Jira Cloud をセットアップする
Jira Cloud をセットアップし、他の製品およびアプリと統合する方法をご確認ください。
デプロイ頻度レポートは、チームが本番環境にコードをデプロイする回数を把握する際に役立ちます。また、このレポートには非本番環境のデプロイ頻度が示されます。
これによって、リスクや顧客に対するリリース頻度を分析できます。
Jira 管理者は、Jira を CI/CD パイプラインと統合する必要があります。これによって、Jenkins、CircleCI、Bamboo などの接続されたツールからデプロイ データを受け取れます。CI/CD 用 Jira を使用する方法の詳細をご確認ください。
このレポートを表示するには、CI/CD ツールのデプロイ イベントと、ソース コード管理ツールのコミット イベントが必要です。また、課題キーにブランチ名、コミット メッセージ、プル リクエストを含める必要があります。デプロイ作業で課題を参照する方法をご確認ください。
デプロイ頻度レポートを表示するには、[集計データを表示] と [開発ツールを表示] の各権限が必要です。権限の有効化に関する詳細についてご確認ください。
プロジェクト管理者のみが [プロジェクト設定] から [レポート] 機能を有効化できます。
デプロイ頻度レポートを表示するには、次の手順に従います。
まだ移動していない場合は、Jira Software プロジェクトに移動します。
プロジェクトのサイドバーから、[レポート] > [DevOps] > [デプロイ頻度レポート] の順に選択します。
デプロイ頻度レポートには、次のセクションが含まれます。
日付選択フィルターから時間枠を選択して、選択した週のデプロイを表示します。
週単位の比較: 棒グラフには、過去 12 週間における本番環境のデプロイの平均値が表示されます。折れ線グラフには、過去 12 週間における本番環境のデプロイごとの課題 (バッチ サイズ) の中央値が表示されます。
すべてのデプロイ環境タイプ: この折れ線グラフには、環境ごとの週次デプロイが表示されます。
週の内訳: この散布図は、バッチ サイズと比較した週ごとの本番環境のデプロイ内訳を示します。
デプロイ: この表は、デプロイ データを示しています。
デプロイ ナビゲーター: この画面には、各デプロイに含まれていた Jira 課題が表示されます。
両方のグラフを比較して、バッチ サイズとデプロイ頻度の相関関係を理解できます。バッチ サイズが大きいデプロイは、リスクが高い傾向にあります。リスクが高いデプロイを回避するには、本番環境にもっと頻繁にデプロイするか、他の環境に均等にデプロイしてください。
非本番環境におけるデプロイ頻度が高い場合は、本番環境により多くデプロイする方法を自動化する必要があります。より頻繁にデプロイすることでチームが迅速に反復的な処理を行うことができて、バグの迅速な捕捉と開発ループの強化に役立ちます。
各デプロイでは、次の情報が提供されます。
デプロイごとの Jira 課題
デプロイの名称
環境名
パイプライン
デプロイの日付
表内の課題を選択してデプロイ ナビゲーターを表示すると、デプロイに含まれる課題の詳細を確認できます。
継続的なインテグレーションと継続的なデプロイのプラクティスを実装することで、ソフトウェアの配信速度を向上できます。
また、バッチ サイズを小さくすると、本番環境にコードをデプロイするリスクが軽減されます。
本番環境におけるデプロイ頻度が高くなると、変更のリリースにおけるリード タイムが短縮されます。
開発プロセスを自動化することで、チームが顧客に対して価値をより迅速に提供できます。
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