アトラシアンのプライバシーに対するコミットメントの一環として、Jira Cloud でのデータの取り扱い方法を変更しました。これらの変更は特に、Jira Cloud でのユーザーに関する作業項目の検索方法、および、作業項目を割り当てたり作業項目のカスタム フィールドにユーザーを追加したりする際の、他のユーザーの検索方法に影響します。
これらの変更はすでに段階的に適用されており、このページは適宜更新されます。不明点がある場合はこのページを確認するか、support.atlassian.com でリクエストを起票してサポート チームにお問い合わせください。
変更内容について
主な変更点として、Jira Cloud のユーザー インターフェイスからユーザー名が削除されました。つまり、作業項目フィルターやフィールド (担当者、報告者、カスタム ユーザー ピッカー フィールド) で、ユーザー名でユーザーを検索したり、メンションしたりすることができなくなります。氏名の一部やメール アドレスを入力することで他のユーザーを検索できます。
保存済みフィルター
ユーザー名に基づいて作業項目を見つけるフィルターがある場合、JQL 検索で新しいユーザー ピッカーを使用するように検索が更新されます。つまり、フィルターは引き続き同じように機能します。フィルター、ボード、ダッシュボード、またはガジェットで予期しない変更が見つかった場合、ユーザーをユーザー名で検索しようとしていないかどうかをご確認ください。
非アクティブ化または削除されたユーザーは、JQL の使用時にオートコンプリートに表示されなくなります。
リッチ テキスト フィールドでの削除済みユーザー
これまでは、リッチ テキスト フィールドでユーザーが @ メンションされた後にそのユーザーが Jira Cloud から削除された場合、メンションされていた場所ではユーザー名が引き続き表示されていました。削除されたユーザーは、リッチ テキスト フィールドで @ メンションされるときは常に "Former user" と表示されます。
作業項目でメンションしたユーザー
Jira Cloud で作業項目を使用していない場合、リッチ テキスト フィールドでユーザーをメンションすると、更新または変更を保存するまでは Atlassian アカウントの ID のみが表示されます。
監査ログ
Jira Cloud の監査ログからユーザー名とメール アドレスが削除され、関連ユーザー用に "更新" または "作成" イベント、およびアトラシアンのプロファイル情報に置き換えられました。ユーザーが削除されると、監査ログのイベントには "更新" 、プロファイルには "Former user" が表示されます。