カンバン バックログを使用する

はじめる前に

  • カンバン バックログは Jira 管理者またはボード管理者によって有効化されている場合にのみ使用できます。

  • カンバン バックログは、ボード ユーザーが利用できるように、特定のボード用に有効にする必要があります。詳細は、「カンバン バックログを有効にする」を参照してください。

カンバン バックログについて

バッグログにある課題が少数であれば、カンバン ボードの最初の列でバックログを簡単に管理できます。バックログの増加に従って、これらの課題を表示したり、スクロールしたりすることが困難になることがあります。

カンバン バックログを使用することで、チームの作業を計画する時に、チームで作成およびランク付けしている課題を、最適化された一覧である大きなバックログで表示できます。カンバン プロジェクトに取り組んでいるチーム メンバーは、計画中のアイテムを気にすることなく、カンバン ボード上の作業中のタスクに集中することができます。

カンバン バックログにアクセスする

カンバン プロジェクトのバックログに移動します。

注釈付きのカンバン バックログのサンプル (課題を選択済み)、ボードの列に [Backlog] と [Selected for Development] を表示
  1. 開発用に選択: これは、カンバン ボードの 1 列目の名前です。

  2. バックログ: 作業の開始準備が整い、開発用に選択にドラッグする準備ができた課題です。

  3. 選択した課題の詳細: コメントの追加、詳細の更新、コンテンツの追加などを行うことができます。

 

上のスクリーンショットでは、カンバン バックログは、バックログ開発用に選択セクションの両方の課題を表示しています。これによって、あるセクションから別のセクションに課題を簡単にドラッグできます。作業の準備ができたら、バックログ セクションから課題をドラッグします。

次の場合にのみ、課題がカンバンバックログに表示されます。

  • 課題がボードの保存済みフィルターとマッチしている場合

  • 課題のステータスがカンバン バックログの列と、カンバン ボード上の次の列にマッピングされている場合

つまり、カンバン ボード上に開発用に選択進行中、そして完了の列がある場合、少なくとも進行中にはステータスがマッピングされていることを確認する必要があります。最初の列 (開発用に選択) にすべてのステータスをマッピングした場合、カンバン バックログのバックログ セクションに課題は表示されません。開発用に選択セクションにのみ課題が表示されます。

十分な画面領域がある場合、新しい課題ビューを使用すると、2 列レイアウトを選択できます。バックログと選択した課題との間の境界をドラッグして、課題の詳細を広く表示できます。

カンバン バックログでできること

タスク

手順説明

バックログへの課題の追加

ナビゲーションバーで [作成] をクリックします。

課題の作成ダイアログに課題の詳細を入力し、[作成] をクリックします。バックログで選択されている課題の下に課題が追加され、課題が選択されていない場合はバックログの一番上に課題が追加されます。

複数の課題を作成する場合、課題の作成ダイアログの [もう 1 つ作成] チェック ボックスを選択することで、ダイアログを開いたままにすることができます。

 

インラインでの課題作成機能を使用すると、課題を迅速に作成できます。+ 課題の作成をクリックするだけです。詳細

バックログの優先順位付け

課題をドラッグアンドドロップしてランク付けします。課題を右クリックすれば、その課題をバックログの一番上または一番下に送るメニューを開くことができます。

課題詳細を閲覧、編集

希望する課題をクリックします。課題の詳細ビューで課題の詳細が表示されます。課題の詳細ビューの設定に応じて、課題の詳細を編集できます。

別のタブまたはウィンドウに問題を開くには、課題キーを右クリックします。

エピックの課題詳細を表示するには、課題自体のエピックの菱形をクリックします。

サブタスクの作成

対象の課題をクリックし、 をクリックします。

サブタスクは、ストーリーを実装可能な単位に分割するのに便利です。

サブタスク作成時の注意...

  • 新しく作成されたサブタスクは、親タスクの展開として表示されます。サブタスクは、親タスクの下でインデントされます。

  • サブタスクには、親タスクのサブタスクであることを示すラベルが設定されます。

  • 親タスクを展開することで、サブタスクを表示できます。

  • サブタスクは、課題数に含まれる場合と含まれない場合があります。これは、ボードについて設定した列の制約によって異なります。

課題のトランジション

バックログセクションから開発選択 セクション(またはKanbanボードの次の列)に課題をドラッグアンドドロップして、ワークフローの次のステータスに移動します。

注意:開発選択あなたのカンバンボードの列の設定によりセクションの名前は異なるかもしれません。

複数の課題をトランジションする時....

以下の条件に応じて、Shift または Ctrl キーを押して複数の課題を選択し、バックログからプロジェクトのワークフローの次のステータスへとトランジションすることができます。

サブタスクを持つ課題をトランジションする場合...

  • 親課題とそのサブタスクの両方をトランジションさせるには、親課題を対応するセクションにドラッグ アンド ドロップします。

  • 親課題またはサブタスクだけを移行するには、まず親課題を展開し、親課題またはサブタスクのみを対応するセクションにドラッグ アンド ドロップします。

詳細は、「課題をトランジションする」を参照してください。

課題の分割

課題を右クリックして、[課題の分割] を選択します。[バックログ] または [開発用に選択] の各セクションで課題を分割することができます。注意: セクションの名前は、カンバンボードの列の設定によって、異なる場合があります。

課題の分割は、課題がとても大きく、二つ以上の問題に分割した方がいい場合、作業をより管理しやすくします。カンバンボードからではなく、カンバンバックログから、課題を分割できるのはあなたのみです。

課題を分割するとどうなりますか?

課題を分割した後は、新しい課題はバックログセクションに送られます。これは、 あなたのカンバンボードの列の設定によりますが、ワークフローの最初のステータスにマッピングされている列のセクションです。

課題の詳細には何がありますか?

  • 新しい課題は、元の課題と同じ課題の種類になります。例えば、ストーリーを2つ以上の問題に分割した場合、新たな課題もストーリーになります。

  • 新しい課題には、元の課題に保存されている詳細 (優先度、コンポーネント、ラベルなど) と同じ内容が含まれます。

  • コピーされない情報には、作業ログ、コメント、課題履歴、および課題リンクが含まれます。なお、元の課題は新しい課題にリンクされます。

  • 新しい課題には、 課題を分割する際に入力した要約を含みます。

  • 課題ステータスも対応するワークフローの最初のステップに戻り、解決状況はクリアされます。

課題のフラグ立て

課題を右クリックして、フラグの追加 を選択します。また、フラグを付けてコメントを追加することで、おそらくフラグを追加するための理由を示すことができます。

課題の削除

課題を右クリックして、[削除] を選択します。

課題の検索

独自のクイック フィルターを作成して、必要な課題だけを表示します。詳細は、「クイック フィルターを設定する」を参照してください。

名前、コード、また担当者よって課題を検索します。

ストーリーをエピックに整理

エピック(ボードの左側に縦に並べられている)をクリックして「エピック」パネルを表示します 。エピックを作成し、ドラッグアンドドロップで課題をエピックへ移動し、このパネルでエピック別にフィルター処理します。

エピックは基本的に大きなユーザー ストーリーで、小さなストーリーをグループ化します。たとえば、リリースのテーマが "四半期毎監査" であれば、1 つのエピックとして取り込むことができます。

注: このパネルを表示するには、ボードのエピック パネルを有効化する必要があります。

バージョンの計画

バージョン (ボードの左側に縦に並べて表示) をクリックして [バージョン] パネルを表示します。バージョンを作成、編集して、ドラッグ アンド ドロップで課題をバージョンに割り当て、このパネルでバージョン別に絞り込みます。

注意:このパネルを表示するには、バージョンが少なくとも 1 つはプロジェクトに含まれている必要があります。

チームが取り組む課題を選択する

バックログで課題を調整した後、[バックログ] セクションから課題をドラッグし、[開発用に選択] セクションへドロップすることで、チームが作業を開始する課題を選択できます。

開発選択の課題は、カンバンボードに表示され、チームは、それに応じてで作業を開始することができます。

注: [バックログ] から [開発用に選択] へ (またはこの逆) 親と独立的にサブタスクを動かすことができます。

 

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