ユーザーとして Opsgenie の利用を開始する
プロフィールの設定、Opsgenie からの通知の取得、オンコール スケジュールの表示に関するすべての方法を説明します。
インシデント コマンド センターは、Opsgenie Enterprise プランでのみ利用できる機能です。
インシデント コマンド センター (ICC) は、Opsgenie のネイティブ ビデオ会議ツール (Opsgenie Hosted Bridge) を活用して、チームメイトや他のチームとのインシデント管理やコラボレーションを強化するプラットフォームです。
ICCは、ビデオ ツール、リアルタイムでアップデートされるアクティビティ ストリームを備えたチャット機能、レスポンダーの追加などのインシデント アクションなどの機能を備えた、ユニークなインターフェイスです。
ビデオ会議でサポートされるブラウザ
ビデオ会議には、Chrome と Firefox の最新バージョン、および Safari 11 以降が必要です。
インシデントの作成プロセス (インシデント テンプレート上、または手動でのインシデント作成時) で、またはインシデントの作成後に手動で関連する戦略会議室を選択して、Opsgenie Hosted Bridge (Opsgenie がホストするブリッジ) をインシデントに追加します。インシデントの作成プロセス中に戦略会議室を追加するには、インシデントまたはテンプレートの作成時に [カンファレンス ブリッジ] フィールドから目的の戦略会議室を選択します。
作成中に Opsgenie Hosted Bridge (Opsgenie がホストするブリッジ) が未設定の場合は、インシデント コマンド センターのボタンをクリックして関連ルームを選択するか新しい部屋を入力して、インシデントの詳細ページから Opsgenie Hosted Bridge (Opsgenie がホストするブリッジ) を追加します。
インシデントの作成時または作成後 (手動) に Opsgenie Hosted Bridge がインシデントに追加されると、インシデントとインシデントのレスポンダー アラートから戦略会議室にアクセスできるようになります。
モバイル アプリでも ICC セッションに参加できます。
ポップアップによって Opsgenie Hosted Bridge に参加できるようにすることを忘れないでください。
[Opsgenie Hosted Bridge (Opsgenie がホストするブリッジ)] ボタンをクリックして、インシデント コマンド センターに入ります。参加する前に、ビデオとマイクを有効/無効にするオプションが表示されます。[セッションに入る] をクリックして、コールに参加します。
コールに参加しているすべてのユーザーの確認、通話、チャット メッセージの送信を行えます。参加しているユーザーは、クリックして拡大可能な小さな四角い窓に表示されます。通話中は、いつでもビデオとマイクの有効/無効を設定できます。また、ビデオ ウィンドウの下部にあるボタンを使用すると通話を終了できます。
参加すると、参加者のビデオの全画面表示が確認できます。ビデオ/オーディオ コントロールと画面共有オプションは、ページの下部にあります。これらのコントロールの横に表示される参加者パネルとチャット パネルは、それぞれのボタンをクリックするとアクセスできます。画面左では、参加者ごとの動画を切り替えたり必要に応じてピン留めしたりできます。アクティブなスピーカーは、他の参加者が誰もピン留めされていない場合 (さらに画面共有モードがアクティブではない場合) は、ビデオ エリアに自動で表示されます。
参加者パネルでは、参加者と退席者の表示、レスポンダー チームや参加者の詳細の確認、インシデントへのレスポンダーの追加、ユーザーへのレスポンス ロールの割り当てを行えます。
現在、ICC セッションの参加者の制限は 50 ユーザーです。
各レスポンダー チームは参加者パネルの上部に表示されて、セッションに参加しているチーム メンバーの数がチーム名の横に表示されます。チームがインシデントを認識している場合は、チーム名の横にラベルが表示されます。参加者のチームも、各参加者の名前の下に表示されます。チーム名にカーソルを合わせると、チームの詳細が記載されたカードと、チームのレスポンダー アラートへのリンクが表示されます。
参加者の詳細を表示するには、参加者の名前をクリックします。参加者にレスポンス ロールを割り当てるには、[ロールの割り当て (Assign Role)] ボタンをクリックしてロールを選択します。セッションからユーザーを除外するには、参加者の名前の横にある記号ボタンをクリックして [除外 (Dismiss)] を選択します。参加者は除外されても、同じセッションに再び参加可能です。
チャット パネルから、ICC ルームの他のユーザーにメッセージを送信できます。このパネルには、戦略会議室の参加者の活動一覧も表示されます。新しいメッセージの送信時にチャット パネルが閉じている場合は、このページの左側に通知が表示されます。
一部のサード パーティ ブラウザの拡張機能は、英語および文法ライティング強化の拡張機能である Grammarly など、新しいチャット機能と競合する可能性があります。トラブルシューティングの場合は、ツールを無効にして、チャット機能が正常に機能するかどうかを確認してください。
画面共有機能を使用すると、インシデント中のコラボレーションの効率を向上できます。セッションで画面を共有するには、ページの下部にあるアイコンをクリックしてください。Firefox では画面の共有が自動で開始されます。Chrome では、Opsgenie が開発した拡張機能をダウンロードする必要があります。
現在、画面共有機能は Firefox と Chrome でのみサポートされています。
必要な権限を持つユーザーは、ICC を通じてレスポンダーを追加できます。[レスポンダーの追加] をクリックしてチーム/レスポンダーの名前を入力し、インシデントに新しいレスポンダーを追加してください。
インシデント コマンド センターのルームは、[設定] ページの [インシデント設定] セクションで定義します。
[インシデント設定] セクションの [カンファレンス] ページに移動します。
[ルームの追加] をクリックして、必要に応じてルーム名とその説明を入力します。
インシデントが作成されるたびにそのインシデントに関連付けられた会議室が利用可能になって、[Opsgenie Hosted Bridge (Opsgenie がホストするブリッジ)] ボタンをクリックした所有者チームまたは他の対応者チームからの最初のユーザーが ICC セッションを開始します。セッションが開始されると、このインシデント (インシデントの対応者アラートなど) を通知されたユーザーは、ICC セッション開始イベントの通知を受信します。
セッション開始イベント後にインシデントに新しく追加される対応者のユーザーは、追加時に通知も受信します。通知はメールとプッシュ (モバイル アプリ) 経由で送信されます。ユーザーがモバイル アプリの連絡先を登録していない場合、代わりに SMS 通知を受信します。
ICC の過去のセッションは、分析ページで確認できます。
[Past Sessions (過去のセッション)] タブで、参加したユーザーとチーム、インシデントの詳細を含む過去のセッションをクリックすると、対応するデータが表示されます。
インシデントがクローズまたは解決したら、クローズ済み/解決済みのインシデントの詳細をクリックすると、Opsgenie のインシデント後の分析レポートにアクセスできます。このレポートでは、チームのコラボレーションの取り組みに関するインサイトについて確認できます。この機能は特定のプランで有効にする必要があるため、ご質問がありましたらサポートにお問い合わせください。
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