Confluence でライブ編集ページを作成してコラボレーションする

現在、この機能は、試験的なアーリー アクセス プログラム (EAP) の一部の参加者のみが利用できます。

ライブ編集ページ EAP とは

ライブ編集ページは、Confluence での作業の作成と共有をよりダイナミックで、効率的かつ協力的に行えるように設計された試験的な機能です。

このアーリー アクセス プログラムでは、効率的なライブ編集ページを作成できます。ライブ編集ページは直ちに更新や共同編集が可能で、公開の必要がありません。ライブ編集ページに加えられた変更は自動的に保存され、すべての閲覧者に対してリアルタイムで反映されます。

Confluence のライブ編集ページの画像

開始方法

この EAP に参加しても、既存の Confluence ページにはまったく影響がありません。

2 つの方法でライブ編集を Confluence で始めることができます。

既存のスペースでライブ編集ページを「オン」にして、作成された新しいページが既定でライブ編集になるようにするには、管理者がいずれかのスペースのサイドバーから [スペース設定] を選択します。

スペースのサイドバーにある [スペース設定] エントリ ポイントの表示

次に、[スペースを管理] から [機能] を選択します。

[スペース設定] からの [機能] エントリ ポイントの表示

機能を切り替えるメニューが表示されます。 [コンテンツ] で [ライブ編集ページ] をオンに切り替えて、そのスペースで作成されたすべての新しいページが既定でライブ編集ページになるようにします。 繰り返しになりますが、スペース内の既存のページは影響を受けません。

[スペース設定] の [ライブ編集ページ] 切り替え設定の表示


まったく新しいスペースを作成して [コラボレーション] オプションを選択することも、既存のコラボレーション スペースにアクセスしてライブ編集ページにアクセスすることもできます。

Confluence での新しいコラボレーション スペースの作成フローの画像

既定では、スペースにアクセスできるすべてのユーザーが、そのスペース内のライブ編集ページを作成および編集できます。必要な権限がない場合は、スペース管理者に連絡してアクセス権を付与してもらってください。

 

ライブ編集ページの作成方法

いつものように、[作成] メニューから [ページ] を選択するか、サイドバーから [+] を選択して、新しいページを作成できます。

ページのグローバル作成の画像
サイドバーからのページのコンテキスト作成の画像

: 新しいライブ編集ページを作成すると、サイドバーにすぐに表示され、そのスペースにアクセスできるユーザーにも表示されます。これは、いつでも非公開にすることができます。

編集とコラボレーションの仕組み

Confluence でのライブ編集を使用すると、他のユーザーとリアルタイムでコラボレーションできます。複数のユーザーが同じページを同時に編集して、お互いの変更をすぐに確認できます。これにより、共同作業がやりやすくなり、競合を避けることができます。ツールバー上の円形のユーザー アバターを見れば、現在ページを編集しているユーザーがわかります。

ツールバー上のユーザー アバターの画像

共有

ツールバーの [リンクをコピー] ボタンを使ってリンクを共有するか、[共有] を選択すると、他のユーザーをページの閲覧やコラボレーションに招待できます。アクセス権があるユーザーは、ページに移動してリアルタイムで編集することができます。

[共有] モーダルの画像

コメント、@ メンション、タスク

テキストを強調表示してインライン コメントを残すことで、フィードバックの提供、変更の提案、質問をすることができます。また、ページにアクセスできるユーザーに @ メンションしたり、タスクを割り当てたりすることもできます。通知しないことを選択しない限り、相手にはすぐに通知されます。

プライバシーと権限

ライブ編集ページは、すべての Confluence ページと同じプライバシーと権限の設定に準拠しています。

ライブ編集ページを作成すると、サイドバーにすぐに表示され、そのスペースにアクセスできるユーザーにも表示されます。ツールバーのロック アイコン () を選択すると、ページを閲覧および編集できるユーザーを、いつでも確認または調整できます。

コピーして移動

ライブ編集ページは、従来と同様に、スペース内やスペース間でコピーして移動することができます。

コンテンツが保存されていることの確認方法

Confluence は 5 秒ごとにページ編集を自動的に保存するので、手動で作業を保存する必要はありません。

また、Confluence は、最後の編集セッションが完了してから約 30 分後に、新しいバージョンを [ページ履歴] に保存します。

その他のオプション メニューの [ページ履歴] の選択の画像

[...] メニューから [ページ履歴] を選択することで、ページのバージョン履歴を確認できます。[ページ履歴] では、ページのバージョンを比較したり、必要に応じて以前のバージョンに戻したり、ページの変化を追跡したりできます。

 

公開は引き続き選択可能か

Confluence のライブ編集では、コンテンツを表示したり、チームと最新情報を共有したりするためにページを公開する必要はありません。すべての編集は、ページにアクセスできるすべてのユーザーにすぐに表示されます。

ただし、ページをドキュメンテーション (またはその他の形式の最終コンテンツ) として個別の表示 / 編集モードで公開する場合は、[] (その他のオプション) メニューから[公開] を選択できます。

[その他のオプション] メニューの [公開] オプションの画像

現時点では、公開されたページをライブ編集に戻すことはできません。当社では、これを可能にするために積極的に取り組んでいます。

EAP エクスペリエンスに含まれないもの

作成した新しいコラボレーション スペースでは、Confluence のライブ編集機能をすべて利用できますが、現在の Confluence 機能の一部が、このエクスペリエンスではまだ利用できません。

Confluence でのページのライブ編集中に、現時点で利用できないものは次のとおりです。

  • Marketplace アプリ

  • 一部の Atlassian Intelligence 機能

  • プレゼンター モード

  • ページレベルのコメントとリアクション

自動化は可能ですが、以下の点に注意してください。

  • 「page published」イベントを含むルールは、ライブ編集ページが作成されたときにトリガーされます。

  • 「page updated」イベントを含むルールは、ユーザーのライブ編集セッションが終了してから約 30 分後にトリガーされます。

  • ページ単位のコメントはまだサポートされていないため、「page comments」を含むルールはライブ編集ページでは機能しません。

さらに、テンプレート・ライブラリへのアクセスは制限されており、一部のマクロを正しく表示して機能させるには、ページを公開する必要があります。


質問、懸念、フィードバックをお持ちの場合は、非公開のコミュニティ グループからご連絡ください。

この EAP への参加に関心をお持ちの場合は、こちらの参加申し込みフォームからご連絡ください。

その他のヘルプ