メール通知の設定

Jira では、重大なイベントが発生したときに、ユーザーにメール通知を送信できます (例: 課題の作成、課題の完了)。

始める前に: Jira 管理グローバル権限を持つユーザーとしてログインしている必要があります。

Jira 管理者ではない場合、受信するメール通知を個人設定で管理できます。詳細

メール通知

メール通知を有効にする

通知の送信元となるメール アドレスはプロジェクトごとにも設定できます。詳細については「通知スキームの作成」をご参照ください。

メール通知の無効化

Jira プロジェクトは通知スキームを使用して、プロジェクト アクティビティに関するメール通知を送信します。指定されたプロジェクトのメール通知を無効化するには、次の 2 種類の方法を使用できます。

  1. 通知スキームをプロジェクトから完全に削除する。 

  2. プロジェクトの通知スキームを編集してメールが送信されないようにする。複数のプロジェクトで使用されている可能性があるため、スキームの編集時には注意する必要があります。通知スキームの作成と編集について詳細をご覧ください

プロジェクトから通知スキームを削除するには、次の手順を実行します。

  1. プロジェクトのサイドバーから、[プロジェクト設定] > [通知] を選択します。

  2. [アクション] > [別のスキームを使用] を選択します。

  3. [スキーム] ドロップダウンで、[なし] を選択します。

  4. [関連付け] を選択します。

 

プロジェクトの送信元メール アドレスを構成する

Jira Cloud プロジェクトの送信元のメール アドレスを構成できます。これは通知に対する返信先のアドレスとしても機能します。このアドレスはメールからの課題またはコメントの作成と組み合わせて使用できます。

プロジェクトの送信元アドレスを設定すると、すべての通知がこのアドレスから送信されます。この設定はプロジェクトに固有で、他のプロジェクトの構成には影響しません。

プロジェクトの "送信元アドレス" は次のように構成できます。

  1. [設定] > [プロジェクト] の順に選択します。

  2. 送信元アドレスを変更したいプロジェクトを見つけて、 > [プロジェクト設定] の順に選択します。

  3. サイドバーから [通知] を選択します。

  4. メール アドレスの横にある鉛筆アイコンをクリックします。

  5. [メール通知] ページで、メール カードの横にある [編集] を選択します。

  6. [メール] ドロップダウンから、カスタム メール アドレスを選択するか、デフォルトの Jira Cloud メールを使用します。なお、デフォルトの Jira Cloud メールを使用する場合は、メール プレフィックスをカスタマイズすることもできます。

  7. 保存をクリックします。

使用できるカスタム メール アドレスのリストは、組織の管理者が admin.atlassian.com に追加する必要があります。ドメインからメールを送信するためにカスタム メール アドレスを追加する方法の詳細についてご確認ください。

 

メール受信者

Jira は、各イベント通知について、受信者が受信条件に該当する最初のメールのみを送信します。従って、1 つのイベント通知に対してユーザーが 2 つ以上の受信リスト (例: プロジェクト リードと現在の報告者など) に含まれている場合、ユーザーには条件を先に満たしたメール通知のみが送られます。Jira は、このユーザーが複数の受信リストに含まれていたことをログに記録します。

メール通知のユーザー制御

Jira Cloud サイトの各ユーザーは特定の状況に関するメール通知を無効化して、Jira から送信されるメールの量を削減できます。そのためには、ユーザーは個人設定を変更する必要があります 

既定では、次の場合に課題のアクティビティの更新情報がメールで送信されます。

  • その課題をウォッチしている場合

  • 報告者である場合

  • その課題の担当者である場合

  • 他ユーザーがそのユーザーをメンションした場合

特定のタイプの課題アクティビティについて更新情報をメールで受け取りたくない場合は、該当するチェックボックスを選択解除します。たとえば、誰かからメンションされたときだけメールを受け取りたい場合は、「You’re mentioned in a comment(コメントでメンションされている)」以外の、課題アクティビティに関連するチェックボックスをすべて選択解除する必要があります。

Eメール HTML 形式

各 Jira ユーザーは、個人設定で、送信メールにテキストまたは HTML 形式のどちらを使用するかを指定できます。Jira 管理者は既定のメール形式を指定できます。

  1. > [システム] の順に選択します。

  2. [既定のユーザー設定] を選択します。

  3. デフォルトの値を編集を選択します。

  4. [メール形式] ドロップダウンで、[テキスト] または [html] のいずれかを選択します。

  5. 更新を選択します。

メール通知のトラブルシューティング

ユーザーが課題の通知を受け取っている理由、または受け取っていない理由を診断するために、管理者が特定のユーザーとしてログインし、そのユーザーに偽装して、通知設定を確認してトラブルシューティングに役立てることができます。

Jira の Free プランでは 1 日あたり最大 100 通のメールを送信できます。メールが 100 通を超えると、通知の送信は翌日まで保留されます。プランをアップグレードすると、送信可能なメール通知を増やすことができます。有料プランにアップグレードした場合、この上限の引き上げに最大 30 日かかる場合があります。Standard、Premium または Enterprise プランのトライアル中、または最近実施した有料プランへのアップグレード後に、1 日あたりの送信メール上限を増やす必要がある場合は、サポート チームにお問い合わせください

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