Jira の使用を開始する
Jira を使用するのが初めての場合は、新たに管理者やユーザーになった方を対象としたガイドをご覧ください。
Jira は、特定のユーザー、プロジェクト、バージョン、または課題の情報の統計を示すレポートを提供します。
このドキュメントでは、ビジネス プロジェクトでレポートを設定して利用する方法を説明します。
レポートを生成するには:
レポートを生成したいボードに移動してレポートをクリックします。
リストからレポートを選択します。各レポートの詳細については、以下の「レポート」のセクションを参照してください。
プロジェクトまたはフィルタの未解決の課題が作成されてからの経過時間の平均が表示されます。これにより、バックログが最新かどうか確認することができます。
時間ごとの作成した課題と解決した課題の相関を表示します。これにより、バックログが拡大傾向なのか縮小傾向なのかが分かります。
チャートを見る ー 赤色の領域は、解決された課題よりも作成された課題のほうが多い期間を示しています。緑色の領域は、作成された課題よりも解決された課題のほうが多い期間を示しています。
指定されたフィールドでグループ化されたプロジェクトまたはフィルタの課題を円グラフで表示します。これにより、複数の課題の内訳をひと目で確認できます。
たとえば、(フィルタを使用して)プロジェクト内の特定のバージョンの課題を担当者別にしたグラフを作成することができます。
特定の時間帯に作成された課題の数と解決された課題の数を表示します。これにより、新規に作成される作業を把握することができます。
グラフの表示 — 棒グラフの緑色の部分は、作成された課題のうちの解決済み課題を示します。赤色の部分は、作成された課題のうちの未解決の課題を示します。
プロジェクトまたはフィルターの課題を解決するまでに要した時間を表示します。これにより、調査が必要になりそうなトレンドや出来事を特定することができます。
フィルター用に特定のフィールド別に分類された課題を表示します。これにより、検索結果をフィールド別に分類して、各グループの全体のステータスを確認できます。たとえば、プロジェクトのあるバージョン内の課題を担当者ごとに表示することができます。
このレポートには、1,000 課題の表示制限があります。
日付フィールドとプロジェクトまたはフィルターの場合、フィールドが設定された日付に対して課題をマッピングします。これは、一定期間中に作成された課題の数や更新された課題の数などを追跡するのに役立ちます。
プロジェクトの特定のバージョンに関する課題の時間管理情報を示します。
レポートの表はバージョン内の課題を示します。
時間管理フィールドは次のように4つあります。
初期見積 - この課題の完了にかかる合計時間の初期見積。
残りの見積時間- この課題の完了にかかる残りの時間の現時点での見積。
消費時間- 課題に要した消費時間。これは、この課題に対して記録された時間の総計です。
精度- 課題の初期見積と現在の見積を比較した精度。これが経過時間と残見積もり時間フィールドの合計と、初期見積もりフィールドの合計の差異です。
サブタスクが有効化されている場合、フィールドの右側の 「∑」列は各「親」課題に関するタイム トラッキング情報の集計 (課題独自の値 + サブタスクの値の合計) を示します。
表の最後の行は、バージョン全体の時間管理情報の合計を示します。
また、レポートにはバージョンのタイム トラッキング情報の集計を示す、2つの棒グラフが含まれます (表の上)。
最初の棒グラフ("進捗")は、このバージョンでの完了した課題 (緑) と未完了の課題 (オレンジ) の割合を示しています。
2 つ目の棒グラフ (「精度」 -青) は、初期見積の精度を示します。
精度バーと進捗バーの差異により、このバージョンの課題が計画より早いか遅いかを示します。3つのケースがあります:
課題は初期見積の予定どおりに進行しています。
精度バーは完全に青色になっていて、その上の進捗バーと同じ長さになっています。
課題は初期見積よりも遅れています (初期見積よりも時間がかかります)。
進捗状況棒グラフは精度棒グラフよりも長くなります。青の部分は初期見積時間を、薄い灰の部分は課題が遅れている時間の量を示しています。
課題は初期見積よりも進んでいます (初期見積よりも短期間で終わります)。
精度グラフは進捗状況グラフよりも長くなっています。青のバーは初期見積もり時間を、薄いグレーの部分は初期見積もりが余分に見積もられていた時間の量を示しています。
このレポートは、最大 1,000 件の課題と 1,000 件のサブタスクを表示できます。このレポートでデータを表示するには、課題構成に修正バージョンを含める必要があります。
ユーザーが割り振られた作業量と、その所要時間を示します。
指定したユーザーについて、割り当て済みの未解決の課題数、および残りの作業負荷をプロジェクトごとに表示できます。
特定バージョンが完了ために処理する作業がどのくらい残っているかをユーザー別および課題別に示します。
指定したバージョンについて、各ユーザーに割り当てられた未解決の課題、各ユーザーの作業負荷、およびバージョンの合計残余作業負荷の要約をリストで表示できます。
特定のプロジェクトまたはフィルターの課題の担当者に関連する作業負荷を示します。
* Jira 管理者がタイム トラッキングを有効にした場合にのみ利用可能です。
Jira と Confluence を連携している場合、Confluence 上で以下のレポートを作成できます。
Jira の課題一覧を表示します。このリストは静的にもできるし、Jira における課題のステータスの変更を自動的に反映させることもできます。
ステータスレポートは、Jira プロジェクトと修正バージョンの進捗状況をステータス、優先度、コンポーネントおよび課題タイプ別に円グラフで表示します。ステータスレポートは Jira グラフ マクロを動的に使用します。
その他のレポート (ガント チャート レポート、タイムシート レポート、Jira SQL プラグインなど) を、Atlassian Marketplaceでダウンロードできます。
Jira 管理者はプラグイン API を利用して新しいレポートを作成することもできます。詳しくは「チュートリアル - Jira レポートを作成する」を参照してください。ご自身でプラグインを構築されない場合は、カスタム プロジェクトについてアトラシアン パートナーにご相談ください。
課題フィルターは Microsoft Excel にエクスポートし、Excel 上でさらに操作してグラフやレポートを作成することができます。「検索結果を使用した作業」を参照してください。
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