポートされない演算子:
ピッカー、選択、チェックボックス、ラジオ ボタン フィールドの場合
~ , !~ , > , >= , < , <=
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる演算子:
テキスト フィールドの場合 
~ , !~
IS , IS NOT
サポートされない演算子:
テキスト フィールドの場合 
= , != , > , >= , < , <=
IN , NOT IN , WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる演算子:
URL フィールドの場合 

= , !=
IS , IS NOT , IN , NOT IN

サポートされない演算子:
URL フィールドの場合
~ , !~ , > , >= , < , <=
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED

サポートされる関数

カスタム フィールドの種類に応じて、サポートされる関数も異なります。

サポートされる関数:
日付/時間フィールドの場合 

EQUALSNOT EQUALSGREATER THANGREATER THAN EQUALSLESS THAN または LESS THAN EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentLogin()
  • lastLogin()
  • now()
  • startOfDay()
  • startOfWeek()
  • startOfMonth()
  • startOfYear()
  • endOfDay()
  • endOfWeek()
  • endOfMonth()
  • endOfYear()
サポートされる関数:
バージョン ピッカー フィールドの場合 
 バージョン ピッカー フィールド: IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:
  • releasedVersions()
  • latestReleasedVersion()
  • unreleasedVersions()
  • earliestUnreleasedVersion()
  • "Location" カスタム フィールドの値が "New York" の課題を検索:
    location = "New York"
  • カスタム フィールドの ID が 10003 で値が "New York" である課題を検索:
    cf[10003] = "New York"
  • "Location" カスタム フィールドの値が "London"、"Milan" または "Paris" の課題を検索:
    cf[10003] in ("London""Milan""Paris")
  • "Location" カスタム フィールドの値がない課題を検索:
    location != empty

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カスタマー リクエスト タイプ

Jira Service Management でのみ使用します。

特定のリクエスト タイプのリクエストを検索します。リクエスト タイプの設定画面で設定したリクエスト タイプの名前または説明で検索できます。 

構文
"Customer Request Type"
フィールド タイプカスタム フィールド
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子
=、!=

IN , NOT IN

サポートされない演算子

~ , !~ , > , >= , < , <=
IS , IS NOT, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED

顧客リクエスト タイプの Lucene 値は portal-key/request-type-key であることにご注意ください。サービス プロジェクト ポータルの作成後にポータル キーを変更することはできませんが、プロジェクト キーは変更できます。リクエスト タイプの作成後にリクエスト タイプ キーを変更することはできません。

サポートされる関数

なし

  • ユーザーがアクセス権を持つプロジェクトで、カスタマー リクエスト タイプが "Request a new account" である課題を検索:
    "Customer Request Type" = "Request a new account"
  • SimpleDesk プロジェクトで、カスタマー リクエスト タイプが "Request a new account" であり、右側のオペランドがオート コンプリート候補の一覧から選択した Lucene 値である課題を検索:
    "Customer Request Type" = "sd/system-access"
  • カスタマー リクエスト タイプが "Request a new account" または "Get IT Help" である課題を検索:
    "Customer Request Type" IN ("Request a new account", "Get IT Help")

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説明

説明に特定のテキストを含む課題を検索します。Jira テキスト検索構文を使用できます。

構文
description
フィールド タイプTEXT
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

~ , !~
IS , IS NOT

サポートされない演算子= , != , > , >= , < , <=
IN , NOT IN, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED
サポートされる関数

なし

  • 説明に "Please see screenshot" という単語を含む課題を検索:
    description ~ "Please see screenshot"

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期限

特定の日付 (または日付範囲) またはその前後に期限を持つ課題を検索します。期日は、時間ではなく日付のみを対象とすることにご注意ください。

以下の形式のいずれかを使用:

"yyyy/MM/dd"
"yyyy-MM-dd"

"w" (週) または "d" (日) を使用して現在の時刻に対する相対的な日付を指定することもできます。引用符 (") を使用する必要があることにご注意ください。

構文
due
エイリアス
dueDate
フィールド タイプDATE
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT , IN , NOT IN

日付と一緒に = 演算子を使用すると、初期設定では日付フィールドの時刻は "00:00:00.0" と見なされます。たとえば、due = "2010/12/13" にすると、2012 年 12 月 13 日 00:00:00 (午前 12 時) が期限の課題が表示されます。

サポートされない演算子~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED
サポートされる関数

EQUALS、NOT EQUALS、GREATER THAN、GREATER THAN EQUALSLESS THAN または LESS THAN EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentLogin()
  • lastLogin()
  • now()
  • startOfDay()
  • startOfWeek()
  • startOfMonth()
  • startOfYear()
  • endOfDay()
  • endOfWeek()
  • endOfMonth()
  • endOfYear()
  • 2010 年 12 月 12 日午前 12 時が期限のすべての課題を検索:
    due = "2010/12/13"
  • 期日が 2010 年 12 月 31 日より前のすべての課題を検索:
    due < "2010/12/31"
  • 期日が 2010 年 12 月 31 日以前のすべての課題を検索:
    due <= "2011/01/01"
  • 期日が明日のすべての課題を検索:
    due = "1d"
  • 期日が 2011 年 1 月のすべての課題を検索:
    due >= "2011/01/01" and due <= "2011/01/31"
  • 期日が 2011 年 1 月 15 日のすべての課題を検索:
    due = "2011/01/15"

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環境

環境に特定のテキストを含むすべての課題を検索します。Jira テキスト検索構文を使用できます。

構文
environment
フィールド タイプTEXT
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

~ , !~
IS , IS NOT

サポートされない演算子= , != , > , >= , < , <=
IN , NOT IN, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED
サポートされる関数

なし

  • 環境に "Third floor" という単語を含む課題を検索:
    environment ~ "Third floor"

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エピック リンク

企業管理対象プロジェクトで、特定のエピックに所属する課題を検索します。検索はエピックの名前、課題キー、課題 ID (Jira が課題に自動で割り当てる番号) のいずれかに基づいて実行されます。

チーム管理対象プロジェクトで特定のエピックに割り当てられた課題を検索するには、parent を使用します。

構文
"epic link"
フィールド タイプEpic Link Relationship
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , !=
IS , IS NOT, IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~ , > , >= , < , <=
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED
サポートされる関数

IN および NOT IN 演算子とともに使用する場合、epic link は以下をサポートします。

  • issueHistory()
  • linkedIssues()
  • votedIssues()
  • watchedIssues()
  • エピック "Jupiter" (課題キー: ANERDS-31) に所属する課題を検索:
    "epic link" = ANERDS-31
    or
    "epic link" = Jupiter

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フィルター

保存済みフィルターを使用して検索を絞り込むことができます。フィルター名またはフィルター ID (Jira が保存済みのフィルターに自動的に割り当てる番号) を使用して検索できます。

注意:

  • フィルター名ではなくフィルター ID で検索することをおすすめします。フィルター名が変更された場合に保存済みフィルターが壊れ、名前を使用して別のフィルタが呼び出されてしまう可能性があります。一方、フィルター ID は一意であり、変更されることはありません。
  • 入力したクエリでリンクの記述に名前を設定していない場合、保存済みフィルターの ORDER BY ステートメントが上書きされます。
  • 無限ループを発生させるフィルターを実行または保存することはできません (現在のフィルターを参照する保存済みフィルターを参照することはできません)。
構文
filter
エイリアス
request、savedFilter、searchRequest 
フィールド タイプフィルター
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~ , > , >= , < , <=
IS , IS NOT, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED
サポートされる関数

なし

  • フィルター "My Saved Filter" (ID: 12000) の結果で、ユーザー jsmith に割り当てられた課題を検索:
    filter = "My Saved Filter" and assignee = jsmith
    or
    filter = 12000 and assignee = jsmith

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修正バージョン

特定の修正バージョンに割り当てられた課題を検索します。バージョン名またはバージョン ID (Jira がバージョンに自動的に割り当てる番号) を使用して検索できます。

バージョン名ではなくバージョン ID で検索することをおすすめします。異なるプロジェクトに同じ名前のバージョンがある場合があるため、バージョン名で検索すると、複数のプロジェクトから課題が返される可能性があります。また、Jira 管理者がバージョン名を変更した場合、その名前に依存している保存済みのフィルターが使用できなくなる可能性がありますが、バージョン ID は一意であり、変更されることはありません。

構文
fixVersion
フィールド タイプVERSION
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT, IN , NOT IN, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED 

比較演算子 (例: ">") は、 数値やアルファベット順ではなく、プロジェクト管理者が設定した バージョン順 を使用します。

サポートされない演算子~ , !~
サポートされる関数

= および != 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします。

  • latestReleasedVersion()
  • earliestUnreleasedVersion()

IN および NOT IN 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • releasedVersions()
  • unreleasedVersions()
  • 修正バージョンが 3.14 または 4.2 の課題を検索:
    fixVersion in ("3.14""4.2")
    (Note that full-stops are reserved characters, so they need to be surrounded by quote-marks.)
  • 修正バージョン が "Little Ted" の課題を検索:
    fixVersion = "Little Ted"
  • 修正バージョン ID が 10001 の課題を検索:
    fixVersion = 10001

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課題キー

特定の課題キーまたは課題 ID (Jira が課題に自動的に割り当てる番号) に基づいて課題を検索します。

構文
issueKey
エイリアス
id、issue、key
フィールド タイプISSUE
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , != , > , >= , < , <=
IN, NOT IN

サポートされない演算子~ , !~
IS, IS NOT, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED 

サポートされる関数

IN および NOT IN 演算子とともに使用する場合、issueKey は以下をサポートします。

  • issueHistory()
  • linkedIssues()
  • votedIssues()
  • watchedIssues()
  • キーが "ABC-123" の課題を検索:
    issueKey = ABC-123

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課題にリンクされている、またはリンクされていない課題を検索します。検索を特定のタイプのリンクに制限できます。

構文

issueLinkissueLink["link type"]issueLinkTypeここで link type または LinkType は、課題リンク タイプで置き換える変数です (例: blocksduplicates、または is blocked)。

オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=

IN , NOT IN

サポートされない演算子

~ , !~ , > , >= , < , <=

WAS , WAS IN , WAS NOT , WAS NOT IN , CHANGED , IS , IS NOT

サポートされる関数

なし

次の課題を検索します。

  • 課題 ABC-123 への任意のタイプのリンクを持つ課題: issueLink = ABC-123
  • リンクされた課題を持つが、特定の課題にはリンクされていない課題: issueLink != ABC-123
  • 課題の一覧のうち 1 つ以上にリンクされている課題を検索: issueLink in (ABC-123, ABC-456)
  • リンクされた課題があるが、指定した任意の課題にはリンクされていない課題を検索: issueLink not in (ABC-123, ABC-456)
  • 課題 ABC-123 をブロックしている (リンク タイプが "blocks") 課題を検索: issueBlocks = ABC-123 or issueLink["blocks"] = ABC-123
  • 課題 ABC-123 によってブロックされている (リンク タイプが "is blocked by") 課題を検索: issueIsBlockedBy = ABC-123 or issueLink["is blocked by"] = ABC-123

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課題リンク タイプ

blocks または is duplicated by などの特定のリンク タイプを持つ課題を検索します。検索している Jira インスタンスからのみ課題を検索できます。他の Jira インスタンスの課題へのリモート リンクは含まれません。

tip/resting Created with Sketch.

この JQL クエリを使用して課題カードに色を追加できます。たとえば、ブロッカーを持つ課題に赤色のストライプを追加し、他のすべての課題を緑色のままにするとします。これによって、チームで注意が必要な情報を一目で確認できるようになります。詳細については、「カードのカスタマイズ」を参照してください。

構文
issueLinkType
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IN , NOT IN

サポートされない演算子

~ , !~ , > , >= , < , <=

WAS , WAS IN , WAS NOT , WAS NOT IN , CHANGED , IS , IS NOT

サポートされる関数

なし

次の課題を検索します。

  • "causes" リンク タイプを持つ課題を検索: issueLinkType = causes
  • "duplicates" または "clones" リンク タイプを持つ課題を検索: issueLinkType in (duplicates,clones)
  • “clones” 以外のリンク タイプを持つ課題を検索: issueLinkType != clones
  • 他の課題によってブロックされている、またはブロッカーを持たない:
    • issueLinkType = "is blocked by"
    • issueLinkType != "is blocked by"

Jira 課題のリンク タイプには次のプロパティがあります。

  • 名前: リンク タイプのタイトル
  • 外向きリンクの説明: ある課題が他の課題に与える影響の説明
  • 内向きリンクの説明: ある課題が他の課題から受ける影響の説明

例えば、あるリンク タイプでは次のようなプロパティを持つ場合があります。

  • 名前: 問題/インシデント
  • 外向きリンクの説明: causes
  • 内向きリンクの説明: is caused by

issueLinkType を検索すると、Jira は 3 つのプロパティすべてを検索します。つまり、リンク タイプの名前やいずれかの説明が同じ場合、特定の内向きリンクおよび外向きリンクの説明を持つ課題を区別することはできません。例として、名前と外向き リンクの説明が "blocks" となる、既定の "Blocks" リンク タイプがあります。

"blocks" の外向きリンクの説明を使用して課題を具体的に検索する必要がある場合、Jira 管理者はリンク タイプの名前を別のものに変更する必要があります。Jira 管理者の場合、詳細について「課題リンクの設定」をご覧ください。

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ラベル

ラベルまたはラベルの一覧でタグ付けされた問題を検索します。ラベルが付いていない課題を検索することもできます。これにより、関連するスプリント、キュー、レポートに表示するためにはどの課題にタグを追加する必要があるかを簡単に確認できます。 

構文
labels
フィールド タイプLABEL
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=, IS, IS NOT, IN, NOT IN

1 つのラベルを検索するには IS または IS NOT を、ラベルの一覧について検索するには IN または NOT IN を使用することをお勧めします。

サポートされない演算子 ~ , !~ , , > , >= , < , <=
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN, CHANGED
サポートされる関数なし
  • 既存のラベルを持つ課題を検索:
    labels = "x"
  • 指定したラベルを持たない課題と、ラベルを持たない課題を検索:
    labels not in ("x") or labels is EMPTY

最終閲覧日

最後に閲覧されたのが特定の日付 (または日付範囲)、またはその前後である課題を検索します。時間コンポーネントが指定されていない場合、深夜 0 時と想定されます。 検索結果は設定した タイムゾーン (既定では Jira サーバーのタイムゾーン) に対して相対的なものとなります。

以下の形式のいずれかを使用:

"yyyy/MM/dd HH:mm"
"yyyy-MM-dd HH:mm"
"yyyy/MM/dd"
"yyyy-MM-dd"

"w" (週)、"d" (日)、"h" (時間) または "m" (分) を使用して、現在の時刻に対する相対的な日付を指定することもできます。既定は "m" (分) です。引用符 (") を使用する必要があることにご注意ください。引用符を省略した場合、入力した数字はエポック (1970-1-1) のミリ秒後と解釈されます。

構文
lastViewed
フィールド タイプDATE
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT, IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED 

サポートされる関数

EQUALSNOT EQUALSGREATER THANGREATER THAN EQUALSLESS THAN または LESS THAN EQUALS 演算子と共に使用する場合、このフィールドは以下をサポートします:

  • currentLogin()
  • lastLogin()
  • now()
  • startOfDay()
  • startOfWeek()
  • startOfMonth()
  • startOfYear()
  • endOfDay()
  • endOfWeek()
  • endOfMonth()
  • endOfYear()
  • 最後に閲覧されたのが 2010 年 12 月 12 日より前のすべての課題を検索:
    lastViewed < "2010/12/12"
  • 最後に閲覧されたのが 2010 年 12 月 12 日以前のすべての課題を検索:
    lastViewed <= "2010/12/13"
  • 最後に閲覧されたのが 2010 年 12 月 12 日の午後 2:00 より前のすべての課題を検索:
    lastViewed > "2010/12/12" and created < "2010/12/12 14:00"
  • 最終閲覧が 1 日以内の課題を検索:
    lastViewed > "-1d"
  • 最後に閲覧されたのが 2011 年 1 月の課題を検索:
    lastViewed > "2011/01/01" and created < "2011/02/01"
  • 最後に閲覧されたのが 2011 年 1 月 15 日の課題を検索:
    lastViewed > "2011/01/15" and created < "2011/01/16"

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レベル

Jira 管理者が課題レベルのセキュリティを有効にしている場合にのみ使用できます。

特定のセキュリティ レベルに割り当てられた課題を検索します。課題レベル セキュリティ名または課題レベル セキュリティ ID (Jira が課題レベル セキュリティに自動的に割り当てる番号) を使用して検索できます。

注意: セキュリティ レベル名ではなくセキュリティ レベル ID で検索することをおすすめします。Jira 管理者がセキュリティ レベル名を変更した場合に、その名前に依存している保存済みのフィルターを使用できなくなる可能性があります。セキュリティ レベル ID は一意であり、変更されることはありません。

構文
レベル
フィールド タイプSECURITY LEVEL
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IS , IS NOT, IN , NOT IN

サポートされない演算子> , >= , < , <= , ~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED 

サポートされる関数

なし

  • セキュリティ レベルが "Really High" または "level1" の課題を検索:
    level in ("Really High", level1)
  • セキュリティ レベル ID が 123 の課題を検索:
    level = 123

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組織

Jira Service Management でのみ使用します。

組織で共有されているすべてのリクエストを検索します。共有されていないリクエストは返されません。

構文
組織
フィールド タイプUSER
オートコンプリート

はい

サポートされる演算子

= , !=
IN, NOT IN

組織「Atlassian」で共有されているすべてのリクエストを検索します。

organizations = "Atlassian"

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初期見積

Jira 管理者が時間管理を有効にしている場合にのみ使用できます。

初期見積が特定の値 (日付や日付範囲ではなく数字) に設定されている課題を検索します。"w"、"d"、"h"、"m" を使用して、週、日付、時間、分を指定します。

構文
originalEstimate
エイリアス
timeOriginalEstimate
フィールド タイプDURATION
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , != , > , >= , < , <=
IS , IS NOT, IN , NOT IN

サポートされない演算子~ , !~
WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED 

サポートされる関数

なし

  • 初期見積もりが 1 時間である課題を検索:
    originalEstimate = 1h
  • 初期見積もりが 2 日よりも多い課題を検索:
    originalEstimate > 2d

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企業管理対象プロジェクトにある特定の課題のすべてのサブタスク、またはチーム管理対象プロジェクトにある特定のエピックのサブタスクを検索します。課題キーまたは課題 ID (Jira が課題に自動で割り当てる番号) に基づいて検索できます。

構文
parent
フィールド タイプISSUE
オートコンプリート

いいえ

サポートされる演算子

= , !=
IN , NOT IN

サポートされない演算子> , >= , < , <= , ~ , !~
IS , IS NOT, WAS, WAS IN, WAS NOT, WAS NOT IN , CHANGED 

サポートされる関数

なし

  • "TEST-1234" を親に持つサブタスクを検索:
    parent = TEST-1234