ユーザー クラスとは

知っておくべき主なユーザー クラスは、すべての Confluence ユーザーとすべての Confluence 管理者の 2 つです。これらは、Confluence にアクセスできる各タイプのユーザー全員を表しています。

すべての Confluence ユーザー クラスは、Confluence にアクセスできる全ユーザーを表します。

すべての Confluence 管理者クラスは、Confluence 管理者権限で Confluence にアクセスできる全ユーザーを表します。

これらのクラスにはスペース ロールを割り当てることができます。組織でユーザー グループがどのように編成されているかに関係なく、そのクラスのすべてのユーザーに適用されます。

ユーザー クラスと既定のアクセス グループ

既定のアクセス グループの例として、サイトが最初に作成されたときに Confluence で設定されている confluence-users グループがあります。これは、アトラシアンの管理でサイトへのアクセス権が付与されるときに、すべての新しい Confluence ユーザーが追加されるグループです。

このグループはサイトによって異なる場合があります (サイトの作成後にユーザーまたは組織がグループ名を変更している可能性があります)。あるいは、組織が既定のアクセス グループを使用していない場合もあります。

こうしたばらつきにより、どのグループが Confluence 内の全ユーザーを表しているかを把握することが難しい場合があります (特にスペース管理者の場合)。

ユーザー クラスを使用すれば、憶測に頼る必要がなくなります。すべての Confluence サイトで一貫して、すべての Confluence ユーザーを表すクラスと、すべての Confluence 管理者を表すクラスがあります。

ユーザー クラスで一般アクセスを設定する

ユーザー クラスは Confluence の一般ユーザーを表しているため、このクラスを使用してコンテンツへの一般アクセスを簡単に制御できます。

ユーザー クラスにロールを割り当てると、そのユーザー カテゴリに属するべてのユーザーに少なくともそのロールの権限レベルが幅広く付与されます。

スペースへのアクセス権にユーザー クラスを追加するには、次の手順を実行します。

1. スペースの [スペース設定] で [ユーザー] を選択します。

2. [ユーザーを追加] を選択します。

3. すべての Confluence ユーザーおよび/またはすべての Confluence 管理者を検索します。

4. ロールを選択します。

5. 追加 を選択します 。

6. [保存] を選択します。

すべての新しいスペースに既定の一般アクセスを設定する

Confluence 管理者は、サイトに作成されたすべての新しいスペースにユーザー グループの既定のアクセス レベルを設定できます。同様に、新たに作成されたすべてのスペースで、ユーザー クラスに既定のアクセス権を設定することもできます。

目的のユーザー クラスがテーブルに表示されない場合は、[ユーザーを追加] フローで追加できます。

既定のアクセス権の設定に関する詳細をご確認ください。

匿名ユーザー クラス

3 つ目のユーザー クラスである匿名ユーザーは、ログインしていないユーザーを表します (通常はインターネット上のすべてのユーザー)。

スペースで匿名アクセスが最初に有効化されるときに、"読み取り専用" アクセス権を持つユーザー クラス匿名ユーザーがユーザー テーブルに追加されます。これは、匿名ユーザーがコンテンツ表示以外の操作を行えないようにする特別なロールです。そこから、アクセス権をビューアー ロールまたはコラボレーター ロールに増やすことができます。

テーブルから匿名ユーザーを削除するか、匿名アクセス タブで匿名アクセスをオフにすることで、匿名ユーザーはスペースにアクセスできなくなります。

匿名アクセスの詳細をご確認ください。