Jira Cloud をセットアップする
Jira Cloud をセットアップし、他の製品およびアプリと統合する方法をご確認ください。
このページはチーム管理対象プロジェクト向けです。
プロジェクト サイドバーの左下に [企業管理対象プロジェクトをご利用中です] とある場合は、企業管理対象プロジェクトの記事をご覧ください。
スプリントは、チームがバックログの一定数の課題にコミットするための、固定された期間です。スプリントの期間は通常、1 週間、2 週間、または 4 週間です。スプリントの最後に、チームは一般に作業中の製品のインクリメントを構築および実装します。
Jira では、スプリントはバックログ画面で計画されます。
スプリントを有効化する前に、チーム管理対象プロジェクトでバックログを有効化する必要があります。
スプリントを有効化するには、次の手順を実行します。
チーム管理対象ソフトウェア プロジェクトに移動します。
プロジェクト メニューで、[設定] を選択します。
[機能] を選択します。
トグルをクリックしてスプリント機能を有効または無効にします。
スプリントを有効した場合の影響
チーム管理対象ボードのすべての課題は、それらの課題が存在していた列のステータスでバックログに送信されます。たとえば、[進行中] 列の課題は、バックログに [進行中] ステータスとして送信されます。
最初のスプリントは Jira によって作成されます。これを確認して、新しいスプリントへの課題の追加を開始するには、プロジェクトのサイドバーから [バックログ] を選択します。
ボードの課題は、スプリントを開始したあとにのみ表示されます。ボードには、開始されたスプリントに追加された課題のみが表示されます。その他すべての課題 (新しい課題を含む) はバックログに表示されます。
スプリントを無効化すると、アクティブなスプリント ボードの課題はそれぞれの列に残ります。スプリント内の他の課題はバックログのバックログ リストに移動します。
準備はできましたか? スプリントを開始するには、次の手順を実行します。
チーム管理対象ソフトウェア プロジェクトに移動します。
左側のプロジェクト メニューで [バックログ] を選択します。
スプリントに 1 つ以上の課題を追加して、[スプリントの開始] をクリックします。
[開始] をクリックします。
スプリントを開始すると、以下が可能になります。
スプリントの名前を変更します (アトラシアンのチームはスプリント名に現地のお菓子の名前を使用しています。スプリントの目標に到達したら、皆でそのお菓子を食べに行きます。これは素敵な儀式です)。
スプリントの期間を調整します。
スプリントの開始日と終了日を編集します。
スプリントの目標を追加して、チームの意識の統一を図り、提供すべき機能にチームで集中できるようにしましょう。これにより、チームでは目標に影響する作業を特定および優先付けすると同時に、重要度の低い作業の優先度を見直すことができます。
スプリントを開始すると、次のようになります。
スプリント内の課題がボードに移動します。
ボード名が、アクティブなスプリントの名前に変わります。
スプリントの目標がボードに表示されます。
スプリントの残り時間がボードに表示されます。
詳細の作業も計画する場合は、バックログに複数のスプリントを作成できます。
将来のスプリントを作成するには、次の手順に従います。
チーム管理対象ソフトウェア プロジェクトに移動します。
左側のプロジェクト メニューで [バックログ] を選択します。
[スプリントの作成] をクリックします。
スプリントを作成すると、バックログ リストの上に新しいリストが表示されます。
[その他](...) > [スプリントを上/下に移動] の順に選択すると、バックログでスプリントを並べ替えられます。また、[スプリントを一番上/一番下に移動] を選択して、スプリントをバックログの一番上または一番下に直接移動することもできます。
[移動](...) > [スプリントを編集] の順に選択して、スプリントの名前を変更したり事前に目標を設定したりできます。
[日付を追加 (️)] を選択すると、スプリントに日付を追加できます。
スプリントを開始すると、開始予定日が自動でアップデートされます
今後のスプリントに開始日と終了日を追加すると、作業の整理や優先順位付けに役立ちます。ただし、これはスプリントの実際の開始日とは異なる場合があります。
レポートは、スプリントの開始日に基づいてスコープ、ベロシティ、バーンダウンを計算します。開始予定日がチームの実際のスプリント開始よりも前の場合、スプリントに追加されたすべての作業は「スコープ クリープ」とみなされます。開始予定日がチームのスプリント開始より後の場合は、それまでのすべてのアクティビティがレポートから除外されます。
レポートが不正確になることを防ぐため、予定の日時は [スプリントの開始] を選択した時と一致する推奨日時に置き換えられます。これはチームに合わせて変更できます。
詳細の作業も計画したい場合、バックログに複数のスプリントを作成できます。
スプリントを作成する手順は、次のとおりです。
チーム管理対象プロジェクトに移動します。
左側のプロジェクト メニューで [バックログ] を選択します。
[スプリントの作成] をクリックします。
スプリントを作成すると、バックログ リストの上に新しいリストが表示されます。
[その他](...) > [スプリントを上/下に移動] の順に選択すると、バックログでスプリントを並べ替えられます。また、[スプリントを一番上/一番下に移動] を選択して、スプリントをバックログの一番上または一番下に直接移動することもできます。
[その他] () > [スプリントを編集] の順に選択して、スプリントの名前を変更したり事前に目標を設定したりできます。
バックログ内で次の操作を実行します。
未開始のスプリントの下で [ 課題の作成] をクリックします。
バックログからスプリントに課題をドラッグ アンド ドロップします。
Ctrl キー (Windows) または Command キー (Mac) を押したままにして複数の課題を一度に移動したり、分割線を上下にドラッグしてバックログからスプリント (またはその逆) に、最上位の課題を追加 (または削除) できます。
チーム管理対象プロジェクトでアクティブ スプリントを完成させるには、次の手順に従います。
プロジェクトのボードまたはバックログから、[スプリントを完了] を選択します。
スプリントに未完了の課題がある場合は、それをバックログに移動するか、別のスプリントに移動するかを選択します。
スプリントのふりかえり用に Confluence ページを作成するには、[このスプリントのふりかえりページを作成] をチェックします。
[スプリントを完了] を選択します。
スプリントのふりかえり用に Confluence ページを作成することを選択した場合、ページが公開されると、そのページへのリンクがスプリントのバーンダウン チャートに追加されます。
たとえば、カンバン作業プロセスを採用する場合など、チームにスプリントが不要になった場合、プロジェクトでスプリントを無効化することができます。これを行うには、以下の操作を実行します。
チーム管理対象ソフトウェア プロジェクトに移動します。
プロジェクト メニューで、[設定] を選択します。
[機能] を選択します。
スプリント機能を無効化します。
スプリントを無効化すると、ボード上の課題はボードのそれぞれの列に残ります。
並行スプリントで複数のアクティブ スプリントを同時に実行します。これは、チームが同じバックログを使いながら、作業を分割して異なる目標に集中したい場合に役立ちます。
たとえば、チームの一部が開発のためにスプリントを実行しており、他のチーム メンバーは設計のために別のスプリントに集中しているとしましょう。この場合、両方のスプリントに同じバックログの課題が含まれますが、それぞれのスプリントを個別に開始、完了できます。
並行スプリントを実行するには、次の手順を実行します。
チーム管理対象プロジェクトのバックログに移動します。
1 つのスプリントがすでに進行中の状態で [スプリントを開始] を選択します。
並行スプリントを完了するには、次の手順に従います。
プロジェクトのボード ビューまたはバックログに移動します。
[スプリントを完了] を選択してモーダルを開きます。
モーダルで関連するスプリントを選択して、[完了] を選択します。
未完了の課題があるアクティブ スプリントを完了した場合、それらの課題を別のアクティブ スプリントに直接移動することはできません。これらの課題は、バックログに移動してから、アクティブ スプリントに追加する必要があります。
アジャイルに馴染みが薄い場合、成功したスクラム チームを運営する方法について、アジャイル コーチ サイトのスクラム ガイドを参照してください。
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