Jira ビジネス プロジェクトとは?

Jira のビジネス プロジェクトは、「作業」と見なされるすべてのアクティビティをチームが追跡しやすいように設計されたコラボレーション ツールです。作業には、プロジェクトの実行、承認プロセスの管理、日常タスクや定期タスクの実行、ドキュメントの作成をはじめ、その他多くのことが含まれます。

ビジネス プロジェクトでは、チームは、何を完了する必要があり、何が進行中で、誰がどの作業に割り当てられているかを共有ビューで確認できます。

他の多数の作業ツールとは異なるため、これまで使用したことがない場合、ここで説明するいくつかの重要な概念を確認しておくことをおすすめします。

作業は「課題」として表示される

「課題」は、ビジネス プロジェクトの作業項目を意味します。課題は、アクティビティ、ドキュメント、資産 (クリエイティブまたは有形資産)、購入、または人物を表すことがあります。作業プロセスに合った課題タイプを独自に作成できます。

たとえば、マーケティング部門は以下の課題タイプを持っている場合があります。

  • タスク - デザイン、請求、ドキュメントの作成などの作業タスクを実行します。

  • アセット - ブランディング材料、写真など、クリエイティブな資産のインベントリを維持します。

  • ウェブサイト - ウェブサイトの変更に関するアクティビティを追跡します。

課題はプロジェクト内で管理される

プロジェクトを使用すると、課題をグループ化し、そのしくみを明確に定義することができます。

人事、財務、マーケティングなどのビジネス ユニットごとにビジネス プロジェクトをセットアップするユーザーもいます。クライアントを別のプロジェクトでセットアップするユーザーもいます。大規模な業務を追跡するクリエイティブな代理店または建設会社でこれを行う場合があります。

プロジェクトはチームの作業の共有の始点を提供し、リーダーやマネージャが、より支援を必要としている場所や、アクティビティが進行していない場所を参照できるようにします。また、これは「to do リスト」のように動作し、タスクをいつでも追加することができ、その他のタスクが完了した後でピックアップすることができます。

課題はワークフローに沿って追跡される

ワークフローでは、開始前から完了まで課題を進めるステップを定義します。ワークフローはステータス (課題の状態) とトランジション (課題のアクション) で構成されています。

ワークフローは通常、既存のビジネス プロセスについてモデル化され、必要なだけシンプルまたは複雑にすることができます。一般に、課題タイプが異なるとワークフローも異なります。

課題での作業が完了すると、割り当てられたユーザーはその課題をワークフローを通じて動かし、ステータスのトランジションを行います。作業を正確に表示できるようにするには、課題のステータスが不可欠です (例えば、公開前にすべての Web の変更にアナリティクスが含まれていることを確認する場合など)。

管理者はものごとを良くする

どのような種類のビジネス プロジェクトで作業していたとしても、その過程で改善点が見えてくる場合があります。そのような場合は、管理者にご相談ください。

2 種類の管理権限があります。この 2 つには次のような違いがあります。

Jira 管理者

このユーザーは通常、IT 部門に所属しているか、製品の購入者です。このユーザーは以下が可能です。

  • 新しいプロセスの作成

  • ユーザー アクセスの制御

  • 共有設定の管理

  • ユーザー ライセンスの拡張

プロジェクト管理者

このユーザーは、部門のマネージャー、プロジェクト リード、または顧客アカウント マネージャーの場合があります。このユーザーは以下が可能です。

  • プロジェクト設定の管理

  • プロジェクト レベル アクセスの制御

  • プロジェクト固有のワークフローおよびカスタム要素のセットアップ

以前にビジネス プロジェクトを使用したことがない新任のプロジェクト管理者の方は、プロジェクト管理者として開始する方法をご確認ください。

以下も参照してください...

 

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