Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
この記事では、Jira Service Management Cloud の一部のお客様に段階的に展開されている、Jira Service Management でネイティブに利用できる新しいアラート機能を取り上げています。ご利用のサイトにはまだ表示されていないか、利用できない可能性があります。
複雑な運用環境では、原因が同じ問題について複数のアラートを受け取ると混乱や非効率につながり、問題の解決が遅れる可能性があります。重複排除機能では、重複するアラートを区別して 1 つにまとめることでこの課題に対処します。
アラートの重複が排除されていることを確認するために、Jira Service Management では受信アラートのソース、コンテンツ、コンテキストなどのさまざまな属性を分析することで重複しているかどうかが判断されます。重複排除プロセスによってノイズが減り、根本原因の解決に対応を集中させることができるようになります。
各重複排除イベントは重複が排除されたアラートのアクティビティ ログに記録されるため、追跡や参照に便利なわかりやすい監査証跡が残ります。
エイリアス フィールド
アラート詳細のエイリアス フィールドはアラートの重複排除に使用されます。エイリアスは未解決アラートの一意の識別子として機能するため、関連するアラートをスムーズに区別してまとめることができます。特定のエイリアスがある未解決アラートは同時に 1 つしか存在できません。
カウント プロパティ
既存のエイリアスを使用して新しいアラートが作成されると、Jira Service Management では別のアラートが作成される代わりに未解決アラートのカウント プロパティの数字が増えます。検索構文を作成するときにカウント プロパティを使用できます。カウント プロパティと重複排除イベントの記録は 100 回発生すると停止しますが、重複排除はアラートが開いている限り継続されます。
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