メンテナンス ポリシーを作成して管理する

メンテナンスでは、1 つのエントリで複数のポリシー/統合を有効/無効にできます。考えられるユース ケースは次のとおりです。

• アラートが作成されないようにするために、複数の統合を一定期間、一時的に無効化する必要があります。

• 特定の保守ルーチンに対して、複数のポリシーを同時に有効化するようにスケジュールする必要があります。

メンテナンス ポリシーは、チームのダッシュボードにある [ポリシー] タブの [アラート ポリシー] と [通知ポリシー] の下に表示されます。

Team Maintenance

Team Maintenance では指定されたチームに属する複数のアラート ポリシー/通知ポリシー/統合を、Global Maintenance ではグローバルに定義された複数のアラート ポリシー/統合を有効または無効にできます。考えられるユース ケースは次のとおりです。

• アラートが作成されないようにするために、複数のチーム統合を一定期間、一時的に無効化する必要があります。

• 特定の保守ルーチンに対して、複数のチーム アラート/通知ポリシーを同時に有効にするようにスケジュールする必要があります。

Team メンテナンスのページは、[ポリシー] タブの [Team] ページにあります。

メンテナンス エントリを追加する

メンテナンス エントリを追加するには、[ポリシー] ページの [メンテナンス] セクションにある [メンテナンスを追加] をクリックします。

開いたウィンドウには、次のフィールドが入力されます。

• 説明: オプション。必要に応じて、メンテナンスの簡単な説明を入力できます。

• 時間: たとえば、[For 5 Minutes (5 分間)] を選択した場合は、[保存] ボタンをクリックして保存してから 5 分間、保守がアクティブになります。また、[スケジュール] を選択して、保守のカスタム開始日と終了日を設定できます。

• メンテナンス ルール: 適用するルールを指定できます。プラス記号をクリックして、ルールを追加します。ルールを指定するには、[有効化/無効化]、[統合/ポリシー] の順に選択して、有効/無効化にする統合/ポリシーの名前を入力し始めます。文字を入力すると、自動的に候補が表示されます。Enter キーを押して、候補から正しいものを選択します。

必要なフィールドを入力したら、[保存] をクリックします。たとえば、「統合 Nagios を無効にする」ルールで 30 分間の保守を追加したとします。保存すると、統合「Nagios」は統合ページ独自の設定に関係なく、30 分間無効とみなされます。

計画済み、現行、過去のメンテナンス エントリ

[メンテナンス] には 3 つのセクションがあります。アクティブでないメンテナンス エントリは、[Planned (計画済み)] の下に表示されます。現在有効なものは、[現行] の下に表示されます。期限切れまたはキャンセルされたものは、[Past (過去)] の下に表示されます。

たとえば、1 時間のメンテナンス エントリを追加するとすぐにアクティブになるため、保存時に [現行] に移動します。

メンテナンス エントリで実行できるアクションは、[現行]、[Planned (計画済み)]、[Past (過去)] で異なります。

• 計画済み: 計画されたメンテナンスを編集して、保存/削除できます。

• 現在: 現在、アクティブな保守を編集または削除できませんが、キャンセルしたり有効期限を変更したりできます。終了日のキャンセルと変更については、以下のセクションで説明します。

• 過去: 過去の、またはキャンセルされた保守は編集/削除できません。表示のみ可能です。

メンテナンスをキャンセルする

現在アクティブなメンテナンスは編集できませんが、メンテナンスの右側にある [X] をクリックしてキャンセルできます。メンテナンスは直ちに有効ではなくなり、過去のメンテナンス リストに移動します。

終了日の変更

現在アクティブなメンテナンスは編集できませんが、有効期限は延長または短縮できます。メンテナンスの右側にある時計アイコンをクリックして、開始ウィンドウからメンテナンスの新しい終了日を設定します。