Jira Work Management をプロセス管理で使用する方法

プロセス制御プロジェクト テンプレートは、ほとんどのビジネス プロセスの実行に適したワークフローをセットアップします。

ワークフローには、レビューと承認のステップ、および複数の選択肢から選べる解決状況が含まれます。

オープン、進行中、レビュー中、却下、承認済み、完了、およびキャンセルのステータスを持つワークフロー。

このプロジェクト タイプの用途

  • 購買プロセスなどの毎回同じ手順に従うアクティビティ

  • 創造的なデザインやコンテンツ開発プロセス

  • レビューと承認が必須であるプロセス

ボードでのアクティビティの管理

Jira Work Management のボードを使用すると、進行中の作業の量やレビューで滞っている項目の数など、プロセスの進捗状況を簡単に確認できます。また、期限を過ぎている課題 (期日を使用している場合) や、課題に割り当てられている人をすばやく把握できるため、簡単にフォローアップできます。

ボードで作業を監視する」をご参照ください。

サブタスクの作成

追加したタスクが実際には小規模なタスクのグループであった場合、サブタスクを作成してそれらを別々の人物に割り当てることができます。すべてのサブタスクが完了するまで、タスクを [完了] に移動させることはできません。サブタスクはボードに表示されませんが、サブタスクが所属する課題に一覧表示されます。

課題とサブタスクを作成する」をご参照ください。

課題のカスタマイズ

以下の表は、プロセス プロジェクトにある既定の課題に関する仕様を示しています。Jira Work Management の管理者は、これらの初期設定をカスタマイズできます。たとえば、プロジェクトに他の課題タイプを追加したり、この課題タイプに新しいフィールドを追加したりできます。詳細については、「課題の設定」をご参照ください。

課題タイプ

タスクおよびサブタスク

課題フィールド

要約、課題タイプ、報告者、添付ファイル、期限、初期見積、残余見積、説明、担当者、解決状況、ラベル

解決状況

完了、不実行、重複、再現不可

優先度

最高、高、中、低、最低

プロセス制御プロジェクトの使用例

シナリオ

部署で新しいコピー機が必要で、購入の承認を受けるためのビジネス ケースを提出する必要がある

課題のライフサイクル

  1. ビジネス ケース用の課題を作成します。

  2. 作業を開始し、ビジネス ケースを「進行中」に移動し、ビジネス ケースの詳細情報をすべて課題に追加します。これには、依頼の根拠となるドキュメント (見積もりなど)、画像、スプレッドシートなどが含まれます。

  3. ケースの提出準備が整ったらそれを "レビュー" ステージに進め、マネージャーに割り当てて承認を依頼します。

  4. 承認されたら、購入リクエストを作成し、関連する部署に送信します。

  5. 課題を「完了」に移動します。

主なアクション

  • タスクを「レビュー」に進めたら、タスクを承認者に再度割り当てます (自動化することもできます)。

  • フォローアップが必要な場合は、承認者に @メンションしてコメントを残します。

  • 迅速な対応が必要な場合、承認者に期日を通知するようリマインダーを設定します。

  • 見積もりや予算などの関連ドキュメントを添付します。

課題の詳細

Emma に割り当てられた Jira の課題 (新しいコピー機の購入リクエスト)。説明が記載され、優先度は中程度に設定されています。

 

その他のヘルプ