Jira Cloud for Sheets の使用

Jira Cloud for Sheets では、Jira フィルターや JQL (Jira クエリ言語) を使用して Jira データをスプレッドシートにインポートできます。

すべてのユーザーが統合を使用するようにするには、G Suite 管理者が Google スプレッドシート アドオンへのアクセスを有効にする必要があります。G Suite Marketplace アプリをすべてのユーザーに対して有効化する方法についてはこちらをご確認ください。

Google スプレッドシートに Jira Cloud アドオンを追加する

Jira Cloud アドオンを Google スプレッドシートに追加するには、次の手順を実行します。

  1. Google スプレッドシートのスプレッドシートに移動します。

  2. [アドオン] > [ アドオンを取得] を選択します。

  3. Jira Cloud for Sheets を検索します。

  4. アプリにカーソルを合わせて [+Free] をクリックします。

  5. プロンプトに従い、アドオンに Google スプレッドシートのスプレッドシートへのアクセスを許可します。

Jira Cloud サイトを Google スプレッドシートと連携する

Jira Cloud サイトを Google スプレッドシートと連携するには、次の手順を実行します。

  1. Google スプレッドシートのスプレッドシートに移動します。

  2. [アドオン] > [Jira Cloud for Sheets] > [Open… (開く...)] の順に選択します。

  3. [CONNECT (接続)] をクリックします。新しいブラウザ ウィンドウが開きます。

  4. 利用可能なサイトの一覧から追加するサイトを選択します。

  5. [許可する] をクリックします。

Jira からのデータのインポート

次の方法で課題をスプレッドシートにインポートします。

JQL を使用して Jira からデータをインポートする方法

  1. Google スプレッドシートのスプレッドシートに移動します。

  2. [アドオン] > [Jira Cloud for Sheets] > [Open… (開く)] > [Get data from Jira (Jira からデータを取得)] の順にクリックします。

  3. 実行したいクエリの JQL を指定します。[OPEN IN JIRA] リンクをクリックすると、Jira を開いてそこで JQL クエリをテストすることができます。特定の JQL クエリを指定しない場合、システムはサイト上のすべての課題をインポートします。

  4. [GET DATA] をクリックします。

フィルターを使用して Jira からデータをインポートする方法

スプレッドシートにインポートするには、フィルターがスター付きフィルターでなければなりません。

  1. Google スプレッドシートのスプレッドシートに移動します。

  2. [アドオン] > [Jira Cloud for Sheets] > [Open… (開く)] > [Get data from Jira (Jira からデータを取得)] の順にクリックします。

  3. [FILTERS] タブを選択します。

  4. 利用可能なフィルターのリストからフィルターを選択します。

  5. [GET DATA] をクリックします。返される行の数を [Max Rows (最大行数)] で制限できます。


JQL の JIRA() カスタム関数

JQL で JIRA() カスタム関数を有効化できるのは、ドキュメントの所有者のみです。有効化すると、この関数はドキュメント所有者が設定したサイトと Jira アカウントを Jira へのクエリに使用します。

ドキュメントを編集できるユーザーなら誰でも、この関数を使用して、ドキュメント所有者の Jira アカウントで Jira データをインポートできます。

JQL で JIRA() カスタム関数を使用して Jira からデータをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. Google スプレッドシートのスプレッドシートに移動します。

  2. [アドオン] > [Jira Cloud for Sheets] > [Open…] > [Settings] の順にクリックします。

  3. [Enable = JIRA() function for users of this sheet] をクリックします。

  4. 表示される警告を確認して承諾します。


トラブルシューティングと回避策

=JIRA() 関数を有効化したがエラーが表示される

=JIRA() 関数を使用しているセルの値を削除して Enter キーを押します。クエリを再入力し、適切に動作するかどうかを確認します。この操作は一回のみ行う必要があります。現在、この問題を引き起こしている不具合の修正に取り組んでいます。

多数の課題を取得しようとするとアドオンからエラーが返される

アドオンのクエリでは最大 10,000 件の課題を取得できます。さらに多くの課題を返す必要がある場合、=JIRA() 関数を使用すると検索結果をページ単位で表示できます。クエリで検索結果を並べ替えることをおすすめします。

たとえば 20,000 件の課題を返したい場合、最初の 10,000 件の課題を返すにはセルに次のように入力します。

=JIRA("project = ProjA order by updated desc", "", 0, 10000)

別のセルに次のように入力して残りの 10,000 件の課題を返します。

=JIRA("project = ProjA order by updated desc", "", 10000, 10000

課題のインポート時にアドオンから一般エラーが返されます。

Hmmm ... looks like we stumbled a bit, please try again or contact Atlassian support if the issue persists.

課題のインポート時に上記のエラーが発生した場合は、次の手順に従います。

  1. 認証に失敗していないかログを確認します。失敗した場合は、有効な認証情報を使用してインポート プロセスを再試行します。

  2. このエラーは、多数の行をインポートしようとしたことに起因する可能性があります。その場合は、行数を減らしてインポートを再試行します (たとえば、バッチで 1000 ~ 2000 行)。

  3. アドオンを使用して Jira Cloud サイトを切断してから再接続します。

  4. 上記の手順でエラーが解決しない場合は、アドオンをアンインストールしてから再インストールして、新しい接続を確立します。

課題のインポート時にアドオンから「no Jira auth」エラーが返されます。

スプレッドシートへの課題の取り込み時に Jira 認証エラーが発生した場は、次の手順に従います。

  1. アドオンをアンインストールしてから再インストールして、新しい接続を確立します。

  2. アドオンを使用して Jira Cloud サイトを切断してから再接続します。

  3. 新しい Google スプレッドシートを作成し、この新しいシートに関数を貼り付けて、インポートを再試行します。

  4. Google スプレッドシートのコピーを作成し、インポートを再試行します。

上記のいずれの手順でもエラーが解決しない場合は、Atlassian アカウント設定Google アカウントの両方でアクセスを取り消してみてください。その後、Google スプレッドシートからアドオンを削除して、再認証してみてください。

アドオンがユーザー データを空白で返す

アドオンは個々のユーザーのプロファイル データのプライバシー設定を尊重します。ユーザーが自身のプロファイル情報を非公開にしていた場合、assigneereporter 列ではそのユーザーに対してアドオンから空白の値が返されます。

Jira Cloud for Sheets ではどのような機能を利用できますか?

Jira Cloud Sheets は Google スプレッドシートで使用できるアドオンであり、これを使用することで Jira Cloud サイトのデータを次のようにインポートできます。

  • JQL (Jira Query Language) に基づいた検索結果

  • Jira Cloud のスター付き / 定義済みのフィルターに基づいた検索結果


スプレッドシートに入力する列はどのように指定できますか?

アドオンはデータのインポート時に Jira Cloud の列設定を使用します。アカウントやフィルターに応じて異なる列設定が行われている場合があります。Jira Cloud にユーザー / フィルター固有の列設定がない場合、アドオンは既定のシステム列を使用します。

次のように =JIRA() 関数を使用することで異なる列を指定できます。

=JIRA("project=MYP","issueType,reporter,another column")

 

高度なユースケースの場合

Jira Cloud API で返されるデータ構造を把握している場合、サブフィールドを抽出することもできます。たとえば、課題の ID と報告者の表示名のみが必要な場合、JIRA() カスタム関数で次のような引数を使用できます。

=JIRA("project=MYP","issueType.id,reporter.displayName")

 

アドオンのアンインストール方法を教えてください

アドオンをアンインストールするには、[アドオン] > [アドオンを管理] > [管理] > [削除] の順にクリックします。

ライセンス付与済みのアトラシアン製品を持っていない場合は、このアドオンを使用できますか?

いいえ、このアドオンを使用するには、Jira Cloud のライセンス / サブスクリプションが必要です。

このアドオンを Jira Server と使用することはできますか?

いいえ、このアドオンは Jira Work Management、Jira Software、Jira Service Management の Jira Cloud サイトでのみ使用できます。ご利用の製品がクラウド製品なのかサーバー製品なのか不明な場合は、Jira 管理者にご確認ください。

接続済みの Jira Cloud インスタンスからスプレッドシートの接続を解除するにはどうすればよいですか

設定済みのすべての Jira Cloud サイトをアドオンから切断できます。スプレッドシートで次の手順を実行します。

  1. [アドオン] > [Jira Cloud for Sheets] > [開く…] の順にクリックします。

  2. [Disconnect site (サイトを切断)] ボタンをクリックします。

  3. ご利用の Atlassian ID のプロファイル ページに転送されます。ここで [アクセスを取り消し ] をクリックすることで、アドオン / アプリを切断できます。

このアドオンは GDPR に準拠していますか?

はい。また、個人情報も保存されません。詳細については、移行ガイドをご確認ください

さらにヘルプが必要ですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。