• 製品
  • 使用を開始する
  • 関連ドキュメント
  • リソース

Opsgenie のデータ レジデンシー

Opsgenie では、顧客がデータを保存するロケーションを制御できます。Opsgenie がアトラシアン ファミリーに買収されたあとも、ユーザーは何らかの制限の対象となるアカウントを作成する際に、データ レジデンシーのロケーションを選択できます。ヨーロッパのサービス リージョンに関する詳細をご確認ください。

変更内容

Opsgenie とアトラシアンのシステムを統合したことで、製品間のコラボレーションが強化されて、共通のプラットフォームを利用するメリットが得られるようにしました。以前は、すべての製品と個人データは、初めてアカウントを作成する際に選択したロケーションに保存されていました。

アトラシアン システムとの統合後、アカウントの作成時にデータの保存先として別のロケーションを選択したかどうかにかかわらず、一部の製品と個人データは米国のロケーションに保存されます。スケジュール、アラート データ、インシデント データなど、以下にリストされていないすべての Opsgenie 製品データは、ユーザーが選択したロケーションに引き続き保存されます。

個人データ

Opsgenie アカウントを初めて作成する際にデータ用に選択したロケーションにかかわらず、アトラシアンの一元的なプロファイル移行の一環として、次に示す個人データは米国のロケーションに保存されます。

  • 氏名

  • パブリック ネーム

  • 職位

  • 部署

  • アドレス]

Atlassian アカウント プロファイルでプロファイルと表示方法を設定する方法の詳細については「プロファイルと表示方法の設定を更新する」をご参照ください。

製品データ

Opsgenie アカウントを初めて作成する際に、データ レジデンシーのロケーションとして米国を選択した場合、すべての製品データは米国に保持されます。他のロケーションを選択した場合は、以下の製品データを米国と選択したロケーションの両方に保存します。

  • チーム名

  • チームの説明

  • チーム メンバー

  • サービス名

  • サービスの説明

  • サービスタグ

  • サービスの関係

  • Bitbucket マッピング

Opsgenie におけるデータ レジデンシーの移動をリクエストする

Opsgenie は、Jira Service Management のお客様向けにデータ レジデンシーの移動をサポートしています。つまり、お客様はアカウントをホストするロケーションを選択できます。移動には、それらのアカウントに関連する処理済みの保存されたデータの一部が含まれます。Opsgenie と Jira Service Management の両方のデータを同じロケーションに保管することをおすすめします。

データ レジデンシーの移動をリクエストする前に、移動が Opsgenie アカウントに与える影響を理解することが重要です。

Opsgenie はオフラインになります。

お客様のデータを新しいロケーションに移動している間は、Opsgenie アカウントはオフラインになり、ユーザーは製品データ、API エンドポイント、または統合にアクセスできなくなります。Jira Service Management 環境で Opsgenie を使用している場合は、Opsgenie を利用する Jira Service Management 機能でもダウンタイムが発生します。データのサイズと種類によっては、処理に最大 24 時間かかることがあります。この期間中には、移動の開始時、完了時と、Opsgenie がオンラインに戻って利用可能になったときにメールでお知らせします。

Opsgenie ドメイン

データ レジデンシーの移動は、サイトの URL に https://app.eu.opsgenie.com を使用している EU 内のアカウントに影響します。移動したあと、URL は次のように変わります。

  • app.opsgenie.com

  • api.opsgenie.com

  • opsgenie.net

  • opsg.in

既存のドメインは引き続き機能しますが、新しいエンドポイントの URL に「eu」プレフィックスは含まれません。

Amazon アクション チャンネル

Opsgenie で次の Amazon アクション チャンネルのいずれかを使用中にデータ レジデンシーを移動する場合は、アクション チャンネルのリージョンを手動で更新して、引き続き想定どおりに機能するようにしてください。

詳細については、「 データ レジデンシーの移動後に Amazon アクション チャンネルを設定する」をご参照ください。

移動の準備方法

Opsgenie が一時的にオフラインになった場合の影響を低減するには、週末や祝日などの静かな時間にデータ移行を計画してください。また、必要に応じてダウンタイムの緩和計画を作成しましょう。移動中は、Opsgenie を利用する Jira Service Management の機能がオフラインになるので、Jira Service Management ユーザーがアクティビティを準備できるように移行のタイムラインを事前に伝えてください。

データ レジデンシーの移動をリクエストする手順

データ レジデンシーの移動をリクエストできるのは、Opsgenie のサイト オーナーと管理者のみです。一度リクエストされたデータ レジデンシーの移動はキャンセルできません。

データ レジデンシーの移動をリクエストするには、次の手順に従います。

  1. 推奨に従って、データ レジデンシーの移動を準備します。

  2. Opsgenie で、[設定] に移動します。

  3. [アプリ設定] > [データ レジデンシー] の順に選択します。このページには、データが現在ホストされている場所も表示されます。

  4. [データ レジデンシーの移動をリクエスト] を選択します。
    データのロケーションを EU から米国に移動する場合は、Opsgenie サイトの URL は「.eu」エンドポイントが除外されるよう変更されます。たとえば、URL が app.eu.opsgenie.com から app.opsgenie.com に変更されます。

  5. [次へ] をクリックします。

  6. データを移動するロケーションを選択します。
    Opsgenie と Jira Service Management の両方のデータを同じロケーションに保管することをおすすめします。

  7. [次へ] をクリックします。

  8. [Confirm and move data (確認してデータを移動)] を選択します。

EU の顧客が Opsgenie 環境で EU ドメインを使用している場合は、データを EU から米国のロケーションに移動すると、eu. エンドポイントが Opsgenie サイトの URL から削除されます。たとえば、app.eu.opsgenie.comapp.opsgenie.com になります。

ただし、次のような場合は、データ レジデンシーの移動をリクエストできないことがあります。

  • Opsgenie のデータ レジデンシーの移動機能がメンテナンス中の場合。Opsgenie のステータス ページをフォローして最新情報を確認してから、後ほどもう一度お試しください。

  • アトラシアンで当日のデータ レジデンシーの移動のリクエストが最大数に達している場合。後ほどもう一度お試しいただく必要があります。

  • サイト名がすでに別の Opsgenie サイトで使用されている場合。たとえば、自分のアカウントが EU の eu. エンドポイントにあって、同じサイト名のユーザーが eu. エンドポイントを持たないその他のロケーションにいる、または、自分のアカウントが米国にあるが、EU に eu. エンドポイントを持つユーザーがいる場合は、データ レジデンシーの移動はできません。そのような場合は、 アトラシアン サポートにご連絡のうえ、データ レジデンシーの移動の支援をご依頼ください。

その他のヘルプ