Advanced Roadmaps のパフォーマンス推奨事項

Advanced Roadmaps では、次の 3 つのステップでプランが読み込まれます。

  1. Advanced Roadmaps では、Jira 課題に保存されているデータが読み取られます。

  2. そのデータが、プランに保持されている未保存の変更と比較されます。

  3. 次に、計算 (キャパシティ プランニングや依存関係など) を実行してロードマップが生成されます。

プランが大きく複雑になればなるほど、Advanced Roadmaps の読み込みのための作業が増えます。そのため、Advanced Roadmaps の読み込み時間は常に最適化されていますが、プランのパフォーマンスをスピード アップするにはできる限り絞り込むことをお勧めします。

JQL の最適化

すべての JQL クエリが同じように作成されているわけではありません。JQL は最も効率的な方法であるかどうかに関係なく、指示したとおりに実行する厳密なロジックを使用します。これらの非効率性が重なると、プランにパフォーマンス上の問題が生じる可能性があります。

プランの一部として JQL クエリを使用している場合、フィルターとカスタム フィールドのどちらの一部であるかにかかわらず、プランに混乱を来さないように JQL クエリをお書きください。JQL クエリの最適化方法に関する詳細についてご確認ください

課題ソースを削除する

Advanced Roadmaps では、最大 4 つの課題ソースを難なく処理できます。これを超える課題ソースの影響は、その複雑さによって異なります。あるいは、1 つの課題ソースから少数の課題のみが必要な場合は、それらの課題を別のプロジェクトに移動するか、除外ルールによって関連する課題のみを取り込むことをご検討ください。

プランの課題ソースを追加または削除する方法をご確認ください。

課題数の制限

すべてのプランには、5,000 件のソフト制限があります。この数は超過しても構いませんが、プランのパフォーマンスは低下し始めます。このため、不要な課題を取り除くか、規模の大きいロードマップを 2 つの別々のプランに分割することを検討することをお勧めします。

Advanced Roadmaps プランで除外ルールを設定する方法をご確認ください。

古いリリースに属する課題を削除する

初期設定では、Advanced Roadmaps は予定されている時期に関係なく、プロジェクトにあるすべてのリリースと修正バージョンをプランに追加します。これらの追加リリースは技術的にはプランに関連している可能性がありますが、実際はプランのパフォーマンスが低下します。このため、Jira Software の古いリリースを削除するか、除外ルールによってプランにある特定のリリースに属する課題に絞り込むことをお勧めしています。

Advanced Roadmaps プランで除外ルールを設定する方法をご確認ください。

余分なスプリントを削除する

このページの冒頭で説明したように、キャパシティ プランニングの計算は読み込み時に Advanced Roadmaps 全体で行われます。プランに含まれるスプリントが多いほど、Advanced Roadmaps の負担が大きくなって読み込み時間も長くなります。

プランから古いスプリントを削除するには、[次に指定した日数が経過した完了した課題を除外] フィールドを使用するか、Jira Software のボードから古いスプリントを削除します。

その他のヘルプ