リポジトリ タグ

タグを使用することで、リポジトリ履歴のある時点での特定のコミットにマークを設定できます。コミットにタグを設定すると、それ以前のすべての変更が含まれます。タグをあとから比較して、履歴の 2 つの時点で差分を確認することができます。タグは一般にリリース バージョンのマークに使われ、タグ名はリリース名になります。

Bitbucket Cloud では、Git リポジトリでのタグがサポートされます。Bitbucket 内でタグを作成することも、ローカルで作成して Bitbucket にプッシュすることもできます。

Bitbucket 内でのタグの作成

  1. Bitbucket リポジトリで、タグを設定したいコミットのリンクをクリックします。

  2. ページの右側の詳細部分で + ボタンをクリックします。

  3. タグ名を入力して [タグの作成] をクリックします。

タグを削除する

一度追加したタグを Bitbucket で削除することはできません。タグを削除するには、コマンド ラインから操作する必要があります。

コミットのタグの確認

  1. 左側のパネルで [コミット] リンクをクリックします。

  2. ページ上部のドロップダウンをクリックします。

  3. [タグ] タブをクリックします。

  4. タグを検索してクリックします。[コミット] リストが更新され、対象のタグを持つすべてのコミットが表示されます。

タグを作成して Bitbucket にプッシュ

Git リポジトリのタグをローカルで作成できます。タグは、作成された種類に応じて、Bitbucket のコミットのタグを一覧表示するさまざまな画面で表示されます。

Git リポジトリのタグ

Git では注釈付きのタグと軽量なタグの両方がサポートされますが、Bitbucket では注釈付きのタグのみ作成および表示できます。Git の注釈付きのタグはリポジトリ内で完全なオブジェクトとして保存されるため、名前、メール アドレス、日付、およびメッセージを含みます。軽量なタグには、このような追加情報は含まれません。

Git リポジトリでのタグの作成、プッシュ、およびその他の操作には次のコマンドを使用します。

タグの操作

Git コマンド

注釈付きタグの作成

1 git tag -a <tag_name> -m '<tag_message>'

軽量なタグの作成

1 git tag <tag_name>

すべてのタグのプッシュ (通常のプッシュではタグはプッシュされません)

1 git push origin --tags

1 つのタグのプッシュ

1 git push origin : <tag_name>

リポジトリ内のタグの一覧表示

1 git tag

リポジトリからのタグの削除

1 git tag -d <tag_name>
1 git push origin :refs/tags/<tag_name>

タグを使用して diff を比較する

1 つ以上のタグを取得したら、そのタグを別のタグまたはブランチと比較することができます。

  1. [その他のオプション] () ボタン > [ブランチまたはタグを比較] の順に選択します。

  2. 各ドロップダウンから、比較に含めるタグやブランチを選択します。

  3. [比較] をクリックします。

2 つのバージョン間の差分、コミットの一覧、およびマージされたプル リクエストが表示されます。

 

その他のヘルプ