Confluence Cloud を検討中ですか?
Confluence Cloudの概要とプランごとに利用可能な機能をご確認ください。
公開リンクを使用すると、チームは Confluence へのアクセスを許可しなくても、個々の Confluence ページとホワイトボードを Confluence 外部のユーザーと共有できるようになります。これは、顧客向けのよくある質問、リリース ノート、株主レターなどの公開情報を共有する場合に便利です。
このページでは、公開リンクの仕組み、特に公開リンクの安全性について学びます。
公開リンクの使用開始に関するガイダンスを必要としている管理者は、「スペースで公開リンクを許可するかどうかを制御する」をご参照ください。
個々のページとホワイトボードを実際に共有する方法についてのヘルプをお探しの場合は、「公開リンクでコンテンツを外部と共有する」を参照してください。
公開リンクは Confluence の有料プラン (Standard、Premium、Enterprise) でのみ利用ます。公開リンクを設定できるのは Confluence ページやホワイトボードだけで、他の種類の Confluence コンテンツ (ブログ、データベースなど) ではできません。
公開リンクを知っている人は誰でもインターネットでそのコンテンツを閲覧できるようになります。
公開リンクでは、Confluence のコンテンツを閲覧できるユーザーに関する制限が無視されます。
通常、Confluence のコンテンツには、上位レベルのコンテナー、つまり親コンテンツ、スペース、サイト自体から継承したすべての閲覧制限が適用されます。一方、公開リンクはそうした制限の対象となりません。インターネット上でコンテンツ アイテムの公開リンクを知っている人なら誰でも、そのリンクから安全な読み取り専用バージョンを閲覧できます。
繰り返しますが、これは親アイテムを制限しても、子アイテムの公開リンクを閲覧できるユーザーには影響しないということです。
アトラシアンは、検索エンジンが公開リンクをインデックス化しないように、必要なすべての措置を講じています。
これは、公開リンクが検索エンジンによってインデックス化されないため、Google 検索では公開リンクを検索できないことを意味します。実際の公開リンクが必要となります。
公開リンクをオフにすると、その公開リンクでコンテンツにアクセスしようとするユーザーに対して、コンテンツが見つからないというメッセージが表示されます。ただし、その後、公開リンクを再びオンにすると、リンクは同じなので、すでに公開リンクを持っているユーザーはそのコンテンツに再びアクセスできるようになります。
公開リンクは次のように 3 つのレベルで管理されています。
グローバル権限では、製品管理者がサイトで公開リンクの使用を許可するかどうかを制御できます。サイトで公開リンクを許可しても、サイトが公開されるわけではありません。サイトのユーザーに対して、任意のコンテンツの公開リンクを有効にするオプションが提供されるだけです。
スペース権限では、製品管理者とスペース管理者が、特定のスペースで公開リンクの使用を許可するかどうかを制御できます。まず、サイト上で公開リンクを許可する必要があります。グローバル設定と同様に、スペース内の公開リンクを許可しても、スペースが公開されるわけではありません。スペース内のユーザーに対して、公開リンクを有効にするオプションが提供されるだけです。
特定のコンテンツ アイテムでは、コンテンツを編集でき、管理者が公開リンクを許可していれば、ユーザーは公開リンクをオンまたはオフにできます。コンテンツ アイテムを閲覧できるが、編集はできないユーザーでも、すでに有効になっている公開リンクをコピーして、インターネット上で共有することは可能です。
[グローバル権限] の [公開リンク] タブでは、製品管理者がサイト上のすべてのスペースのリストを取得し、スペースで公開リンクが許可されているかどうかを確認して、変更を行います。
Premium プランをご利用の製品管理者は、スペース管理者がスペースで公開リンクを許可することへのブロック、グローバル公開リンク トグルがオフになっている間の先制的なブロック、複数選択による許可の停止、許可、または許可のブロックを一括で実行できます。
製品管理者による公開リンクの管理に関する詳細は、「スペースで公開リンクを許可するかどうかを制御する」をご確認ください。
[スペース権限] の [公開リンク] タブでは、スペース管理者がスペース内のすべてのアクティブな公開リンクのリストを確認できます。また、スペース管理者は、すべてのアクティブな公開リンクをオフまたはブロックに設定できます。Premium プランでは、複数選択による一括でのオフまたはブロックを実行できます。
Premium プランをご利用の製品管理者は、スペース管理者がスペースで公開リンクを許可することへのブロック、グローバル公開リンク トグルがオフになっている間の先制的なブロック、さらにそれらの一括変更を実行できます。
製品管理者による公開リンクの管理に関する詳細は、「スペースで公開リンクを許可するかどうかを制御する」をご確認ください。
セキュリティ ポリシーで公開リンクを管理できる、組織管理者向けの制御が近日公開されます。
強固な管理機能に加えて、Confluence は公開リンクの主要なアクティビティを通知するので、どのコンテンツが公開されているかを常に把握できます。
製品管理者は、誰かがサイト全体の公開リンクを許可する (グローバル トグルを変更する) たびに通知を受けます。製品管理者は、サイトのどこかで誰かが公開リンクをオンにしたときに通知を受けるようにすることもできます。
製品管理者として公開リンクに関する通知を受信しないようにするには、次の手順に従います。
上部のナビゲーションの右上にあるプロファイル アバターを選択します。
[設定] を選択します。
サイドナビゲーションで [メール] を選択します。
編集を選択します。
[他のユーザーがこのサイトで公開リンクの使用を許可したときに通知を受け取る] と [他のユーザーが公開リンクを有効にしたときに通知を受け取る] のいずれか、またはその両方をオフにします。
スペース管理者は、誰かがスペースで公開リンクを許可 (スペース トグルを変更) するたびに、および誰かがスペース内で公開リンクを有効にするたびに通知を受けます。
スペース管理者として公開リンクに関する通知を受信しないようにするには、次の手順に従います。
上部のナビゲーションの右上にあるプロファイル アバターを選択します。
[設定] を選択します。
サイドナビゲーションで [メール] を選択します。
編集を選択します。
[他のユーザーがスペースで公開リンクの使用を許可したときに通知を受け取る] と [他のユーザーがスペースで公開リンクを有効にしたときに通知を受け取る] のいずれか、またはその両方をオフにします。
Confluence は既定で公開リンクを許可していますが、公開リンクが既定で有効化されているわけではありません。公開リンクが許可されていても、手動でそれを有効化する必要があります。
制御のタイプ | 既定で許可/有効化されているか |
---|---|
グローバル権限におけるサイト レベルの制御 | Allowed |
スペース レベルの制御 | Allowed |
コンテンツレベルの制御 | オフ |
初期設定は、サイトの作成日によって異なる場合があります
サイトが 2023 年 10 月 16 日より前に作成された場合、グローバルな公開リンクの切り替えは、有効にするまでオフになります。
サイトが 2023 年 10 月 16 日以降に作成された場合 (Confluence Cloud に移行するサイトを含む)、グローバル公開リンクのトグルはオンになります。すべてのスペースは既定で公開リンクを許可しているため、サイトを作成した時点から、サイトのすべてのスペースで公開リンクが許可されます。サイトで公開リンクを許可しないようにするには、グローバル トグルをオフにする必要があります。
製品管理者がグローバル トグルをオフからオンに切り替えて、サイトの公開リンクを許可した場合は、これまでの設定と関係なく、すべてのスペースが自動的かつ即座に「許可」ステータスに移行します。以前のステータスは記憶されません。
つまりこれは、公開リンクを本来許可すべきではないスペースのユーザーでも、管理者がそのスペースでの公開リンクの許可を手動で停止するまで、公開リンクを有効化できることを意味します。
Free プランでは公開リンクをご利用になれません。プランをアップグレードすると、公開リンクが使用できるようになり、これらの既定設定がトリガーされます。つまり、公開リンクはただちに有効になるわけではありませんが、プランのアップグレード後はサイト上のユーザーがサイトのすべてのスペースで公開リンクを自由に使用できるようになります。
アトラシアンは、公開の共有機能を完全に管理/認識できるようにすることが重要であると認識しています。Confluence では、管理者とエンド ユーザーの両方に対して、この機能を使用する際の保護を十分に提供しています。
一部のスペースでは、公開リンクを許可すべきではない場合もあります。こうしたケースでは、管理者が特定のスペースでユーザーが公開リンクを使用する機能をオフに切り替えられます。
製品管理者と組織管理者は、作成されたすべての新しいスペースで公開リンクを許可するかどうかを制御できます。既定では、新しく作成されたすべてのスペースで公開リンクが許可されます。
新しく作成されたスペースで公開リンクを許可するかどうかを変更するには、次の手順に従います。
右上にある歯車アイコンを選択して、製品設定に移動します。
[スペース権限] を選択します。
[公開リンク] セクションで、新しいスペースでの公開リンクを許可するかどうかを制御するトグルを選択します。
管理者がサイトまたはスペースで公開リンクを許可したい場合は、そのアクションがもたらす影響、つまりユーザーが公開リンクを有効にできるようになることが、管理者に対して明確に通知されます。
同様に、エンド ユーザーが公開リンクを有効にしようとした際には、そのアクションがもたらす影響について、次のように明確に通知されます。
このアクションによって公開リンクがアクティブになり、ページを閲覧できるユーザーなら誰でも公開リンクをコピーし、共有できるようにます。
コンテンツ アイテムの公開リンクをすでに持っているインターネット上のユーザーなら誰でも、コンテンツ アイテムの公開バージョンを閲覧できるようになります。その際、公開リンクを再度共有する必要はありません。
Confluence では、現在公開されているコンテンツを示すために、UI で複数のインジケーターを採用しています。これによって、公開コンテンツの編集時など、ワークフローの重要なポイントでどのコンテンツが公開されているかをユーザーやチームが理解できるため、誤った情報を誤ったユーザーと共有するのを防ぎます。
アイテムの公開リンクが許可されていない状況では、コンテンツ アイテムの公開リンクの切り替えはグレー表示されてオフになり、無効になります。これは次の場合が考えられます。
公開リンクが管理者によって明確にブロックされている。
スペース内で公開リンクが許可されていない。
サイトで公開リンクが許可されていない。
すべての公開リンクに関するアクション (公開リンクのコピーと共有を除く) は監査ログに記録されます。ユーザーによる公開リンクの有効化や無効化、スペース管理者によるスペースでの公開リンクの許可、製品管理者によるサイトでの公開リンクの許可などが実行されると、その都度すべてが記録されます。
特定のメール ドメインを持つユーザーに対して、サイトへの参加やサイト アクセスのリクエストを許可している場合、これらのユーザーはすべての公開リンクでも同じアクションを実行できます。ユーザーが Confluence にアクセスする方法の制御に関する詳細をご確認ください。
公開リンクへの訪問者には、安全な読み取り専用バージョンのコンテンツが表示されます。Confluence の内部 UI や公開リンク以外のコンテンツは表示されません。
訪問者は次のことを行えません。
コンテンツの編集
コメントの作成
コメントの表示
Confluence ナビゲーションの表示
コンテンツ ツリーとブレッドクラムの表示
共有されたコンテンツ以外のデータや、すべてのサードパーティ マクロを含む、ほとんどのマクロの表示
公開コンテンツの訪問者は、次のマクロのみを表示できます。
その他のすべてのマクロは、コンテンツの読み取り専用バージョンには表示されません。
この内容はお役に立ちましたか?