JQL 関数

このページでは、高度な検索で使用する関数の情報をご説明します。インストール済みのアプリから追加の JQL 関数を利用できる場合があります。

JQL における関数は単語のあとに括弧が続くもので、1 つ以上の値や Jira フィールドを含むことがあります。句では、関数の前に演算子があり、その前にフィールドがあります。関数は特定の Jira データまたは関数内のコンテンツの計算を実行し、関数または関数を利用する句では真となる結果のみを取得します。

検索クエリで指定されていないかぎり、JQL 検索の結果で空のフィールドが返されることはありません。現在のユーザーに割り当てられていない課題を検索するときに空のフィールド (未割り当ての課題) を含めるには、(assignee != currentUser() OR assignee is EMPTY) と入力して、未割り当ての課題を検索結果に含めます。

approved()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

承認が行われており、最終決定が承認済みであるすべてのリクエストを検索します。

構文

1 approved()

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

!=~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 承認済みのすべてのリクエストを検索:
    approvals = approved()

approver()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

特定のユーザーが保留中または完了した承認ステップの承認者であり、承認を実行したか、または却下したか分からないリクエストを検索します。ユーザー名を入力する必要があります。

構文

1 approver(user1, user2)

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

!=~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • John Smith による承認が必要または必要だったリクエストを検索:
    approvals = approver(jsmith)

  • John Smith または Sarah Khan による承認が必要であるリクエスト、または必要であったリクエストを検索:
    approvals = approver(jsmith, skhan)

breached()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

直近の SLA で目標を達成できなかった課題を返します。

構文

1 breached()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • SLA ("最初の対応までの時間") に違反した課題を検索:
    "Time to First Response" = breached()

cascadeOption()

"カスケード選択" カスタム フィールドの値が選択したものと一致する課題を検索します。

parentOption パラメーターは、cascading select フィールドの第 1 階層のオプションに対応します。

childOption パラメーターは、"カスケード選択" フィールドの第 2 階層のオプションに対応します (任意)。 

none キーワードは、片方もしくは両方にのオプションに値を持たない課題を検索するときに使用します。

構文

1 2 cascadeOption(parentOption) cascadeOption(parentOption,childOption)

サポートされるフィールド

カスケード選択タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

IN , NOT IN

サポートされない演算子

= , != , ~ , !~ , > , >= , < , <= IS , IS NOT, WAS , WAS IN , WAS NOT , WAS NOT IN , CHANGED

  • "Location" カスタム フィールドの 1 階層の値が "USA"、2 階層の値が "New York" となっている課題を検索:
    location in cascadeOption("USA", "New York")

  • カスタム フィールド ("ロケーション") の第 1 階層の値が "USA" であり、第 2 階層がいずれかの値 (または値なし) である課題を検索:
    location in cascadeOption("USA")

  • カスタム フィールド ("ロケーション") の第 1 階層の値が "USA" であり、第 2 階層に値がない課題を検索:
    location in cascadeOption("USA", none)

  • "Location" カスタム フィールドの 1 階層と 2 階層の両方に値を持たない課題を検索:
    location in cascadeOption(none)

  • カスタム フィールド ("参照元") の第 1 階層と第 2 階層の値がともに "none" である課題を検索:
    referrer in cascadeOption("\"none\"", "\"none\"")

  • カスタム フィールド ("参照元") の第 1 階層の値が "none" であり、第 2 階層の値がない課題を検索:
    referrer in cascadeOption("\"none\"", none)

choiceOption()

"複数選択" または "ドロップダウン" の各カスタム フィールドで選択した ID と一致する問題を検索します。

少なくとも 1 つの引数が必要です。引数が複数ある場合は、それぞれの ID を返します。引数は有効なオプション値でなければなりません。引数が ID でもあり、オプション値でもある場合は、オプション値が一致する課題を返します。

構文

1 2 choiceOption(ValueOption) choiceOption(ValueOption1,ValueOption2,ValueOption3)

サポートされるフィールド

複数選択タイプのカスタム フィールドとドロップダウン タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • カスタム フィールド ("製品バージョン") の値が
    "123" である課題を検索:
    "Product Version[Select List (multiple choices)]" in choiceOption(123)

closedSprints()

完了したスプリントに割り当てられている課題を検索します。

完了したスプリントと未完了のスプリントの両方に 1 つの課題が属している場合もあります。openSprints() もご確認ください。

構文

1 closedSprints()

サポートされるフィールド

Sprint

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 完了済みのスプリントに割り当てられているすべての課題を検索:
    sprint in closedSprints()

completed()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

1 つ以上のサイクルを完了した SLA を持つ課題を返します。 

構文

1 completed()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • SLA ("最初の対応までの時間") を 1 サイクル以上達成した課題を検索:
    "Time to First Response" = completed()

componentsLeadByUser()

特定のユーザーが主導しているコンポーネント内の課題を検索します。必要に応じてユーザーを指定できます。ユーザーを指定しない場合、現在のユーザー (自身) が使用されます。 

Jira にログインしていない場合は、ユーザーを指定する必要があります。

構文

1 2 componentsLeadByUser() componentsLeadByUser(username)

サポートされるフィールド

Component

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自身がリードであるコンポーネントのオープンな課題を検索:
    component in componentsLeadByUser() AND status = Open

  • Bill がリードであるコンポーネントのオープンな課題を検索:
    component in componentsLeadByUser(bill) AND status = Open

currentLogin()

現在のユーザーによるセッションの開始時間に基づいて検索を実行します。「lastLogin()」も参照してください。

構文

1 currentLogin()

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WAS*、WAS IN*、WAS NOT*、WAS NOT IN*、CHANGED*

* 述語のみ 

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 現在のセッション中に作成された課題を検索:
    created > currentLogin()

currentUser()

現在のログイン ユーザーに基づいて検索を実行します。 

この関数は、ログイン済みのユーザーのみが使用できます。したがって、匿名ユーザーが利用することを想定したフィルターを作成する場合、この関数を使うことはできません。

構文

1 currentUser()

サポートされるフィールド

ユーザー タイプの "担当者"、"報告者"、"投票者"、"ウォッチャー"、"作成者" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自分に割り当てられた課題を検索:
    assignee = currentUser()

  • 自分が報告したものの、自分に割り当てられていない課題を検索:
    reporter = currentUser() AND assignee != currentUser()

customerDetail()

顧客の詳細に基づいて検索を実行します。

この JQL 関数を使用するには、[プロジェクト設定] の "機能" ページで [カスタマー サービス管理] をオンにします。

この関数は、最大 32000 のカスタマーを返します。

構文

1 customerDetail()

サポートされるフィールド

ユーザー タイプの "担当者"、"報告者"、"投票者"、"ウォッチャー" カスタム フィールド

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOT INWAS NOTCHANGED

  • APAC 地域のカスタマーから報告されたリクエストをすべて検索:
    reporter in customerDetail("Region", "APAC")

  • 技術担当者ではないカスタマーから報告されたリクエストをすべて検索:
    reporter not in customerDetail("Role", "Technical Contact")

earliestUnreleasedVersion()

プロジェクトの未リリース バージョンの中で一番古いバージョンに基づいて検索を実行します。unreleasedVersions() もご参照ください。

バージョンの順序は、プロジェクトの [リリース] ページにバージョンが表示される順序によって決まります。一覧の一番下のバージョンが "一番古い" ものとなります。バージョンの順序を変更するには、一覧でバージョンをドラッグ アンド ドロップして新しい場所に配置します。

構文

1 earliestUnreleasedVersion(project)

サポートされるフィールド

バージョン タイプの "影響を受けるバージョン"、"修正バージョン" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 修正バージョンが "ABC" プロジェクトの一番古い未リリースのバージョンである課題を検索:
    fixVersion = earliestUnreleasedVersion(ABC)

  • "ABC" プロジェクトの一番古い未リリースのバージョンに関連する課題を検索:
    affectedVersion = earliestUnreleasedVersion(ABC) or fixVersion = earliestUnreleasedVersion(ABC)

endOfDay()

検索実行日の最終時刻に基づいて検索を実行します。

endOfWeek()endOfMonth()endOfYear()startOfDay()startOfWeek()startOfMonth()startOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 endOfDay() endOfDay("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、endOfDay("+1")endOfDay("+1d") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 期限が今日中である課題を検索:
    due < endOfDay()

  • 期限が明日中である課題を検索:
    due < endOfDay("+1")

endOfMonth()

検索実行日の月末に基づいて検索を実行します。

endOfDay()endOfWeek()endOfYear()startOfDay()startOfWeek()startOfMonth()startOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 endOfMonth() endOfMonth("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、endOfMonth("+1")endOfMonth("+1M") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 期限が今月中である課題を検索:
    due < endOfMonth()

  • 期限が来月中である課題を検索:
    due < endOfMonth("+1")

  • 期限が来月の 15 日である課題を検索
    due < endOfMonth("+15d")

endOfWeek()

期日が今週中である課題を検索します。既定では、この関数は週の最終日を土曜日とみなします。週の最終日として別の日 (日曜日など) を使用することもできます。以下の例の構文を参照してください。 

endOfDay()endOfMonth()endOfYear()startOfDay()startOfWeek()startOfMonth()startOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 endOfWeek() endOfWeek("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、endOfWeek("+1")endOfWeek("+1w") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 期日が今週中である課題 (初期設定では最終日は土曜日) を検索:
    due < endOfWeek()

  • 期日が今週中である課題を検索 (最終日は日曜日):
    due < endOfWeek("+1d")

  • 期限が来週中である課題を検索:
    due < endOfWeek("+1")

endOfYear()

検索実行日の年末に基づいて検索を実行します。

endOfDay()endOfWeek()endOfMonth()startOfDay()startOfWeek()startOfMonth()startOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 endOfYear() endOfYear("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、endOfYear("+1")endOfYear("+1y") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 期限が今年中である課題を検索:
    due < endOfYear()

  • 期限が来年の 3 月中である課題を検索:
    due < endOfYear("+3M")

entitlementDetail()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

エンタイトルメントの詳細に基づいて検索を実行します。

この JQL 関数を使用するには、[プロジェクト設定] の [機能] ページで [カスタマー サービス管理] と [製品とエンタイトルメント] を有効にします。

この関数は、最大 32,000 のエンタイトルメントを返します。

構文

1 entitlementDetail("Field Name", "Field Value")

サポートされるフィールド

エンタイトルメント

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • “サポート レベル” が “ゴールド” であるエンタイトルメントに関連する課題をすべて検索:
    entitlement in entitlementDetail("Support Level", "Gold")

entitlementProduct()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

製品に基づいて検索を行います。

この JQL 関数を使用するには、[プロジェクト設定] の [機能] ページで [カスタマー サービス管理] と [製品とエンタイトルメント] を有効にします。

構文

1 entitlementProduct("Product Name")

サポートされるフィールド

エンタイトルメント

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 製品 “Acme Widget” のエンタイトルメントに関連する課題をすべて検索:
    entitlement in entitlementProduct("Acme Widget")

everBreached()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

SLA 目標の 1 つを達成できなかった課題を返します。  

構文

1 everBreached()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • 初回応答時間の目標を達成できなかった課題を検索:
    "Time to First Response" = everBreached()

futureSprints()

まだ開始されていないスプリントに割り当てられている課題を検索します。

完了したスプリントと未完了のスプリントの両方に 1 つの課題が属している場合もあります。 

構文

1 futureSprints()

サポートされるフィールド

Sprint

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 未開始のスプリントに割り当てられているすべての課題を検索:
    sprint in futureSprints()

issueHistory()

最近閲覧した課題、つまり [課題] ドロップダウン メニューの「最近の課題」セクションにある課題を検索します。

  • [最近の課題] ドロップダウンでは課題が 5 件だけ返されるのに対して、issueHistory() では最大 50 件の課題が返されます。

  • Jira にログインしていない場合、現在のブラウザ セッションから取得した課題のみが含まれます。

構文

1 issueHistory()

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 最近閲覧した課題のうち、自分に割り当てられている課題を検索:
    issue in issueHistory() AND assignee = currentUser()

issuesWithRemoteLinksByGlobalId()

指定されたグローバル ID のいずれかを持つリモート リンクに関連付けられている課題に基づいて検索を実行します。

この関数では 1 から 100 の globalId を指定できます。0、または 100 よりも大きい globalId を指定するとエラーになります。

構文

1 issuesWithRemoteLinksByGlobalId(globalId)

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • "abc" の globalId を持つリモート リンクにリンクしている課題を検索:
    issue in issuesWithRemoteLinksByGlobalId(abc)

  • "abc" または "def" の globalId を持つリモート リンクにリンクしている課題を検索:
    issue in issuesWithRemoteLinksByGlobalId(abc, def)

lastLogin()

現在のユーザーによる前回のセッションの開始時間に基づいて検索を実行します。「currentLogin()」も参照してください。

構文

1 lastLogin()

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WAS*、WAS IN*、WAS NOT*、WAS NOT IN*、CHANGED*

* 述語のみ 

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 前回のセッション中に作成された課題を検索:
    created > lastLogin()

latestReleasedVersion()

特定のプロジェクトのリリース済みバージョンの中で一番最後にリリースされたバージョンに基づいて検索を実行します。「releasedVersions()」も参照してください。

「最新」かどうかは、実際のバージョン期限ではなく、バージョンに割り当てられた序数に基づいて判断されます。

構文

1 latestReleasedVersion(project)

サポートされるフィールド

バージョン タイプの "影響を受けるバージョン"、"修正バージョン" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 修正バージョンが “ABC” プロジェクトの最新のリリース済みバージョンである課題を検索:
    fixVersion = latestReleasedVersion(ABC)

  • “ABC” プロジェクトの最新のリリース済みバージョンに関連する課題を検索:
    affectedVersion = latestReleasedVersion(ABC) or fixVersion = latestReleasedVersion(ABC)

linkedissue

エピックとサブタスクを検索します。課題がエピックではない場合、検索結果はその課題のすべてのサブタスクを返します。

企業管理対象プロジェクトにのみ適用されます。

構文

1 linkedIssue = issueKey

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

=!=INNOT IN

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 特定のエピックにリンクされているサブタスクを検索:
    linkedIssue = epicKey-123

linkedIssues()

課題にリンクされている課題を検索します。特定のタイプのリンクに検索を制限できます。 

構文

1 2 3 linkedIssues(issueKey) linkedIssues(issueKey,CaseSensitiveLinkType) linkedIssues(issueKey,CaseSensitiveLinkType, CaseSensitiveLinkType)

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 特定の課題にリンクしている課題を検索:
    issue in linkedIssues(ABC-123)

  • 特定の課題から特定のリンク タイプでリンクしている課題を検索:
    issue in linkedIssues(ABC-123,"is duplicated by")

  • 指定されたタイプのリンクで特定の課題にリンクしている課題を検索:

    issue in linkedIssues(ABC-123, "is duplicated by", "is blocked by")

membersOf()

特定のグループのメンバーに基づく検索を実施します。

構文

1 membersOf(Group)

サポートされるフィールド

ユーザー タイプの "担当者"、"報告者"、"投票者"、"ウォッチャー"、"作成者" カスタム フィールド

サポートされる演算子

INNOT INWAS INWAS NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS NOTCHANGED

  • 担当者が "jira-administrators" グループの
    メンバーである課題を検索:
    assignee in membersOf("jira-administrators")

  • 複数のグループおよび特定のユーザーで検索:
    reporter in membersOf("jira-administators") or reporter in membersOf("jira-work-management-users") or reporter=jsmith

  • 特定のグループで検索 (特定のメンバーを除く):
    assignee in membersOf(QA) and assignee not in ("John Smith","Jill Jones")

  • 特定のグループのメンバーを除外:
    assignee not in membersOf(QA)

myApproval()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

現在のユーザーが保留中または完了した承認ステップの承認者であり、そのリクエストをまだ承認または却下していない場合があるリクエストを検索します。

構文

1 myApproval()

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

!=~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自分の承認が必要なリクエストをすべて検索:
    approval = myApproval()

myPendingApproval()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

現在のユーザーが保留中の承認ステップの承認者で、まだ承認または却下していないリクエストを検索します。

構文

1 myPendingApproval()

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

!=~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 現時点で自分の承認が必要なリクエストをすべて検索:
    approvals = myPendingApproval()

myPending()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

現在のユーザーが保留中の承認ステップの承認者であり、承認をまだ承認または却下していない場合があるリクエストを検索します。

構文

1 myPending()

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=

サポートされない演算子

!=~!~>>=<<=ISIS NOTINNOT INWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 現時点で自分の承認が必要なリクエスト、または以前自分の承認が必要だったリクエストをすべて検索:
    approvals = myPending()

now()

現在の時刻に基づいた検索を行います。

構文

1 now()

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WAS*、WAS IN*、WAS NOT*、WAS NOT IN*、CHANGED*

* 述語のみ 

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 期限切れの課題を検索:
    duedate < now() and status not in (closed, resolved)

openSprints()

開始済みかつ未完了のスプリントに割り当てられている課題を検索します。

完了したスプリントと未完了のスプリントの両方に 1 つの課題が属している場合もあります。closedSprints() もご確認ください。

構文

1 openSprints()

サポートされるフィールド

Sprint

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 未完了のスプリントに割り当てられた課題を検索:
    sprint in openSprints()

organizationDetail()

組織の詳細に基づいて検索を実行します。

この JQL 関数を使用するには、[プロジェクト設定] の "機能" ページで [カスタマー サービス管理] をオンにします。

この関数は、最大 32,000 の組織を返します。

構文

1 organizationDetail("Field Name", "Field Value")

サポートされるフィールド

組織

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • APAC 地域の組織と共有されているリクエストをすべて検索:
    organizations in organizationDetail("Region", "APAC")

  • プラチナ サポート レベルではない組織と共有されたリクエストをすべて検索:
    organizations not in organizationDetail("Support level", "Platinum")

  • YYYY-MM-DD 形式の日付で 2023 年 8 月 24 日に参加した組織と共有されている未解決のリクエストをすべて検索: resolution = Unresolved AND Organizations in organizationDetail("Joined on", "2023-08-24")

  • 最大 2 つの値 (option1option2) を含むことができる複数選択ドロップダウン。両方の値が存在するすべての組織のクエリの作成方法:

    resolution = Unresolved AND Organizations in organizationDetail("Options", "option1") AND Organizations in organizationDetail("Options", "option2")

organizationMembers()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

ある組織のメンバーが送信したすべてのリクエストを検索します。メンバーが組織と共有したリクエスト、未共有のリクエスト、および所属しているほかの組織に共有したリクエストが返されます。

構文

1 organizationMembers()

サポートされるフィールド

ユーザー タイプの "担当者"、"報告者"、"投票者"、"ウォッチャー" カスタム フィールド

サポートされる演算子

INNOT INWAS INWAS NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS NOTCHANGED

  • “Atlassian” 組織のメンバーから送られたリクエストをすべて検索:
    reporter in organizationMembers("Atlassian")

  • “Atlassian” 組織や “ACME” 組織に所属していないユーザーから送られたリクエストをすべて検索:
    reporter not in organizationMembers("Atlassian","ACME")

parentEpic

企業管理対象プロジェクトにのみ適用されます。

エピックにリンクされている課題とサブタスクを検索します。 

構文

1 parentEpic = issuekey

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

=!=INNOT IN

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • エピック DEMO-123 の課題とサブタスクを検索:
    parentEpic = DEMO 123

  • エピック DEMO-1 または SAMPLE-4 の課題およびサブタスクを検索:
    parentEpic in (DEMO-1, SAMPLE-4)

paused()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

特定の条件によって一時停止されている SLA を持つ課題を返します。

カレンダー時間外のために一時停止されている課題を検索するには、withincalendarhours() を使用します。

構文

1 paused()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • 初回応答時間が一時停止している課題を検索:
    "Time to First Response" = paused()

pending()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

承認ステップが保留中のリクエストを検索します。

構文

1 pending()

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • 承認待ちのリクエストをすべて検索:
    approvals = pending()

pendingBy()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

特定のユーザーが保留中の承認ステップの承認者であり、リクエストをの承認を実行したか、または却下したか分からないリクエストを検索します。ユーザー名を入力する必要があります。

構文

1 pendingBy(user1, user2)

サポートされるフィールド

承認タイプのカスタム フィールド

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • John Smith による承認が必要なリクエストを検索:
    approvals = pendingBy(jsmith)

  • John Smith または Sarah Khan による承認が必要なリクエストを検索:
    approvals = pendingBy(jsmith, skhan)

projectsLeadByUser()

特定のユーザーが主導するプロジェクト内の課題を検索します。必要に応じてユーザーを指定できます。ユーザーを指定しない場合、現在のユーザーが使用されます。 

注意事項として、JIRA にログインしていない場合は、ユーザーを指定する必要があります。

構文

1 2 projectsLeadByUser() projectsLeadByUser(username)

サポートされるフィールド

Project

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自身がリードであるプロジェクトのオープンな課題を検索:
    project in projectsLeadByUser() AND status = Open

  • Bill がリードであるプロジェクトのオープンな課題を検索:
    project in projectsLeadByUser(bill) AND status = Open

projectsWhereUserHasPermission()

自身が特定の権限を持つプロジェクト内で課題を検索します。この関数はプロジェクト レベルで実行されます。つまり、プロジェクトで権限 ([課題を編集] など) が課題の報告者に付与されている場合、自身が報告者ではない (したがって権限が指定されていない) 課題が返される可能性があります。 

Jira にログインしているユーザーのみがこの関数を利用できます。

構文

1 projectsWhereUserHasPermission(permission)

permission パラメータには、企業管理対象プロジェクトの権限で説明されている任意の権限を指定できます。

サポートされるフィールド

Project

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自身が "Resolve Issues" 権限を持つプロジェクトのオープンな課題を検索:
    project in projectsWhereUserHasPermission("Resolve Issues") AND status = Open

projectsWhereUserHasRole()

自身が特定のロールを持っているプロジェクト内で課題を検索します。 

Jira にログインしているユーザーのみがこの関数を利用できます。

構文

1 projectsWhereUserHasRole(rolename)

サポートされるフィールド

Project

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 自身が "Developer" ロールを持つプロジェクトのオープンな課題を検索:
    project in projectsWhereUserHasRole("Developers") AND status = Open

releasedVersions()

特定のプロジェクトのリリース済みバージョン (例: Jira 管理者がリリースしたバージョン) に基づいた検索を行います。project パラメーターを省略すると、すべてのプロジェクトのリリース済みバージョンを対象として検索を実行することもできます。latestReleasedVersion() もご参照ください。

構文

1 2 releasedVersions() releasedVersions(project)

サポートされるフィールド

バージョン タイプの "影響を受けるバージョン"、"修正バージョン" カスタム フィールド

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS IN
WAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • FixVersion が ABC プロジェクトのリリース済みバージョンである課題を検索:
    fixVersion in releasedVersions(ABC)

  • ABC プロジェクトのリリース済みバージョンに関連する課題を検索:
    (affectedVersion in releasedVersions(ABC)) or (fixVersion in releasedVersions(ABC))

remaining()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

SLA サイクルの終了に対し、SLA クロックが特定の相対的なタイミングにある課題を返します。  

構文

1 remaining()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=!=>>=<<=

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • 解決までの所要時間が 2 時間以内に違反する課題を検索:
    "Time to Resolution" < remaining("2h")

running()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

カレンダーにかかわらず、実行中の SLA を持つ課題を返します。

カレンダー時間に基づいて実行中の課題を検索するには、withincalendarhours() を使用します。

構文

1 running()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=,!=

サポートされない演算子

~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • 初回応答時間の計測が実行中の課題を検索:
    "Time to First Response" = running()

standardIssueTypes()

"標準" 課題タイプに基づいて検索を実行します。つまり、サブタスク以外の課題を検索します。subtaskIssueTypes() もご参照ください。

構文

1 standardIssueTypes()

サポートされるフィールド

タイプ

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • サブタスクではない課題 (サブタスク意外の通常の課題タイプを持つ課題) を検索:
    issuetype in standardIssueTypes()

startOfDay()

検索実行日の開始時刻に基づいて検索を実行します。

startOfWeek()startOfMonth()startOfYear()endOfDay()endOfWeek()endOfMonth()endOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 startOfDay() startOfDay("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、startOfDay("+1")startOfDay("+1d") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 今日作成された課題を検索:
    created > startOfDay()

  • 昨日以降に作成された課題を検索:
    created > startOfDay("-1")

  • 過去 3 日間で作成された課題を検索:
    created > startOfDay("-3d")

startOfMonth()

検索実行日の月初に基づいて検索を実行します。

startOfDay()startOfWeek() startOfYear()endOfDay()endOfWeek()endOfMonth()endOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 startOfMonth() startOfMonth("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、startOfMonth("+1")startOfMonth("+1M") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 今月作成された課題を検索:
    created > startOfMonth()

  • 先月の 1 日以降に作成された課題を検索:
    created > startOfMonth("-1")

  • 今月の 15 日以降に作成された新しい課題を検索
    created > startOfMonth("+14d")

startOfWeek()

今週作成された新しい課題を検索します。既定では、この関数は週の開始日を日曜日とみなします。週の開始日として別の日 (月曜日など) を使用することもできます。以下の例の構文を参照してください。 

startOfDay()startOfMonth()startOfYear()endOfDay()endOfWeek()endOfMonth()endOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 startOfWeek() startOfWeek("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、startOfWeek("+1")startOfWeek("+1w") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 今週作成された新しい課題を検索 (既定では週の初めは日曜日)
    created > startOfWeek()

  • 今週作成された新しい課題を検索 (週の初めは月曜日):
    created > startOfWeek("+1d")

  • 先週以降に作成された課題を検索:
    created > startOfWeek("-1")

startOfYear()

検索実行日の年始に基づいて検索を実行します。

startOfDay()startOfWeek()startOfMonth()endOfDay()endOfWeek()endOfMonth()endOfYear() もご参照ください。

構文

1 2 startOfYear() startOfYear("inc")

ここで、inc(+/-)nn(y|M|w|d|h|m) の任意のインクリメントです。時間単位の修飾子が省略された場合は、既定で関数の固有周期が設定されます。たとえば、startOfYear("+1")startOfYear("+1y") と同じです。プラス/マイナス (+/-) 記号が省略された場合は、プラス (+) であると見なされます。

サポートされるフィールド

日付/時間タイプの "作成日時"、"期限日"、"解決日時"、"更新日時" カスタム フィールド

サポートされる演算子

=!=>>=<<=WASWAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

サポートされない演算子

~!~ISIS NOTINNOT IN

  • 今年作成された課題を検索:
    created > startOfYear()

  • 昨年以降に作成された課題を検索:
    created > startOfYear("-1")

subtaskIssueTypes()

サブタスクである課題に基づいて検索を実行します。standardIssueTypes() もご確認ください。

構文

1 subtaskIssueTypes()

サポートされるフィールド

タイプ

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=IS
IS NOTWASWAS INWAS NOT IN
WAS NOTCHANGED

  • サブタスクである課題 (課題タイプがサブタスク課題タイプである課題) を検索:
    issuetype in subtaskIssueTypes()

unreleasedVersions()

特定のプロジェクトの未リリース バージョン (つまり、Jira 管理者がまだリリースしていないバージョン) に基づいて検索を実行します。project パラメーターを省略することで、すべてのプロジェクトの未リリース バージョンを対象に検索を実行することもできます。「earliestUnreleasedVersion()」も参照してください。

構文

1 2 unreleasedVersions() unreleasedVersions(project)

サポートされるフィールド

バージョン タイプの "影響を受けるバージョン"、"修正バージョン" カスタム フィールド

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=IS
IS NOTWASWAS INWAS NOT IN
WAS NOTCHANGED

  • 修正バージョンが “ABC” プロジェクトの未リリース バージョンである課題を検索:
    fixVersion in unreleasedVersions(ABC)

  • “ABC” プロジェクトの未リリース バージョンに関連する課題を検索:
    affectedVersion in unreleasedVersions(ABC)

updatedBy()

特定のユーザーが更新した課題を検索できます。オプションで期間も指定できます。ここの更新とは、課題の作成、課題の任意のフィールドの更新、コメントの作成または削除、またはコメントの編集 (直前の編集のみ) を含みます。 

この関数は、最大 32,000 の課題 ID を返します。

時間範囲については、以下の形式のいずれかを使用します。

"yyyy/MM/dd"
"yyyy-MM-dd"

"w" (週) または "d" (日) を使用して現在の時刻に対する相対的な日付を指定することもできます。他の関数とは異なり、updatedBy では 1 日よりも小さい値はサポートされず、常に 1 日に切り上げられます。

構文

1 2 3 updatedBy(user) updatedBy(user, dateFrom) updatedBy(user, dateFrom, dateTo)

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT INWAS NOTCHANGED

  • John Smith が更新した課題を検索:
    issuekey in updatedBy(jsmith)

  • John Smith が過去 8 日間以内に更新した課題を検索
    issuekey in updatedBy(jsmith, "-8d")

  • 2018 年の 6 月から 9 月の間に更新された課題を検索
    issuekey in updatedBy(jsmith, "2018/06/01", "2018/08/31")

  • 以下の例のように過去 1 時間以内に更新された課題を検索する場合、小さな値はサポートされないため、1 日に切り上げられます。
    issuekey in updatedBy(jsmith, "-1h")

votedIssues()

自身が投票した課題に基づいて検索を実行します。Voter フィールドもご確認ください。この関数は、ログイン済みのユーザーのみが使用できます。

この関数は、最大 32,000 の課題 ID を返します。

構文

1 votedIssues()

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=ISIS NOTWASWAS INWAS NOT INWAS NOTCHANGED

  • 自身が投票した課題を検索:
    issue in votedIssues()

watchedIssues()

自身がウォッチしている課題に基づいて検索を実行します。Watcher フィールドもご確認ください。この関数は、ログイン済みのユーザーのみが使用できます。

この関数は、最大 32,000 の課題 ID を返します。

構文

1 watchedIssues()

サポートされるフィールド

Issue

サポートされる演算子

IN,NOT IN

サポートされない演算子

=!=~!~>>=<<=IS
IS NOTWASWAS INWAS NOT
WAS NOT INCHANGED

  • 自身がウォッチしている課題を検索:
    issue in watchedIssues()

withinCalendarHours()

Jira Service Management サブスクリプションがあるサイトにのみ適用されます。

SLA カレンダーに基づいて実行中の SLA を持つ課題を返します。

たとえば、プロジェクトに、最初の対応までの時間をカウントする 2 つの SLA があるとします。この SLA を使用する一部の課題は午前 9 時 - 午後 1 時のカレンダーを、他の課題は午前 9 時 - 午後 5 時のカレンダーを使用します。エージェントが午後 3 時に作業を開始した場合は、おそらく午前 9 時 - 午後 5 時の SLA にある課題から作業を行います。withinCalendarHours() を使用すると、午後 3 時の時点で最初の対応までの時間が実行中であるすべての課題を検索できます。

構文

1 withinCalendarHours()

サポートされるフィールド

SLA

サポートされる演算子

=!=

サポートされない演算子

~!~>>=<<=ISIS NOTWAS
WAS INWAS NOTWAS NOT INCHANGED

  • SLA (最初の対応までの時間) がカレンダー時間内である課題を検索:
    "Time to First Response" = withinCalendarHours()

 

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