リポジトリのフォーク

Git では、head / trunk、または既存のブランチからブランチを作成します。この場合、変更はメイン プロジェクトのリポジトリの一部となります。プロジェクトのまったく別のコピーで作業したい場合は、フォークを作成してください。 

フォークとは、特定の時点でリポジトリをクローンし、そこから変更を進める方法です。フォークは、クローンと同義です。Bitbucket Cloud は元のリポジトリとフォークの間の関係を管理します。後でリポジトリに再びマージする可能性があるような重要な開発作業を行うような場合、フォークが特に便利です。基本的なワークフローは次のとおりです。

  • Bitbucket でフォークを作成します。

  • フォークされたリポジトリをローカル システムにクローンします。

  • ローカル リポジトリを変更します。

  • 変更をコミットします。

  • Bitbucket でリモート フォークに変更をプッシュ バックします。

  • フォークされたリポジトリ (ソース) から元のリポジトリ (ターゲット) にプル リクエストを作成します。

ワークフローの最後の手順は、元のリポジトリのオーナーが変更をマージするための作業です。

リポジトリのフォーク

  1. リポジトリに移動して、右上隅の [その他のオプション] () ボタンを選択します。

  2. ドロップダウン メニューから [このリポジトリをフォーク] を選択します。

  3. [フォーク] ダイアログで、フォークのオプションを定義します。

ワークスペース: 既定ではログインしたアカウントになります。複数のワークスペースでリポジトリを作成する権限を持っている場合、ドロップダウン メニューとして表示されます。

プロジェクト: プロジェクトの名前。

名前: これはフォークされたリポジトリの名前です。

アクセス レベル: 既定では、システムにより、元のリポジトリと同じアクセス レベルのフォークが作成されます。そのため、オリジナルが公開されている場合、フォークも公開されます。これを変更し、フォークを非公開にできます。元のリポジトリの管理者は、公開フォークが作成されるのを防ぐことができます。この場合、フォークするユーザーがアクセス権を変更することはできません。

権限: 既定では、フォークはユーザー / グループ権限を継承します。たとえば、オリジナルへのアクセス権を持つアカウントが 4 つある場合、フォークはそれらのアカウントに同じアクセス権を付与します。アカウントで公開リポジトリをフォークすると、Bitbucket プランの制限を超えてしまう場合があります。フォークを非公開にするか、元のリポジトリからユーザーを継承しないことで、プランに影響が出るのを防ぐことができます。

フォーク: プライベート フォークのみを許可するかどうかを選択します。

3. [リポジトリをフォーク] ボタンを選択します。
システムによってフォークが作成されて、リポジトリの [ソース] ページが開きます。

フォークの同期

リポジトリをフォークした後に、他のユーザーが変更をコミットして、リポジトリのデータが変更される場合があります。このような変更はフォークには自動表示されません。未処理のコミットをプルするには、フォークを同期する必要があります。 

  1. フォークにアクセスします。

  2. フォークがコミットよりも遅れている場合、右端のサイドバーにある [リポジトリの詳細] ペインの下部に、未処理のコミット数を表示する [同期] ボタンが表示されます。

  3. フォークを元のリポジトリと同期するには、[リポジトリの詳細] ペインの下部にある [同期] ボタンをクリックします。

  • リポジトリのメイン ブランチのみがフォークと同期されます。他のブランチの変更は検出されず、それらと同期することもできません。

  • リポジトリのメイン ブランチではないブランチを同期するには、親リポジトリとフォークされたリポジトリの両方でメイン ブランチとして同期するブランチを選択する必要があります。これを行うと、リポジトリの [ソース] ページの右端のサイドバーにある [リポジトリ詳細] ペインに、[同期] ボタンが表示されます。または、[ブランチ] ページの [コミット] セクションにある情報バーで [今すぐ同期] リンクを選択します。



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