組織に公開されたボード
[Organization visibility (組織の公開範囲)] は、Enterprise ユーザーに新しいレベルのボードの公開範囲を提供します。ボードが「組織に公開」されると、管理対象ユーザーと Enterprise ワークスペース メンバーが、(Enterprise が管理するすべてのワークスペース上で) そのボードを表示できるようになります。ボードが属しているワークスペースは不問です。
この表示設定は、全員に向けた特定のボードを閲覧する必要がある、メンバー以外のユーザーを多く抱える顧客をサポートするために設計されています。全社向けに表示可能として設定できるボードの例としては、「OKR/ターゲット」、「オンボーディング」、「成長計画およびその他のテンプレート」、「企業イベント」、「オフィス マネジメント」などがあります。
初期設定では、Enterprise 内のすべてのボードの管理者が [組織に公開] ボードを作成または既存のボードの公開範囲を変更して、Enterprise 内の管理対象またはライセンス ユーザーを含む、Enterprise のすべてのメンバーに公開範囲を拡張できます。
企業内の全員が見ることのできるボードを作成する
Enterprise 内で作成されたボードは、初期設定で [ワークスペースに公開] になります。公開範囲を [組織に公開] に変更するには、[ワークスペースに公開] の横にある山型アイコン > [組織] の順に選択します。
既存のボードの公開範囲を「組織に公開」に変更する
ボード管理者は、ナビゲーション バー左上隅の公開範囲ドロップダウンに移動して、利用できるオプションから [組織] を選択できます。
公開設定が「組織に公開」に設定されているボードは、他の Trello ボードとまったく同じように動作して他のボードと同じ Enterprise 権限の対象となりますが、ボードの表示対象を設定する公開設定です。
Enterprise 管理者は、Enterprise 管理者向けダッシュボードの [ワークスペース設定] ページから、Enterprise 内で [組織に公開] ボードを作成できるユーザーを制御できます。
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