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Asset Discovery サービスを構成する

Windows ベースのシステムでは、Asset Discovery をオプションの定期実行サービスとしてスケジュールすることで、ネットワークをスキャンして、ネットワークで同時に実行されている可能性がある Asset Discovery エージェントと情報を交換できます。

Asset Discovery サービスを構成する

  1. Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -s」と入力します。

  2. パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。

  3. [サービス] タブを選択します。

  4. [Service Restart Interval (サービスの再起動間隔)] > Asset Discovery サービスが再起動するまでの間隔の順に選択します。初期設定では 24 時間です。 この間隔に達すると、このサービスはそれ自体を再起動して、サービス プロセスの実行中には解放できない割り当て済みメモリを解放します。これは実行中のスキャンには影響しません。再起動は、構成されたスキャン設定の間に空き時間がある場合にのみ実行されます。0 に設定すると、この機能は無効になります。

  5. ネットワーク上で 1 つ以上の Assets Discovery エージェントを実行している場合は、[エージェント設定] によって Assets Discovery サービスと情報を共有する方法を設定します。

    1. エージェントのスキャン間隔 - Asset Discovery サービスが Asset Discovery エージェントによって新しいデータを確認するまでの間隔 (分単位)。この間隔に達すると、このサービスはそれ自体を再起動して、サービス プロセスの実行中には解放できない割り当て済みメモリを解放します。これは実行中のスキャンには影響しません。再起動は、構成されたスキャン設定の間に空き時間がある場合にのみ実行されます。0 に設定すると、この機能は無効になります。

    2. エージェントの IP 範囲 - 利用可能な Discovery エージェントをチェックする IP 範囲を定義できます。共通設定の IP 範囲と同様に、複数の範囲を定義できます。

    3. エージェントの TCP ポート - 設定した IP 範囲で利用可能なエージェントの TCP ポート。

    4. エージェントのタイムアウト - リモート エージェントへの接続ごとの既定のタイムアウト。既定の期間は 3 秒です。

    5. エージェント トークン - このフィールドに安全なトークンを追加するか、[トークンを生成] > [トークンを保存] の順に選択します。このトークンをコピーして、Agent がインストールされているマシンまたはノードに移動します。token パラメーター(Discovery_Agent.exe -token)を指定して Agent を実行し、先ほどコピーしたトークンを使用します。

    6. スキャンするエージェントをトリガーする - 設定した範囲で利用可能なすべてのエージェントをただちにトリガーしてローカル スキャンを開始する場合に選択します。

    7. エージェントのファイル転送リスト - 設定した範囲で利用可能なすべてのエージェントと同期するファイルを設定するために選択します。たとえば、パターン ファイルを discovery/pattern/myCustomPattern.pat から agent/pattern/myCustomPattern.pat に転送できます。これは「ソース」ファイルに変更を加えた場合も機能します。エージェント構成 (agent.cfg) を同期するため、Agent.cfg ファイルをメインの Discovery フォルダーにコピーして同期の対象としても選択できます。

    8. サービスをインストール/アンインストール - ここでは、Discovery Tool を GUI から Windows サービスとしてインストールまたはアンインストールできます。ネットワークでオプションの Windows Agent を使用している場合は、Discovery Tool をサービスとして実行して Agent データを収集する必要があります。この機能は、Windows 環境で Discovery Tool を使用する場合にのみ利用できます。

Asset Discovery サービスを有効にする

セットアップ ユーティリティを使用して Asset Discovery サービスを有効に方法は次のとおりです。

  1. Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -s」と入力します。

  2. パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。

  3. [サービス] タブを選択します。

  4. [Install Service (サービスをインストール)] を選択します。

コマンドラインを使用しても Asset Discovery サービスを有効にできます。

  1. Windows または Linux システムの管理者として、コマンドライン インタープリター ウィンドウを開きます。

  2. Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -i」と入力します。

Asset Discovery サービスを無効にする

セットアップ ユーティリティを使用して Asset Discovery サービスを無効にする方法は次のとおりです。

  1. Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -s」と入力します。

  2. パスワードを入力します。Asset Discovery を初めて使用する場合は、新しいパスワードの入力と確認を求められます。このパスワードは、大文字、小文字、数字、非英数字 (記号) をそれぞれ 1 つ以上含む 8 文字以上の文字列でなければなりません。

  3. [サービス] タブを選択します。

  4. [Uninstall Service (サービスをアンインストール)] を選択します。

コマンドラインを使用しても、サービスとしての Asset Discovery コレクターを無効にできます。

  1. Windows または Linux システムの管理者として、コマンドライン インタープリター ウィンドウを開きます。

  2. Asset Discovery ディレクトリに移動して、ターミナルまたはコマンドライン インタープリターに「discovery.exe -u」と入力します。

その他のヘルプ