Opsgenie を Circonus と統合する

Opsgenie が Circonus ユーザーに提供するもの

モバイルでも常に状況を把握する

Opsgenie を使用して、重要なアラートの通知を SMS、電話、iPhone、Android のプッシュ通知を介して受信して、Opsgenie アプリを使用してモバイルデバイスから直接アラートに対応します。

統合されたアラートと通知の管理

Circonus のユーザーは Opsgenie を活用して、Circonus からだけでなく他のソースからもアラートを集約して管理できます。Opsgenie を使用すると、ユーザーは独自の通知情報と設定を維持して、複数の異なるツールでこの情報を最新かつ正確に維持するための負担を排除できます。

アラートライフサイクル管理

Opsgenie のインテグレーションにより、Circonus ユーザーに完全なアラートライフサイクル管理機能が提供されます。Opsgenie を使用して、Circonus によって検出された重大な問題の通知を受信するだけでなく、アラートを受信する時間や場所を問わず、迅速にアラートを確認したり、アラートの所有権を取得または割り当てたり、アラートにコメントしたりできます。Opsgenie では、すべてのアラートのアクティビティをシームレスに把握できます。アクティビティには、アラートが作成された日時、受信者が通知を受けた日時や方法、受信者にアラートが表示されて確認した日時、アクションを実行したユーザーなどがあります。Opsgenie では、ホスト/サービスが復帰したときに自動的にアラートをクローズすることもできます。

権限を与えるアラート

通常、ユーザーに通知するために使用されるショートテキストメッセージ (SMS) は、多くの場合、受信者が問題を評価して適切なアクションを決定するための十分な情報を伝達できません。Opsgenie アラートは数百文字という文字数の制限を受けることなく、多くのフィールド、タグ、添付ファイル機能を含められます。受信者はアラートメッセージだけでなく、すべてのサポート情報を確認して次に何をすべきかを把握できます。アラートに関連する情報をすべて添付して、API または Web UI を経由して受信者が利用できるようにします。

統合の機能性

Circonus がアラートをトリガーすると、インテグレーションによって Opsgenie でアラートが自動的に作成されます。
アラート条件が有効でなくなった場合、Circonus は Opsgenie に別の HTTP POST リクエストを行い、OpsGenie は自動的にアラートをクローズします。
Opsgenie によってアラートが承認 / 承認解除された場合、アラートは Circonus でも自動的に承認 / 承認解除されます (オプション)。

Opsgenie に Circonus インテグレーションを追加する

基本的な構成

Opsgenie の Free プランまたは Essentials プランを使用している、または Jira Service Management の Standard プランで Opsgenie を使用している場合は、チームダッシュボードからのみこの統合を追加できます。このプランでは、[設定] の [統合] ページが利用できません。

[チーム] に移動して自分のチームを選択します。
左側のナビゲーションで [統合] を選択し、[統合を追加] を選択します。

統合をチームダッシュボードから追加すると、そのチーム統合の所有者になります。Opsgenie では、この統合を通じて受信したアラートはそのチームのみに割り当てられます。このセクションの残りの手順に従って、統合を設定してください。

Opsgenie の Circonus 統合は、適切な既定値を提供します。基本的な構成設定には、統合が機能するために必要な最小限の構成情報が含まれています。

[設定] > [統合] の順に移動します。Circonus を検索して [追加] を選択します。
[応答者] フィールドによって Circonus アラートの通知先を指定します。入力し始めると、オートコンプリートの候補が表示されます。
Opsgenie エンドポイントと API キーを含む統合 URL をコピーします。
[Save Integration (統合の保存)] を選択します。

詳細設定

Opsgenie の Circonus 統合は、可能な限り簡単に統合するために、適切な設定の既定値を使用します。ただし、統合をカスタマイズできます。詳細設定では次のことができます。

異なるアラートについて異なるユーザーに通知するために、異なるルールを定義する
Circonus の Webhook ペイロードを使用したアラートのコンテンツの変更

Circonus アラート Webhook ペイロードからの以下の変数は、フィルターを定義してアラートフィールドの値を設定する際に利用できます。

アラートタイプ
accountname
重大度
評価基準名
名前の確認
ホスト
エージェント
アラートの値
アラート時間
値をクリア
時間をクリア
アラート URL
メトリックのメモ

Circonus Webhook ペイロードの変数を使用して、フィルターで複数のルールを作成します。各ルールについて、アラートフィールドは異なる値を持つことができるため、通知対象者は異なります。

Opsgenie 経由で Circonus にあるアラートを承認/承認解除する

Opsgenie の Circonus 統合は、発信アクションも提供します。選択した場合、Opsgenie は Circonus でアラートを承認/承認解除できます。

[Circonus にアラートアクションを送信] をクリックします。使用可能なアクションが表示されます。次に、Circonus に返送するアクションを選択します。
[Save Integration (統合を保存)] をクリックします。

Circonus で webhook を設定する

Circonus のロゴの横にある **メニューに移動します。
[連絡先グループ] をクリックします。

3. [新しい連絡先グループ + ] をクリックします。

4. 連絡先グループの名前を入力します。

5. [サードパーティを使用] ドロップダウンメニューから [Opsgenie] を選択します。

6. Opsgenie Circonus 設定ページで URL をコピーします。それを [Opsgenie API の URL] フィールドに貼り付けます。

7. [Webhook URL] フィールドで URL をコピーします。Opsgenie Circonus 設定ページの [Circonus Webhook URL] フィールドに貼り付けます。

8. [保存] をクリックします。

9. アラートをトリガーする新しいルールセットとそのグループに新しい Opsgenie 連絡先グループを追加します。

Circonus から Opsgenie に送信されるペイロードの例

JSON

{
  "check_name": "54.214.23.46 http",
  "metric_link": null,
  "check_id": 81313,
  "alert_value": "212.0",
  "check_bundle_id": 60426,
  "alert_url": "https://circonus.com/account/opsgenie/fault-detection?alert_id=7438967",
  "host": "54.214.23.46",
  "metric_notes": "METRIC NOT",
  "alert_time": "Fri, 24 Jan 2014 18:17:37",
  "clear_time": "Fri, 24 Jan 2014 18:23:36",
  "metric_name": "duration",
  "clear_value": "220.0",
  "agent": "Ashburn, VA, US",
  "severity": "2",
  "alert_id": "7438967",
  "account_name": "opsgenie"
}

このペイロードは Opsgenie によって次のように解析されます。

JSON

{
  "check_name": "54.214.23.46 http",
  "alert_value": "212.0",
  "alert_url": "https://circonus.com/account/opsgenie/fault-detection?alert_id=7438967",
  "host": "54.214.23.46",
  "metric_notes": "METRIC NOT",
  "alert_time": "Fri, 24 Jan 2014 18:17:37",
  "clear_time": "Fri, 24 Jan 2014 18:23:36",
  "metric_name": "duration",
  "clear_value": "220.0",
  "agent": "Ashburn, VA, US",
  "severity": "2",
  "alert_id": "7438967",
  "account_name": "opsgenie"
}

Opsgenie から Circonus に送信されるペイロードの例

確認アクションのペイロードの例

JSON

{
    "source":{
        "name":"",
        "type":"web"
    },
    "alert":{
        "updatedAt":1420452224764002246,
        "tags": [
            "tag1", "tag2"
        ],
        "message":"test alert",
        "username":"fili@ifountain.com",
        "alertId":"052652ac-5d1c-464a-812a-7dd18bbfba8c",
        "source":"fili@ifountain.com",
        "alias":"aliastest",
        "tinyId":"23",
        "createdAt":1420452191104,
        "userId":"daed1180-0ce8-438b-8f8e-57e1a5920a2d",
        "entity":"",
        "alert_id":64657364
    },
    "action":"Acknowledge",
    "integrationId":"37c8f316-17c6-49d7-899b-9c7e540c048d",
    "integrationName":"Integration1"
}

承認解除アクションのペイロードの例

JSON

{
    "source":{
        "name":"",
        "type":"web"
    },
    "alert":{
        "updatedAt":1420452224764002246,
        "tags": [
            "tag1", "tag2"
        ],
        "message":"test alert",
        "username":"fili@ifountain.com",
        "alertId":"052652ac-5d1c-464a-812a-7dd18bbfba8c",
        "source":"fili@ifountain.com",
        "alias":"aliastest",
        "tinyId":"23",
        "createdAt":1420452191104,
        "userId":"daed1180-0ce8-438b-8f8e-57e1a5920a2d",
        "entity":"",
        "alert_id":64657364
    },
    "action":"UnAcknowledge",
    "integrationId":"37c8f316-17c6-49d7-899b-9c7e540c048d",
    "integrationName":"Integration1"
}

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